ハロウィンと投資⁈
今日は10月31日、ハロウィンの日ですね!
最近では、仮装をした人々が街にあふれて飲酒をしたりトラブルを起こすようなあまり良くないイメージが定着しつつあるイベントですが…
そもそもここまで規模が大きくなってきたのは最近のことなんです。
今回はそんなハロウィンと投資の関係について触れていきます!
そもそもハロウィンって?
冒頭でも書いたように、今や子供だけでなく大人まで参加する一大イベントとなったハロウィンですが、本来はどのようなイベントなのかご存知ですか?
アメリカ発祥の仮想イベント…
なんてイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は2000年以上も前からヨーロッパに存在していた宗教的なお祭りが起源とされています。
ヨーロッパのケルト人が行っていた『サウィン』という祭礼が起源とされており、秋の収穫を祝うだけでなく悪霊を追い払う行事だったのです。
ケルト人の暦では、10月31日が1年の終わりの日でいわゆる大晦日でした。
この日は現世と来世を隔てる境界が弱まり死者の魂が家族のところへ帰ってくるとともに悪霊も一緒に考えられていたのです。
そこで、悪霊から人間だと気づかれないように仮装をして追い払ったという風習が仮装をするの由来とされています!
ハロウィンと投資
さて、そんなハロウィンは投資と何か関係があるのでしょうか?
実は、ハロウィンにまつわる面白いアノマリーがあります。
※アノマリーとは、市場において理論的に説明はつかないけれどよく見られる傾向や経験則のことで、よくわからないけれどそうなることが多いという現象です。
それが、「ハロウィン効果」と呼ばれるものです。
これは、10月末に株式を買って翌4月末に売れば、最も効率的にリターンを上げることができるというものです。
はたして本当にそうなのでしょうか?
実際に過去のデータを見てみたところ…
1971年10月末から2013年4月末までの分析では、42年中、プラスの年は32年だった一方で、マイナスの年は10年しかありませんでした!
ちなみに平均騰落率+8.8%、最大+55.2%、最小-31.1%となりました。
絶対とは言いきれませんが、それなりに有効と言えそうですね!