【お金の絵本#14】100円たんけん

　お金について子どもに教えたいけれど、時間もないし、どうやって教えれば良いか分からない、という方でも家庭ですぐにできる「絵本の読み聞かせ」。お金に関連する絵本を順次紹介していきます。
　今回のテーマは「お金の価値」です。

ご紹介する絵本はこちらです。
「100円たんけん」
文：中川ひろたか
絵：岡本よしろう
出版社：株式会社くもん出版

100円たんけん

100円で買えるものってなんだろう？商店街に探しに行こう！僕とお母さんが出発します。牛肉は豚肉より少ししか買えないのはなんでだろう。ピーマンならトマトよりたくさん買える。コインパーキングは場所によって停められる時間が違う。100円ショップの商品は全部お得？　100円で宝くじを買ったら、もしかしたら何倍にもなって、大好きな鮪のお寿司を食べきれないほど買えちゃうかも？ モノの値打ちって面白い。お金の価値について子どもの目線から楽しく考えるきっかけになる一冊です。

■読みながら子どもと話そう

・100円で好きなものを買って良いとなったら何を買いたい？
・100円探検に出かけてみよう！
・（例えばスーパーにて）同じイチゴでも値段が違うね、どうしてかな？
・（例えばスーパーにて）閉店が近くなると、値段が下げられているね。どうしてかな？
・（例えば果物専門店にて）冬なのにスイカが売られているね、でも夏に近所のスーパーで買ったスイカより高いね、どうしてかな？

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Financier party

（文：籏野（磯部）萌子）