バカについて考えてみた
どうも私です。最近悟った言うて、どんな事を言われても余裕な感じで受け流していたら、本日妻よりその感じムカつくんだけど、と言う事で、それはそれはもう激しい罵詈雑言を浴びせられました。
これを後に罵詈雑言のシャワー事件として、歴史の教科書に残して頂きたい。
その中に、悟ったって何？中2なの？バカなの？と言う言葉がありまして、私はその時冷静に、中2ではない！中年であると反論しかけてやめた。この場合適切ではないからね。
バカなの？についてはかつての私なら、もうそれはそれは顔を真っ赤にして、本も読まないくせに俺より賢いつもりか？誰に言うてるんだ！！と激昂していたと思うのだけど、今の私は少し違う。
バカと言われたところで、バカになるわけでもあるまいし、自分の価値が下がるわけでもない。
つまり怒るに値しない、ただの言葉であると冷静に受け流すことが出来るのだ。
これが悟りの効果よ！
更にソクラテス先生より、無知の知を学んだ私は、確かに私はバカである。と言う結論に至っていたので、そうだけど何か？私はまだ自分がバカである事を自覚しているバカなのでまだマシなバカであると勝手に誰かと競っている。そんな必要もないのだけどね。
どれほどバカか証明しようと思う。
これなーんだ？
そう信号機ですね。
じゃあこれは？
何の箱だ？
この番号には何の意味があるのだろう？
ちょっとイカしたこの番号のフォントはなんだ？
この箱の素材は何だ？
どこで作ってるんだ？
私は知らない。
あなたは知ってる？
多分皆知らない。
知らないのに、これは信号機の何かしらの部品であり、何かしらの意味がある物だと思ってやりすごしてる。
つまりバカで知ったかぶりである。
信号機を作ってる会社や、設置してる会社ならきっと知ってる。その人たちにとってはこれらにはしっかり名前があるのに対して、そうでない人からは信号としか認識できない。
そういう会社に入社したら、そんな事も知らないのか？バカじゃないのかね？君は！減給な！って言われるに違いないという妄想が膨らむね。
世の中はそうやって出来てる。
そうでないと、全てのものの名称を覚えて認識していたら脳が大変だからね、なるべく自分に必要な情報だけを精査して、認識する様にできてるんだと思う。誰でも天才とバカを同時に宿していると思うんだよね。
一例としてあげるなら、常識がなくても、勉強ができなくても、好きな分野になるとめっちゃ知識ある奴！
あるでしょ？得意分野！
あるでしょ？苦手分野！
つまりあれだ、あなたも天才でバカだ。
私の場合はまぁ人の話を覚えてない。
3回くらい聞く話でも、えぇそうなの？大変だったね！それからそれから？って聞く。
聞き終わった後に3回目だけどね。と怒られるのだけど、むしろ3回も新鮮な気持ちで同じ話を聞いてくれるのは俺くらいだから感謝してくれよと思う。
逆にプロジェクト内容とか、進捗状況とかはメモがなくても頭に大体入ってる。会社のお金の流れも大体脳内でシュミレーション出来てて、概ね正しい。
バカとか天才とかでなくて、どこに脳のリソースを割いてるかの違いなんじゃないかなぁ。知らんけど。
そう言えば先日モッサモッサ茂った雑草地帯から、選ばれし雑草を集めてるベトナム人がいて、一瞬何してるんだろう！？バカなの！？って混乱したんだけど、彼らは知ってるのだ、食べられる雑草を！！生活の知恵だ！バカじゃない！賢いんだ。思わずどれが食べれるのか？と聞きかけたけど、やめた。また見つけたら今度は勇気を出して聞いてみよう。
そう言えばバカで思うのだけど、○○人は○○である。も大体バカである。
日本人は勤勉で、器用で、真面目で、安全で、、嘘である。
私は昔酔っ払ってる日本人が、倒れそうになっていたので、そっと後ろから支えてあげたら、そこから3駅の間ひたすら殺すぞ？と言われ続けた事がある。誠に物騒である。今の所外国に行って、殺すぞと言われたことはまだない。
またよく聞く他のアジアに対する偏見系ね。
確かに私はサボり散らかす中国人と一緒に働いたことがある。
でも昔タイで迷子になって、英語も喋れない私が絶望していた時に助けてくれたのは中国人である。
ベトナムで困っていた時に助けてくれたのは韓国人である。その時は韓国人だと間違われて、一生懸命韓国語で説明してくれてたんだけど、全くわからなくてポカーンとしてた。きっとこの人は本当にバカな人だと思われてたんだろうね。
この様に全て一例の集合体なので、○○は○○であるは、大体バカな発想である。
人間は大体自分の生きてきた過程で、勝手に作られたフィルターを通してしか世の中を見れないので、大体間違っていると思っていいと思うんだ私は。
今回はである。を乱発したのだけど、どうだろうか？読み返してたら、少し何と言うか、腹立つ文章になってたけどもう眠いからこのままでいいのである。
そんな感じ！