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【エッセイ#13】なんで在宅なのにお金がもらえるの?

 小学一年生になった娘と他愛ない話をしていると、突然こんなことを質問されました。「どうしてパパとママはお家でお仕事をして、お金がもらえるの? 会社に行かなかったらお金がもらえないんでしょ?」

■ 労働時間=給与ではないけれど…

 長女の保育園時代は、毎日帰宅が19時すぎ。寝るのは22時ごろ。就寝が遅いので、朝は7時に声をかけてもなかなか起きてくれません。私はフレックス勤務でしたが、出社が遅れると勤務時間が足りなくなる。そのため、残業代が減るどころか、給与を満額もらえないなんてことも。

 そこで、お金が好きな娘には、「会社に行く時間が遅くなると、その分お仕事する時間が減って、もらえるお金も少なくなるんだよぉ…」と話して、早く起きて準備してもらうようにしていました。その時は苦肉の策ではあったのですが…。

 そして、今現在、緊急事態宣言により、夫婦そろっての在宅勤務が2ヵ月ほど続いています。そのため毎日家で仕事をしている両親を見て、「あれ? 会社に行かないともらえるお金が減ると言っていたのに、なんでだろう?」とふと不思議(心配?)に思ったようです。

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(デスクトップ画面の猫を絵に書いたり、キーボードで自分の名前をローマ字で入力してみたり…。PCを奪われ、なかなか仕事ができません…)

■ 自身の仕事のこと、子どもに伝えてみよう

 普段から、仕事のことを伝えるようにはしているのですが、「パソコンでお仕事をして、これをお客さんに届けているから、ありがとうってお金がもらえるんだよ」 「どうやったらお客さんが喜ぶか考えているから、お客さんからもらったお金を、会社が分けてくれるんだよ」と説明してみました。

 本人に伝わっているかは分からない。けれど、日常生活を通して、仕事のこと、お金のことを伝えるようにするのも金融教育につながるのだと考えています。

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 仕事のこと、皆さんは自分のお子さんにどうやって説明していますか? まだ説明していなければ、話してみてはいかがでしょうか?

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 フィナンシェの会では日常生活で子どもと試せる、お金を学べるアイディアなどを紹介しています。ぜひご覧ください♪

<お金を学べるアイディア>

<お金について学べる絵本>

(文:Mari Kamei)

たくさんの家庭や子どもたちに届けるため、可愛いイラストを使ったお金の紙芝居、海外事例の翻訳など、さまざまなコンテンツを作っていきたいと考えています!