琵琶湖花火大会から貴船神社へ～　大阪日帰りの予定が一泊二日の大旅行になった。その９

２０２４年８月９日（金）朝。
宿の朝食をいただく。おいしそうなみそ汁の香り。
まるで実家の朝ご飯のようだ。
久しぶりの京都新聞もある。
温かい。
なんという素敵な宿なんだろう。

おなかも心も満たされて
宿からいそいそと琵琶湖へ。

昨日とはうって変わって静かな琵琶湖。
まだ、仮設トイレやパイプいすが並んでいる。

本当に昨日花火大会があったんだなあ。
あの感動は夢じゃなかったんだなぁ。
たくさんのパイプ椅子を見ながら、昨日の余韻に浸る。

早朝ジョギングをする人もちらほら。
ゆったりと停泊するミシガン。
穏やかでさわやかな空気。
朝日がまぶしい。今日も快晴だ。

ぶるるんぶるるん。
お。トラックが何台かやってきた。
片付けが始まるのだろうか。
邪魔にならないようにホテルに戻ろう。

帰りに京阪の浜大津駅を通る。
ふと、路線図を見ると、貴船の文字が。
貴船、貴船、貴船神社のある貴船だ。

貴船神社。
初めて知ったのは何年前だろうか。
いつか行ってみたいと思っていた。
ものすごいパワースポットと聞いている。

行ってみたい。という願いをもってはいるものの、
今までどうやっていけばいいのか、正直よく分からなかった。
いや、正確に言うと、何度も行き方を調べてはみたものの
京都駅からあまりにも遠そうで、接続も難しそうで、
行くことをあきらめていたんだ。

駅員さんに話を聞くと、乗り換えは２回で三条と出町柳とのこと。
出町柳から神社の最寄の貴船口まで行って、
そこからはバスもしくは徒歩とのことだ。
１時間少しほどかかるが、乗り換えは難しくないようだ。

貴船神社。
本当にこの駅から行けるんだ。
でも、本当に行く？行ったら多賀大社に寄れないかも。
でも、これはチャンス。まだ朝も早い。

うまくたどり着くことができなくても、何とでもなりそうな時間だ。
行きたい、行ってみたい。
よし、行こう！

ホテルに戻り荷物をまとめてチェックアウト。
当日預かりOKとのことで、たくさん歩いても大丈夫なように
本が入った紙袋を預かってもらう。
本当に楽しかった。
ありがとう。また来ます。

そして次は貴船神社に向かうのであった。