落ち着いてきたかも
4月に新しい環境に飛び込んでもう少しで半年が経とうとしている。ようやく生活のリズムが掴めてきた感じがある。
自分は不安に弱い。3月31日、引っ越してきた初日にいきなりとてつもない不安に襲われた。これからどうしていったらいいのかが何も見えてこなかった。自分は未確定要素があると不安を感じやすい。この時は未確定要素しかなかった。いつから大学に行けばいいのかすら分からなかった。まだ片付けの終わってない部屋のベットの上で感じたのをはっきりと覚えている。
思えばそれが一番不安を感じた瞬間だった。あれからその瞬間以上の不安を感じてはいない。大学が始まっていろんな初めてのことを何が何だか分からないまま経験して、あっという間に時は過ぎていった。よく時間が過ぎるのが早く感じたとか遅く感じたという表現があるが、自分はあまり分からない方だった。別に早いも遅いもないだろう、妥当じゃねーの?と思うことが多かった。でもこの半年間については早かったと思う。
ただはっきり言ってこの半年間はキツかった。去年もキツかったけどそれとは種類が違う。周りに沢山優秀な人がいるが故の焦り。際立つ自分の実力不足。動かない身体。追いつかない気持ち。拙いコミュニケーション。自分のせいと言えばそうなってしまうからキツイ。自由が故に自分をコントロールしないといけないけど、それがうまくいかない。めちゃくちゃ寝て食べる時もあればその逆もあって生活習慣がめちゃくちゃ。半年間でありとあらゆる自分の弱さを味わった。
自分は大学院の修士1年で研究をしている身だ。研究発表でクオリティの低いものを出したとか、留学生の英語が全く聞き取れず会話にならなかったとかいろいろ恥をかいた。研究は全然進んでいない上に単位は少し落とした。これが半年間の結果である。
今はどうなんだと言われると何故か落ち着いている。何か大きく状況が変化した訳でもない。ただ不安を徐々に取り除く作業をしているからかもしれない。自分にとって不安を取り除くとは近い未来のビジョンを見えるようにすることである。自分のするべきことが今は真っ直ぐ見えている。これが見えなくなったらまた前みたいに心の中で取り乱すかもしれない。
あと心を安定させるには生活が充実していなければいけないのを実感した。研究関連のことを全部忘れる時間が大事なのが分かった。いわゆるメリハリってやつだ。追い込まれていた時はずっと研究のことを考えていた。当たり前と言えばそうなんだが気づいたら忘れてる。
これからは気分のアベレージを上げたい。この半年間は気分が通常よりも少し落ちているぐらいの時が多かった。平常時の気分をもう少し上げていきたい。そうするとふとした時の選択に良い影響があると思っている。人はいろんな選択を日々している。例えば昼飯どこで食べようかという小さい選択をする時に、じゃあいつもと違う所行こうかなとかちょっとだけ前向きな選択が気分が良いとできる気がする。そんぐらいの小さい選択を出来た自分から自己肯定感を上げれたらすんごいお得感があると思う。いつも行ってる店が悪いなんてことはないけど。
前書いたnoteみたいなことグタグタ考えるのはホントにたまにして、何も余計なこと考えずに突っ走っていきたい。次の半年はいい意味であっという間だったと言いたい。