自分探しの終着点を見つけたかもしれない
どう？皆自分探しに励んでる？あるよね。そういう事。
本当の自分って何なんだろうって考えるよね？え？考えないの？
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私ついに見つけました。自分探しの終着点。いやぁすっきりしたよね。
友達といる時の自分は、テンション高くて、一人になるとすごく暗く内向的であるし、妻には比較的に亭主関白（昔まではね）、子どもに対してはひたすらデレデレでとにかく甘いのに、知らない攻撃的な人には、とてつもなく攻撃的になる。
あれ？一体本当の自分ってどんなだ！？って思ってたんだけどねやっとわかったんだ。
結論から申し上げると、そもそも本当の自分なんてものは存在しないのだ。
なぜそう思うのか？と言うとそもそもこの世の中自体が全部嘘で出来ている。
フィクションの中にあって、本当の自分を探すなんてものがそもそも無理なのだよ。
いやいや今私ここにいるんだけど！フィクションじゃないんだけど。って思たでしょ？何？スピリチュアル的な感じなの？って思ったでしょ。
安心してくれ違う様な気がする。まぁ人それぞれの捉え方にもよるけどね。
どういうことかと言うと皆さん大体言葉の魔法にかけられているからね、全部魔法で出来てる世界にいるんだよ。
怖い怖い頭おかしくなったの？って思った人挙手！！！
その掲げた手を私はそっと握りしめる。
ちょっと文章だけで説明しにくいから、画像を使って説明するからちゃんと見て。
勝手に人間が木に木と名前をつけて、役割とそれに対して名前を付けてるだけだよね。
木からすると多分自分を木と認識してないし、勝手に切られて名前を変えられ、燃やされて最後は「ふっ」てやられて。
木の気持ち考えたことある！？
私はない
最後は灰になったけどね。ふってやった後は流石にもう木の面影がないよね。木って何だったんだろうね。
人間もこんな感じじゃないかなって気付きました。
生まれて最後は灰になるんだけども、その過程で色々な役割とその名前が付けられる。
生まれたら親や誰かから名前が与えられ、灰になるまで、またはその人たちとの関係が終わるまでその役割を遂行してくわけなんだけど、親からみたら子どもだし、自己を認識したら、自分は自分になる。知ってる人から見れば私は○○（名前や呼び名）であるが、知らない人から見たら、他人や知らない人って役割になる。
友達が出来れば、友達になり、先生が出来れば生徒になる。恋人が出来れば彼氏・彼女になり、20歳になれば成人になる。就職すれば社会人になり、部下になり上司になりと、役割は年々変わったり、増えたり、減ったりしていく。
沢山の人と関われば関わるほど沢山の役割を演じる必要がある。
演じない本当の自分で日々過ごすんだって、意気込むのはいいが、本当の自分と言うのは誰に対しても、自分として一貫した態度をとるという事であれば、それはきしょいからやめた方がいい。
想像して欲しい。
最愛の相手に接するように親と接するのか？
愛犬に接するように上司に接するのか？
大切な人が死んだときに、魚をさばく時の様な気持ちでいれるだろうか？
道端で死んでるカエルに心から同情して涙を流すだろうか？
この様に結局関係性によって全く異なる自分が出てくるんだけど、それらが全て本当の自分であり、嘘の自分であるからもう自分を探す必要なんてない。ってかそもそもそんなものは存在しないという結論に至ったんだよね。
え。じゃあ自分を変える事は出来ないんですか？私自分が嫌なんですけど。もっと自分らしく自由に振舞いたいんですけど。
って人は救われないのか？と言うとそんな事はないと思っている。
ただアバウト過ぎてこれじゃあ改善の余地がない。
沢山の役割を演じている中で、どの自分をどのように変えたいかをまずは明確にしないと先に進まない。
それがわからないのに、自分を変えようとすると迷子になって変なキャラになってしまうから気を付けて。
俺は「いつか山に登るんだ！！！」って言ってるのと同じだね。
当然の事ながら、どの山に、いつ、どうやっていくの？とか計画しないと山頂へはたどり着けないからね。
一旦全部自分の役割を書き出してみて、どの役割の自分が嫌いなのか、変えたいのかを洗い出してみるといいよ。
どこに課題があるかわかったら、その役割に対してうまくやれている理想の人を思い浮かべて。いないなら本とか映画から探してみよう。
それが出来たらその人の様に振舞うだけだよ。たったそれだけ。
え？演技？って思うかもしれないけど、そもそも演じるのにはなれてるはずだからね。
どうせフィクションの中で生きているのだし、我々は幼き頃から沢山の役を演じてきたはずだもんね。
この方法は本当にお勧め。これで凄い効果出ると思う。
まぁ私はそんな事やったことないから本当に効果が出るか知らないけどね。
つまり長々と書いたこれもフィクションである。