22歳になりました、これからの話をしよう。
こんにちは、お久しぶりです。financierです。
題名にある通り、22歳になりました。
上のnoteがありがたいことに、かなり読んでいただいたようで、大変感謝です。あれから1年が経ったかと思うと、感慨深いような、恐ろしいような…
21歳を振り返る。
色々やっていた21歳でしたね。1年前も同じようなことを書いたような気がします。
ただ、かなり山あり谷ありでした。
精神が、参る。
まず、精神的に参っていました。半年以上経った今も、まだ完全に回復したわけではありません。
元々それほど身体が強くなかったのですが、昨年秋に拗らせてしまいました。家で療養生活を送っていたのですが、その際に人と話すことができなくなりました。連絡もできず、授業にも出られず…
ただ、そのような精神状態であっても、行ける場所がありました。
それは、海外です。
海外に、行く。
仕事もできず、お金がないので欧州や北米、アフリカなどまで遠くは行けませんが、マニラやソウル、そしてシドニーまで行くことができました。
「英語や韓国語など、他言語で話していると人格が変わる」とはよく言ったものです。「英語の方が率直に思いを出せて良い」というのは、単純に英語力(表現力)不足なのでしょう。しかし確かに、言語環境が変わったおかげか、マニラに行ってから僕は、ある程度話せるようになりました。
こんな状態で海外に行ったのですが、それでも得るものはとても大きかったです。「視野の広がり」と言ってはなんとも一般的な感想ですが、実際に「自分の居場所は日本ではなく地球なんだな」という感覚を得ることができました。
将来に、迷う。
さて、視野は開けたわけです。
しかし、そんな僕はもう4年生です。将来、どうしましょう。
前掲noteにて「国家総合職試験を受ける」と言いましたが、受けました。そして受かりました。しかし、官庁訪問で省庁を決めることなく、休学することにしました。
「まちづくり」をずっと志していますが、自分の理想とする「まちづくり」とはなんなのか、それを実現するのにどのような生き方をする必要があるだろうか。僕にはまだ見えていないように思います。若干22歳で見えてくるわけではない、それは自分でも重々承知しています。ただ、1年間しっかり将来と向き合うための時間を作ろう。そして、僕がまちづくりを志すに至った理由のひとつである、ストラスブールとミュンヘンの街をまだこの目で見ていません。それを見にいかずに将来など決められようか、そう思ったのです。
22歳を展望する。
休みを、過ごす。
直前に書いたように、休学します。
休学とは、ここでは大学を休むことを言います。当たり前ですね。
しかし、「休学する」と告げると、「何やるの?」と返ってきます。
愚問です、休むのです。
今まで、学問に勤しみ、社会を知り、あらゆる人に会い、やってみたいことをやり、アイデアの実現に全力を尽くしました。
そこで感じたことなのですが、僕はまだインプットが足りない。
「何かをやってみる」ということには余念がなかったのですが、あらゆる分野への造詣もないし思慮も浅い。しっかり休むことで、インプットの余裕を作りたいなと思います。
また、ストラスブールとミュンヘンには行こうと思います。シドニーやロンドンでも働いたり研究室を訪問したりと、気ままに周ることを考えています。
試験が終わったら、ゆっくり考えたいなと思います。
誕生日を、愉しむ。
誕生日は、塾講師をするのがいつもの習いです。
今年も午前から塾で授業をさせていただき、その後は大好きなスターバックス銀座マロニエ通り店でお昼ごはん、そして少し試験勉強をし、このnoteを書いています。
僕には恋人はいません。そして友達もそれほど多くはありません。どうやら少数派なようですが、誕生日に予定が入る人間ではありません。
僕にとって誕生日というのは、孤独を感じる日です。ただ一方で、自分を労える数少ない日でもあります。
誕生日はなんでもない1日ですが、ただそれは特別な1日にもできます。
「僕は特別な日を作り出せる。」この1年で得た一番の自信かもしれません。なんでもない、けど素晴らしい日を作る。僕のやりたいまちづくりはそこに繋がっているのかもな、そんなことを思いつつ、筆を置きたいと思います。
それでは、また。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。