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SARS-Cov2 は人工ウィルス と断ずる根拠-2

オミクロンの報告があってしばらくの間でも、私は新型コロナウイルスが人工であるとは考えていませんでした。あくまでも自然に発生するのだとしたらどのようなことがあったのだろうかと考えていました。変異のスピードがほかのRNAウイルスに比べて遅いとされるコロナウイルスで、どうして次々と武漢株と大きく異なる変異体が出てくるのか。また、オミクロン変異体がどうやって生じたのか、どうして出現まで全く中間体が検出されなかったのか、不思議でなりませんでした

その後しばらくして、私の共同研究者であった田中淳先生(現、大阪医科薬科大学助教)が、オミクロン変異体は人工ではないか と私に言い始めました。彼はオミクロン変異体のスパイク蛋白の配列を武漢型のものと塩基配列レベルで比べたのです。私はそれまで、アミノ酸配列に変換して比較したものしか見ていなかったのです

塩基配列を比べた図を見て、私は瞬時に 凍りつきました

「新型コロナは人工物か?(宮沢孝幸著)」より引用
新型コロナウィルスに係る "奇異なことども"
図1
図2
図3

私は新型コロナウイルスの各変異体は、私の長年のウイルス研究から得られた知見をもって、自然発生したとは考えられないのです

ただし、私が知らない未知のメカニズムがあって、自然にできた可能性がゼロではありません。また、データベースそのものが攪乱されている可能性や、間違っている可能性もないとは言えません。しかし、今のところ 出ているデータからは人工に作られたと考えざるを得ない というのが偽らざる気持ちです。それを公表すべきなのか、そうでないかに関しては議論があるかもしれませんが、私は新型コロナウイルスが人工ウイルスであるならば、それはとてつもない犯罪であり、二度と繰り返してはならないと思っています。その観点から、人工ウイルスであるのかに関して真剣に科学的な議論が必要だと考えています。しかし、科学の世界ではこの議論すらも封殺されているようです

「新型コロナは人工物か?(宮沢孝幸著)」より引用