組み合わせると…
以前、このブログではROEについて触れました。
投資の世界にはよく似た言葉がいくつもあります。
今回は、『ROE』によく似た『ROA』についてです!
ROEではなくて⁈
以前、このブログでは投資をする上で大切な用語ということで、ROEについて書きました。
そして、そんなROEと混同しやすい指標が、ROAです。
ROEは自己資本に関する指標であるのに対し、ROAは総資産に関する指標です。
ROAとはなんなのでしょうか?
ROAとは?
ROAとは「Return On Asset」を略した言葉で、日本語で総資産利益率や総資本利益率を意味します。
具体的には、総資産(会社が保有する資産の合計)に対する利益を示す指標です。
一般的に、ROAの目安は5%前後です。
ROEと同様に、ROAが高ければ効率よく稼いでおり、ROAが低ければ経営効率は悪い可能性があります。
ROEとセットでみると…
このROAは、よく似たROEと組み合わせることでわかることがあります。
ROEが高い(低い)のに、ROAは低い(高い)場合がある点に注意は必要となります。
ROEが高いにもかかわらずROAが低ければ、大きな負債を抱えている可能性があるのです!
また、逆にROEが低くROAが高ければ、借入などの資金調達手段をうまく活用できていない可能性が高いです。
このようにROEと組み合わせることで、見えてくるものがあるのです!
指標はいくつもあり、覚えるのが大変ですが、一つ一つ見ていくだけでなく、組み合わせることでわかることがあるのですね!