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この国に生を受ける者の務め
縄文や古墳の遺跡を訪ね歩き、この国の先史時代に係る本を読むほどに、この国に生を受けた幸せを感じます。
併せて、ヨーロッパや東アジアの先史時代を眺め見ると、この国の歩みだけがユニークでないことも判ります。地球規模の気温変動に対する人類の対応はよく似ており、それらは場所・人種を問わず時期を同じくして異なる場所に現れています。
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とはいえ1万年を超えて時を刻み続ける ”くに” は、地球上にはこの国おいて他にありません。それゆえ、この国に生を受ける人々の選択は、きっと計り知れない影響を人類全体に与え続けることでしょう。