【Entrance Book】findにご興味をお持ちいただいた皆さまへ
株式会社find(ファインド)に興味を持っていただき、ありがとうございます。
findは、「落とし物が必ず見つかる世界」の実現を目指し、2021年12月に設立したスタートアップです。
急成長とともに組織体制を強化をしており、findの事業や仕事への理解を深めていただければ嬉しいです。
1. (まとめ)findの事業、サービスの概要
みなさんは落とし物を探すとき、こんな苦労をした経験はありませんか?
- 落とした可能性がある色々な場所に、電話を1件ずつかけなければならない
- 言葉で持ち物の特徴を伝えることが難しい
- 早く探したくても、見つからないとまた電話をかけ直す必要がある
日本全国では年間8,000万件の落とし物が発生しています。
創業者の高島もその一人で、自身の落とし物で困った経験からfindを着想。findは「落とし物が必ず見つかる世界」を実現するために2021年12月に設立されました。
落とし物を探す人、預かり・問合せを受ける企業や自治体、それら落とし物に関係する当事者の課題を解決する「落とし物クラウドfind」はサービスローンチ1年強で全国20社・2,300拠点に導入され、10万人以上の落とし主の課題解決に貢献しています。
2028年のIPOを見据え、落とし物のインフラ企業として社会課題を解決し、事業を拡大していきます。
2.ミッション、ビジョン
findは「落とし物が必ず見つかる世界へ」をビジョンのもと、「新たな感謝を生み出す世界的な落とし物プラットフォームを創る」をミッションに掲げています。
自社開発の「落とし物クラウドfind」により、現場スタッフさんの負荷を下げ、なおかつ落とし主に「落とし物が簡単に見つかる」という体験を提供しています。
スタッフさんの落とし物業務時間は5分の1程度と働き方改革に貢献し、本来業務に集中いただけるようになりました。
落とし物の返還率(問合せベース)は従来の10%から30-40%にアップし、傘やイヤホンや手袋など、従来お返しできなかったものを持ち主に返還しています。
そして、デジタルチャットの良さは「感謝の声」をすぐに伝えられ、それが伝わる点です。
「本当にありがとうございました」という感謝の声は毎日のように寄せられ、それらを企業の方へもシェアし、日々の励みにして我々は事業運営をしています。
findは、選択・消費を促す「ゼロサム」の事業ではではなく、新たな感謝を生み出し関係当事者全員が喜ぶ「プラスサム」の事業です。
3.事業
日本の落とし物の数は、どのくらいあると思いますか?
なんと、年間8,000万件に上ります。心当たりがある方も多いかもしれませんが、毎日多くの人が落とし物をしています。
findは、そんな身近な落とし物のDXをサービスとして提供しています。
findで解決できる落とし物の課題
落とし物のに関わるそれぞれの立場で、大きな課題があります。
落とし主の課題
落とした可能性がある場所に、それぞれ電話をかけて問合せをする必要があります。見つからない場合は、時間をおいてまた電話をかけ直し、多大な労力がかかります。
企業(保管場所)のオペレーターの課題
落とし主からの大量の電話対応を、エクセルなどで作成した落とし物管理表を見ながら対応しなければなりません。文字情報のリストから対象の落とし物を特定するのは至難の業です。
企業(駅員、スタッフ)の課題
落とし物の特徴を記載してシステムに登録、保管し、受け取りに来た方に対して窓口で聞取りや返還後の本人確認、書類記載などの手間がかかります。また、受け取りにこないものは、法律に則った届出書面作成や警察への移送などの手続きが必要になります。
findの導入効果
findを導入してくださった企業では、落とし物にまつわる業務の大幅な業務改善を実現しています。
また、従来の落とし物の返却率は約8%と言われていますが、find導入後の返却率は約30%、返却できた落とし物は34,000件を超えます。※2024年7月18日時点の数値
findの現在地
- 累計調達額:8.5億円
2024年12月に7億円のシリーズAの調達を実施。累計調達額は約8.5億円となりました。
- findのサービス料:月額150万円 (1社平均/サービス開始前企業含む)
findの顧客は、サービス業を中心に幅広い業種が対象になります。
エンタープライズの鉄道、バスなどの交通機関、商業施設などが現在の主な顧客です。
導入前の業務コストと比較すると、ROI 400%と、業務コスト削減に大きく貢献し、コア業務に集中いただけるようになりました。
- 新規顧客のうち、既存顧客紹介の割合:80%以上
findは顧客の紹介で導入検討いただくことがほとんどです。導入先が増えれば増えるほどfindのサービスが便利になるため、ネットワーク効果が高まります。
例えば鉄道だと、直通運転をしている路線でもfindが導入されれば、双方の問合せ数の削減につながります。
- ARR:1.7億円(内示含 7.3億円) ※24/11時点
25年11月期 4.8億円 → 26年11月期予算 12.5億円のARR目標を掲げ、28年11期のIPOを目指しています。
