【忘れないで!】儲かっている人の裏では・・・
みなさんは毎日スマホやパソコンなどでネットは見ますか?
ちなみに私は毎日見ます。
ネットが普及したことで私たちの生活の中でも優先順位は上がり、今や欠かせないものとなりました。
私は二人の息子がおりますが、幼稚園も小学校も以前のような紙のお便りは廃止され、専用のアプリでお便りのファイルが添付されてきます。
時代の流れですね。
投資でもネットの普及による影響は大きく、とくにネット証券とSNSの普及は、わずか10年ほどでそれまでの日本の投資環境を一変させてしまいました。
見えないものが見えるようになった
これまでの投資は、我々一般の投資家からすると情報の収集手段も限られており、どちらかと言えば一方通行な情報ばかりでした。
現在ではスマホで検索をすれば日経平均もNYダウも円相場もすぐにリアルタイムの値段が出てきますよね?
かつては新聞の株価の欄や電話で証券会社に問い合わせるくらいしか値段を知る術がなかったわけですから、ものすごい量の情報を得られますね。
また、SNSが普及したことで、お金に関する個人の情報がオープンになってきました。
投資家同士の情報共有だけでなく、大きな資産を得た個人が自分の資産や投資の状況をリアルタイムで公開したりと、それまでは聞いても明かされなかった情報まで出てくるようになりました。
若い年齢の投資家が高級車を乗り回している映像や高級料亭で投資家同士がオフ会を開いている投稿を見かけたりすることもあります。(その投稿内容がフェイクかどうかはここでは置いておきます)
これまで証券会社でさえも知らなかったであろう実態が投資家自身によって明かされているのです。
見えなかったものが見えるようになってきているのです。
儲かる人がいれば損している人もいる
相場の値段は需要と供給で決まります。
買う人が増えれば値段は上がりますし、売る人が増えれば値段は下がります。
値段がついている以上はどちらか一方のみということはあり得ません。(買うもしくは売る人だけになると値段がつかなくなってしまいます)
利益を出した人がいるのであれば、同時に損をしてしまった人もいるのです。
どんなに相場が上がってバブルのような状態になっても、儲かる人ばかりとはならないのです。
損をしている人もいれば、相場に乗らずに利益も損も出ていない人も一定数います。
儲かっている人を見てうらやましく思うこともありますが、決して華やかな部分だけではないことを心にとどめておく必要があります。
備えをしよう
投資と聞くと、利益をだすことばかりクローズアップされがちです。もちろん利益を出すことは重要です。
しかし、相場は常に波があります。上がるときもあれば下がるときもあります。
上がっているときは良いかもしれませんが、下がるときに備えておかなければ資産は減ってしまいますね。
どうすれば儲かるのかに注目しがちなのですが、今ある資産が減らないようにするにはどうすべきかを考えましょう。
ときには売却して市場から撤退し、資産を現金だけにしておく「退避」も必要となるかもしれません。
儲かる方法があれば損を避ける方法も存在しています。
成功している例ばかり追って大きな賭けに出るのではなく、いざというときに備えながら行うことが大切なのです。