我が家のこもりスペース
こんにちは。
ふきさんです。
我が家にある2つのこもりスペースをご紹介。
1つ目は寝室横のワークスペース
2つ目はリビングにあるヌック
同じこもりスペースですが、役割が明確に分かれています。ワークスペースは作業をする空間。ヌックはゆっくりくつろぐ空間。使い方に合わせてそれぞれの小さく意味のある工夫があるのでご紹介します。
こもりスペースの意味
1人になれる場所が家の中にあることはもちろんですが、小さな空間があると家の中にメリハリが生まれます。このメリハリがすごく大切。我が家ではリビングからダイニング、ダイニングからヌックと2段階に床の高さを変えることで、一体的な空間にメリハリをつけてます。
そもそも僕たちが広い大空間で暮らすイメージが出来なかったのもありますが、、
ワークスペース
2畳の広さがあるワークスペース。2畳というと狭そうですが、本棚もつけて1人ゆとりを持って座れます。座って眺める庭がいい感じです。この空間のポイントは2つ
・窓による視界の抜け
・完全に閉じきっていないこと
座って正面に窓があるのとないのでは閉塞感が全然違います。特にこの窓は庭に向いているので、視線が遠くに抜けていきます。カウンターの高さに合わせて窓を設置したほうがキレイですが、目線の高さに合わせた高さにしました。
2畳しかないワークスペースは戸で完全に閉じ切らず、通路の一部になってます。壁の量が減ると入ったときに狭さを感じにくく、外にも視界が抜ける。
本棚の高さを少し低めにしているのも小さな工夫。天井が少し広く見えるので、目の錯覚で広く感じます。天井まであってもきっと使わないですしね。
ヌック
そもそもヌックとは「こじんまりとした居心地の良い空間」のことを言うらしい。なので形や広さ、しつらえは様々。少し広めに薪ストーブを置いてる方もおられます。
我が家のヌックスペースです。一見シンプルなように見えてサイズやしつらえはこだわってつくりました。寝てもよし、TVを見てもよし、本を読んでもよしのなんでもスペース!
・天井が低い
・木でしつらえている
・リビングの一部
サイズは座ることを前提にしているので、天井は低めに180cmしかありません。座面からだともっと低い。天井が高いと間延びしてしまいます。本棚を作りつつ横になっても不自由ない幅と奥行きやダイニングに座って、ヌックにもたれてもしんどくない座面の高さなどなど。
壁と天井は落ち着いた雰囲気になるようにシナの木で仕上げ、座る部分はサイズオーダーした少し固めのクッション。安定感もバッチリ。無印のマットレスカバーをかけているだけなので、気分に合わせてカバーを変えることもでき、汚れても洗うことができます。
リビングの一部なのですごくオープンだけど、こもった雰囲気の独特な空間。ベンチや畳スペースとも少し違い、しつらえや高さ広さの変化でちゃんと1つの空間として成り立っています。
家の中の小さな空間ですが、どちらも我が家でとても大切な場所になりました。誰かが泊りにきたときはここがベッド代わりになることでしょう。
最後に
最近はCMの影響か、天井は高いほうがいいような傾向にある気がしますが、個人的にはあまり好きではありません。高いのが嫌いというよりは全て高ければ良いわけではなく、低い部屋もあれば高く開放的な部屋もある。
メリハリをつくることでお家の中がより広く感じるし、よりこもった空間にもなるのではないかと思ってます。何事もバランスですね。
では次もお楽しみに。
ふきさん