-日本全体の落とし物のカバー率:5%
警察に届けられる日本全体の落とし物のうち、現在約5%がfindに登録されています。内示済みの企業の導入が進む2年後には20%に達し、IPO時(4年後)には40%をカバーすることを目指します。
findの未来
findは、落とし物の検索サービスだけではなく、落とし物の社会インフラをを提供します。
横断検索、相互検索
findが広がることで、find導入企業の横断検索を実装し、「落とし物が必ず見つかる世界」を実現します。
例えば、今、新宿駅で何かを落とした場合、JR、小田急、京王、商業施設など複数社に問い合わせをしなければなりませんが、findが各企業に導入されれば、一カ所に問い合わせをするだけで落とし物を見つけられるようになります。既に実証実験もスタートしており、問合せを受けた企業とは異なる企業で保管されているものが発見され、お返しできた事例も複数あります。
二次流通でサステナブルな社会へ
保管期限が過ぎても落とし主が現れなかった落とし物をメルカリで二次流通し、サステナブルな社会づくりを実現します。
保管、移送の高度化
落とし物の保管、移送や受け渡しの仕組みや拠点をfindが創り、保管する企業の業務スリム化、落とした方の受け取りをスムーズにします。
4.バリュー、組織
バリュー
findは4つのバリューを大切にしています。
これらはSlackのスタンプになっており、メンバーがバリューを体現した行動をとったときは、他のメンバーが自主的にスタンプをつけています。
また月に1度のオールハンズMTGでは、各バリューを体現・実感したエピソードを話しています。
組織の構成
大きく、コーポレート、ビジネス、開発の3部門体制となっています。まだ人員が少ないため、それぞれの部門を臨機応変にフォローし合っています。
制度、福利厚生
findの働き方は「自由と責任」の両方に重きを置いています。
開発チームは基本フルリモートですが、コミュニケーションをとても大事にしています。毎朝リモートで朝会を行ったり、チームビルディングのために合宿したり、定期的に集まって遊んだりします。現場理解のためにお客さまの現場へ行ったり、実際の業務を体験させてもらったりもします。
ビジネス・コーポレートチームはオフィスに週2~3日は出社し、コミュニケーションをとっています。
有給休暇の他に、5日連続取得のリフレッシュ休暇制度があり、バリューの「波が良かったら海へいこう」を体現しています。
ライフスタイルやニーズに合った多彩な波を応援する「ウェーブパレット」という福利厚生メニュープログラムを用意。
プライベート・理想の働き方を尊重し、働きやすい職場環境づくりに努めています。
評価制度
年に2回評価面談を実施し、昇給判断をします。
詳細な評価制度は、これから整えていくフェーズです。
報酬
給与
前職給与・スキル・経験を元に協議のうえ決定します。
現メンバーの給与レンジ(年収)の実績:500~1,200万円程度
賞与
期末のARR予算を120%以上達成した場合に支給します。
ストックオプション
一定のストックオプションプールから、年に1度支給します。(在籍・貢献度に応じて傾斜)
キャリアプラン
早期IPOを目指すスタートアップだからこそ、チャンスがたくさんあります。経営幹部、マネジメントレイヤー、エキスパート職など、個人の経験やスキル、志向に応じた多様な選択肢があります。
利用ツール
全社利用ツール
Google、Slack、Asana、Notion、freee、Figma etc.
開発環境、言語
Github
Vue3(Nuxt3)、Tailwind CSS、Quasar、TypeScript、GraphQL、
AWS Amplify、AppSync、Lambda、DynamoDB、S3、Cognito、SES etc.
VSCode + dev container
Teams API, Slack API, OpenAI API etc.
5.メッセージ
「落とし物が必ず見つかる世界」というビジョン実現に向けて、findメンバー・お客さまで一丸となって日々事業運営をしています。
findの特徴はお客さまが次第にfindのファンになってくれて、一緒にビジョンを実現していくパートナーになっていく点です。これは一般の会社では中々味わうことのできない経験です。そして自分達が作ったものがすぐに身近な場所で使ってもらえる・喜んでもらえるのも醍醐味です。日本・そして世界を代表する社会インフラになる可能性のあるfindで、一緒にワクワクするような世界を実現していきませんか?
6.関連情報リンク
紹介記事
落とし主と預かる企業に優しいDXで、落とし物業務の削減と返還率向上に貢献する「find」 -ICC KYOTO 2024
Fresh Faces ~アタラシイヒト~ -BS朝日
「落とし物」返還率が3倍に!気鋭ベンチャー開発の意外なソリューションと狙う巨大市場とは -ダイヤモンド・チェーンストアオンライン
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