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お金で成功する近道は〇〇家になること⁈
ネットが普及した現代では、ベンチャー企業を立ち上げた起業家やアメリカの大手IT企業の社長らが富裕層に名を連ねています。
もちろん、ネットの普及の波に乗って事業拡大に成功してきたわけですが、必ずしもネット関連企業ばかりでもありません。では現代で成功者と言われる人達には何が共通しているのでしょうか?
彼らに共通しているのは「資本家」なのです。
資本とは?
そもそも資本とはなんでしょう?
私たちが暮らしている日本は資本主義国家ですが、資本主義とは何かを考えながら生きてる人は一部の方を除いてほぼいないでしょう。
資本主義と言ってもこのブログでは正確には資本主義経済のことを指します。
「資本」とは経済活動に用いる資金や資材を意味します。投資は、資産に対して資本を投じることで、資本を投じられた資産は新たな資本を生み出していくのです。
資本主義が生まれる前、人々は自分達の消費のために生産活動をし、自分達が生み出すもの以外で必要なものは他の人が生み出すものと物々交換をして手に入れていました。
文明が発達し、消費も拡大しました。その結果、資本の元とも言える「お金」が生まれ、資本主義も生まれたわけですね。
そして資本主義はイギリスで起こった産業革命により進化を加速させ、現代のようなシステムが構築されました。
資本主義は生産手段をもつ人間(=資本家)が生産手段を持たない人間(=労働者)を雇い、資本+労働の活動で利潤追求する仕組みと言えます。
資本主義で成功するには?
つまり、資本主義で成功をするためには資本を持っている立場になることなのですね。
回りくどくなってしまいましたが、要するに資本家になることですね。
冒頭でも書いた、成功者と言われる人達も分野は様々ですがそれぞれが立派な資本家ですね。
「結局、社長とかにならなきゃ成功者になれないってこと⁈」
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。極論を言えばそうですね。
現代の資本主義で成功するには、資本を制御できる立場になることは言うまでもありません。
誰でも資本家になれる方法がある⁈
「資本家は凡人には遠い道のりだ…」
「お金持ちの家庭に生まれていれば…」
と残念な気持ちになってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、諦めるのはまだ早いです!
先ほど資本主義で成功するには資本を制御する立場になると書きましたが、資本を制御しているのは社長などだけではありません!
もちろん、自分自身の熱意とチャレンジ精神がある方は起業家として資本を制御する立場になるという道もあります。
ただ、誰でも気楽にできることではありませんよね!熱意はあっても環境や様々な事情によりハードルは高くなってしまいますね。
もう一つ、資本家になる方法があります。
それは、資本を投じて株主となること。すなわち、投資家になることです。
先ほど、『資本を制御する立場になる』という表現をしましたが、投資家はお金で株式を購入します。株式を手にすれば、そこで投資家は株主という立場になります。
株主には持ち分に応じて経営に参加できる権利など様々な権利が与えられます。
株主総会に参加して、経営陣に直接意見を言うことも出来てしまいます。(もちろん、その意見を経営陣が聞き入れるかは別ですが…)
ただ、実際に自分が応援したい企業の経営に参加して経営方針や経営者の想いを聞いたりすることは普段の生活ではなかなかできない貴重な経験になりますね!
金、金、金…じゃあ続かない!
ですが、だからと言って金だけ追い求めては長続きはしません。
もちろん投資の最終目標は利益を得ることにありますが、それだけを追い求めると必ず大火傷を負います。
人間には欲があります。その欲が理性を鈍らせ冷静な判断をできなくさせるのです。
株主になるということは、大袈裟な表現をすれば「人間のオーナーになる」ことです。
どんなに資本主義が進化しても根本にあるのは「より豊かな生活をしたい」という人間の本能であり、そしてそのために努力をしている人達の存在です。
資本家になるには、利益を追い求める姿勢だけではなく、「応援したい!」という気持ちを忘れてはならないと思います。