リスクヘッジとは?
仕事や趣味に限らず、その分野や業界でしか使わない『専門用語』というものがありますね。
日常ではあまり聞かないような言葉でも、横文字であればなんとなくワードから意味を想像して…
なんてこともできますが、その横文字も全くこれまでに聞いたことがないものであれば、それもできませんね。
とくに投資を始めると日常ではまず触れず、今までに出会ったことのないような単語が出てきます。
今回は、「リスクヘッジ」という単語について触れていきます!
リスクヘッジとは?
投資を始めるとリスクに関する単語がいくつも出てきます。
それだけリスクについて考えることが重要だということなのです。
その中でも耳にする頻度が高いのが、『リスクヘッジ』です。
リスクヘッジとは、将来のリスクを予測し、被害を避けたり、最小限に抑えたりするために対策を図ることです。
もとは金融用語でしたが、現在ではビジネスなど様々なシーンで使用されています。
1つだけの会社に投資を行った場合、株価の下落によるダメージも大きいものです。
しかし投資する会社を分散しておくと、1つの投資先でマイナスが出てもほかの投資先で利益が得られる場合もあります。
ヘッジってどんな意味?
そもそも「ヘッジ」とはどんな意味なのでしょう?
リスクは日本語でも使いますし、先ほども書いたように投資以外のビジネスのシーンなどでも登場するようになりました。
しかし、ヘッジという単語はあまり聞かないですね。
「ヘッジ(hedge)」は、「防止策」という意味を持ちます。
英語では「ヘッジ」のみで危険を回避するといった意味合いになり、金融業界でもしばしば「ヘッジ」だけが用いられることもあります。
「あらかじめヘッジしておく」といった感じです。
よく似てるけど…
リスクヘッジによく似た言葉で「リスクマネジメント」という単語を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
リスクマネジメントとは、「将来的に生じる可能性が考えられるリスクに向けて適切な対策や行動を取る」とか、「起こり得るリスクの大きさをあらかじめ予測して、そのリスクに対応できる体制を事前に備える」ことで、危機管理自体を表す用語として使われています。
たとえば資産運用で、これから下落する可能性があるときに、資産価値の下落を最小限に抑えるために他の取引を利用することもリスクマネジメントといえますね。