第8回ペーパーウェルでコラボしました。
この記事は第8回ペーパーウェルの裏話的な日記です。
作品に目を通してから読んでいただけると、何のことか伝わるかなと思います。
今回の作品
年末の振り返り企画「創作TALK」用の個人的な記録ですが、メイキングみたいなのが好きな人はよかったらどうぞ。
ぺーパーウェルとは
年に2回開催されるネプリ同時配信企画。
共通のテーマで作品(一次創作)を作り、定められた期間にネットプリント等で配信して、出力して感想ツイートしたりしてわいわいするお遊び。
過去に参加した時の記事
過去の作品(PDF無料ダウンロード)
年に2回開催されているうちの、春の部に絵を描かれる漣猗さん(@ripple_lianyi)と チームを組んで参加するのがここ2年程の恒例(第4回、第6回)となっている。
今回もテーマが決定する前から、やりたいですねもといペーパーウェルの打ち合わせにかこつけて、おいしいもの食べたいですねと言い合い、
3月初旬
打ち合わせのお店を決めた。
これは前々からスコーンが好きな漣猗さんと、
最近スコーンを食べ始めたひじきということで、
スコーンがおいしそうな店を重点的に調べた。
3月11日
Twitter上でテーマ決めアンケート開始
ひじきからのLINE「今から言っといていいですか。どのお題になっても【スコーン】絡ませられないかなとw」
テーマが決まってないのに、メインモチーフを強引に提案するひじき
二人とも好きなものだし、そのとき自分の中で旬な奴が書きやすいと思ったんじゃよ。
漣猗さんご快諾
3月14日
テーマが「緑」に決定
3月18日
ひじきからのLINE「スコーンをハムスターみたいに飼育するのはどうかなって」
なにか言い出した。
この頃毎日のようにスコーンを食べていたのだけれど
スコーンのサイズ感がハムスターみたいだなあと思ったのよね。
手に乗せた感じとか
集まって群れてるところとか
もうね、なんでもおもしろがってくれて「イイね!」って言ってくれる漣猗さん、天使か。
過去2回も
「文房具の食レポをしようかと」
「道端で高級食パンが困ってるんです」
と唐突に不思議発言をしても許してくれたので、私も安心して(?)思ったことを言える。
アフタヌーンティースタンドによじよじ上るスコーンを描いてほしいとか頼んでも「めっちゃ可愛く思えてきた。描くわー笑笑」って。
イラストをリアルよりにするか
デフォルメキャラにするか早くも試行錯誤するラフが届く。
4月16日
打ち合わせ当日
代々木公園駅近くのメゾンドシャルロットで待ち合わせ
マンションの一室にあるカフェ
薄暗いかと思えば、急に光がさして明るくなったする室内
ひとりでぼーっとお茶を飲むのにもいいかもしれない
ここでは打ち合わせをせず(えっ)スコーンをもっしゃもっしゃしながらおしゃべり
全粒粉入りのスコーンはきれいな形で、手で割れるかしらと思うくらい硬そうに見えた
クリームとジャムでおいしくいただくとぎっしりとして1個でもほどよい満足感
その後、せっかくならもう少しスコーンを探そうと
検索して出てきた代々木八幡のパン屋さんを覗いてテイクアウトし
代々木上原の方まで住宅街を歩く(打ち合わせ……)
シガニーベイクアンドコーヒー
さっきとはまた違ったおされカフェ
シャルロットが生成りレース編みのフランスなら、シガニーはウッディーガレージなアメリカというか
ショートブレッドなどの焼き菓子が充実していて、たくさん買いたくなってしまった
ここでも打ち合わせはせず(えっ)スコーンをもっしゃもっしゃしながらおしゃべり(打ち合わせ……)
あたためて出してもらったのはおもしろいスコーンだったな。でかくて、中はしっとりふかふかでパンぽくもある。
自家製ジンジャーエールもおいしい。
近所にあったらいいのに!を3回くらい言った。
で、取材でイメージを高めたところで
カラオケボックスに入って打ち合わせ
落ち着いて頭のおかしい発言をするために(わざとおかしくしようという気はないが感想でやたら狂気だって言われるので)
カラオケに入るのも恒例に
まず、スコーンの飼い方を決めるにあたってスコーンの生態について設定を詰める
主食・おやつ
ケージの中の様子
適した環境
なりやすい病気
どうやって生まれ、どうやって生涯を終えるのか
決まった内容は作品でご確認ください!
ひじき「母なる古代スコーンが……」
漣猗「はい笑」
その場で、タブレットに描かれるリアルスコーンたち
もうゲラゲラ笑いながら「いいwwすごくいいww」
目の前で生み出されるイラストが魔法みたいですごいんだよ!
写真を見て絵に落とし込めるのがすごいし
お絵かきソフトのいろんな効果を使いこなしている
打ち合わせの後は散歩をして
丸亀製麺でうどんを食べて解散
会ってごはんしておしゃべりできるようなご時世になってきてよかったな~
5月1日
GW中に裏面に掲載するお話を1000~3000字くらいで作ろうと思っていたので、
帰省する電車+実家でスマホをぽちぽちして書いた。
まったく気張らず
手癖でサクッと書けるテイストで。
漣猗さんからも「好きだな」って言ってもらえたので一安心。
完成までほとんど手直しせず。
はなぶささんは、英国要素を出すためにはじめは漢字で「英さん」でした。
5月15日
テレッテレーの日
テレッテレーとは
一人じゃない感じがするし、おやつや猫が流れてくるので、なるべく参加するようにしている。
WiFi電源付一人席のあるファミレスでドリンクバーをがぶがぶしながら作業
漣猗さんから、イラストが届き始めたのでパワーポイントでまとめていく。
5月16~19日
漣猗さんから日々届くイラストを配置。
LINEでのやりとりが楽しいですなあ。
スタンプを使って褒め合う。
漣猗さんからも、こうしたらどうかな?というアイディアが出てきてとてもよい。
巣箱のデザインは、みどすこさん(緑のスコーン)の自然に帰りたさをなだめるためにああいうデザインになったのよ。
テストプリントして、微調整して。
意見をもらって直してみると、たしかに良くなるからすごい。
平日夜から始めるうえに、楽しすぎて連日寝不足。
配信開始(ネプリは5月27日まで!)
で、5月20日の日付が変わったところで配信開始!
いいねやRTをいただきありがたいことです。参加できてよかったなあと、ごほうびアイスなどを食べております。
セブンイレブンでの出力は5月27日まで。
BOOTHは当面置いておきますね。
スコーン好きな方や、ちょっと変なお話をサクッと読みたい方は、よろしくお願いします!
別のスコーン作品
ちなみに、ひじきは普段「焼菓子任侠BL」シリーズという300字SSを書いており、クイニーアマン(犬)に噛みつく野スコーン(ヤクザの番犬が野良犬化したもの)というのも書いていたので参考までに載せておきますね(感想をいただいて思い出した)
いただいた反応
めちゃめちゃ嬉しいことに感想もたくさんいただいております。
見つけたやつをご紹介(あとで見つけたら追加しますので一言だけでも遠慮なく!)