令和5年度 健康経営度調査票 改訂点の背景を知ろうシリーズ② ~業務パフォーマンス指標の開示~
株式会社FiNC Technologies (以下、「FiNC」)のウェルビーイングビジネス本部マーケティング&セールス部の赤羽です。
調査票の改訂点の背景を知ろうシリーズ第2弾です。
第1弾はこちら
「令和5年度 健康経営度調査票」
今年の変更内容まとめや概要については、こちらのnoteをご覧ください。
今回は、変更ポイントの中の、「業務パフォーマンス指標の開示」について背景や狙いについてまとめていきます。
業務パフォーマンスは何を指しているのか・・・
・アブセンティーイズム
・プレゼンティーイズム
・ワークエンゲイジメント
です
1.アブセンティーズムとは
健康問題による仕事の欠勤(病欠)を意味しています。
そもそも稼働ができていない状態です。
2.プレゼンティーズムとは
欠勤にはいたっておらず勤怠管理上は表に出てこないが、健康問題が理由で生産性が低下している状態を意味しています。
たとえば、
・花粉症がひどくて業務に集中できない
・メンタルの不調で仕事への意欲がわかない など
3.ワークエンゲージメントとは
従業員が仕事に対してポジティブな感情を持ち、充実している状態を指します。
ワークエンゲージメントについてはこちらの記事をご覧ください
4.今回の改訂の背景
「従業員の健康投資の重要性は理解するものの、優先度が上がらない。」
「投資対効果が分かりづらい。」
といった反応はいまだに多く、健康経営に進められない理由としてお声を聞くことがあります。
人的資本経営や、非財務情報の開示が進む今、パフォーマンス指標を社外に開示し、健康経営を通して改善・向上を目指していくことがより大事になってきます。
5.まとめ
今回からホワイト500の認定においては、必須項目となった、パフォーマンス指標について、皆様は取得・社外への開示はされてましたでしょうか。
昨年の調査票でも、評価には使われなかったもののアンケートとして取得がされており、各社の測定方法などが「ACTION!健康経営ページ」に掲載されております。
FiNC for BUSINESSでは、
ストレスチェック(57問)に加え、ワークエンゲージメント・プレゼンティーズム・アブセンティーズムが取得できるようなサーベイをご用意しております。
1回のタイミングで、エンゲージメントやプレゼンティーズム・アブセンティーズムが数値化できることで、
管理者側の受験の後追い、管理の工数削減
従業員側の受験の手間が少なく行って頂くことが可能です。
今後、パフォーマンス指標の数値化・開示を検討されている場合は是非お話しさせて頂けますと幸いです。
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