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資産運用は『守り』も大事!

 あなたは、これから投資を始めるにあたってまず何をしますか?

 これまでも投資は『知識』が重要ということをこのブログでは書いてきました。

 書店へ出かけると投資の本のコーナーには様々な本が並びますね。

 ネットで検索すればするほど投資に関する情報が山のように出てきます。

 ですが、私が思うにその情報の中で明らかに足りない考え方があります。

資産運用とは

 そもそも資産運用とは何でしょう?

 もちろん、定義は人によって様々あるかとおもいますが、わかりやすく言えば『金融財産を投資などを活用することで育てていく』ことでしょう。

 個人的には、この『育てていく』という表現がミソだと思います。

 投資関連の書籍を見ると、新NISA制度関連の書籍は別として、どちらかというと『こうすれば儲かる!』とか『目指せFIRE!』といったような『儲ける』方向に向いている内容ものが目立ちます。(きっとその方が売れるからだとは思いますが…)

 この『儲ける』方向にばかり向いてしまっているやり方は、短期的な『投資』ではアリかもしれません。

 しかし、長期目線で『育てていく』場合には逆に危険を招く可能性があるのです。

『攻め』だけでは足りない!

 相場には波があります。

 上がるときもあれば、下がるときもあります。

 また、投資を経験した人なら体験した人も多くいるかと思いますが、相場はコツコツ上がっていき、ある時ドカン!と下落します。
※ハイリスクの商品は別ですが…

 短期の投資ならば、極論を申し上げればこのドカンさえ逃れることができればいいわけです。

 しかし、長期目線の場合にはこのドカンを乗り越えていかなければいけないのです。

 つまり、何が言いたいかというと、『攻め』だけでなく『守り』も重要だということです。

『攻撃+守備』で考えよう

 短期的投資をサッカーで例えればPK戦のようなものでしょう。

 その瞬間、どちらに蹴るべきか…

 一方、『資産運用』は90分間の試合を考えなければいけません。

 攻めてばかりでは、攻められた時に手が回らなくなってしまいます。

 値上がりを追求しすぎると、下落したときのダメージが大きくなり、KOとなってしまうのです。

 下落したときになるべく下がりにくい商品も組み合わせて、『攻撃+守備』で考えていかなくてはいけないのです。

 下落相場の時にいかに損を小さくできるか…

 投資を始める人の多くは『どうすれば儲かるのか?』を追い求めがちですが、『どうすれば損をしないか?』が実は重要なのです!

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