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富裕層はどこにいるのか?

日本で富裕層といえば、どんな人をイメージしますか?

ユニクロの柳井氏やソフトバンクグループの孫正義氏などが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

では、世界の富裕層はどうでしょう?

今回は世界の富裕層についてみていきます!

富裕層とは?

そもそも『富裕層』とはどのくらいの資産の人を指すのでしょうか?

富裕層とは、野村総研によれば、「純金融資産保有額が1億円以上5億円未満」の世帯を指すそうです。

ちなみに、ここでいう純金融資産とは、「世帯として保有する金融資産の合計額から不動産購入に伴う借入などの負債を差し引いた」もののことです。

2021年の段階では148万5,000世帯が該当しているそうですが、日本の人口でみるとわずか2%しかいないのです。

富裕層のさらに上が…

ですが、上には上がいます。

それが『超富裕層』とよばれる層です。野村総研によれば、純金融資産が5億円以上の層を指しているそうです。

つまり富裕層と呼ばれる層の中でもさらに上位の豊かな層というわけです。

ちなみに、先ほどの定義はあくまでも日本のもので、世界の長富裕層について調査して毎年発表している、調査会社Altrataでは、純金融資産が3000万ドル(約44億円)を超える層を超富裕層と定義しているそうです。

もう訳がわかりませんね…

超富裕層が多い国は⁈

では全世界で超富裕層はどこの国に多いのでしょうか?

なんとなくアメリカはセレブが多そうですよね。

ではAltrataが発表した「超富裕層レポート2023」から、超富裕層が多い世界の国TOP10を発表します!

  1. アメリカ

  2. 中国

  3. ドイツ

  4. 日本

  5. イギリス

  6. カナダ

  7. 香港

  8. フランス

  9. イタリア

  10. インド

世界の超富裕層は合計395,070人で、国別にみると、超富裕層がもっとも多いのはアメリカですね!ちなみにアメリカの超富裕層は129,665人で2位に圧倒的な差をつけています。

イメージ通りのセレブの多さです。

超富裕層の多い都市は?

では最後に超富裕層が多くいる都市はどこなのでしょうか?

  1. 香港

  2. ニューヨーク

  3. ロンドン

  4. ロサンゼルス

  5. サンフランシスコ

  6. シカゴ

  7. シンガポール

  8. パリ

  9. 東京

  10. ワシントンD.C.

1位は香港でした。ただ、国のランキングとは異なり2位のニューヨークとの差は小さく、この二つの都市だけ一万人を超えていました。

一方で9位の東京はこのランキングの前年から−27%と大幅に減少してしまっています。

これは、コロナ禍によるリモートワークの普及で都心から出て行った富裕層がいることを示しています。ここにもコロナの影響が出ているのですね。

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