私も「ニセ・ライオン兄さん」の被害者になりました…SNS広告に出る有名投資家騙る”投資詐欺”を防ぐ方法
自己紹介
長期投資による経済的自立を支援するスクールFree Financial College(以下FFC)代表のライオン兄さんと申します。私は連続起業家として金融や企業について情報発信を行なっています。
今回の記事ではここ最近増えている有名人のふりをした投資詐欺について注意喚起も含めて取り扱いたいと思います。残念ながら私、「ライオン兄さん」の名前を悪用したフェイク広告で被害者も出ています。
私も被害者に!ライオン兄さんのフェイク広告による詐欺被害が出ている
それは2023年の12月頃の出来事でした。私に対し「ライオン兄さんを騙る広告からLINE登録をし、やり取りするなかでFX口座を開設しお金を騙し取られた」という高齢の女性から電話がかかってきました。
しかし、私が運営する株式会社バイアンドホールドおよびFree Financial College(以下FFC)は当該組織と一切関係ありません。私たちのスクールでは「FXはほとんどギャンブルなのでやらないでください」とお伝えしています。
その時に手口を聞いたところ、巧妙なことに私の動画やランディングページが丸々コピーされていました。
さらにアメリカの外資企業であるmeta社が運営するFacebookやInstagramの広告審査はとても甘いので、当時は私の写真や動画を使った広告が出回っているようです。ホリエモンさんなども最近抗議していらっしゃいますね。
そういう広告を見ると、一定数の方は「ライオン兄さんが出ているから大丈夫だろう」と思ってしまいます。そこから無料で投資について教えるLINEに誘導します。
もちろんその女性も消費者センターなどに連絡したものの、泣き寝入りするしかなかったそうです。
詐欺広告のせいで私のオフィシャル広告までBAN(アカウント停止)されてしまい、2024年1月の月次決算の営業利益は創業以来初めてのマイナスとなりました。大変な目に遭いました。
さらに、別の詐欺被害の報告も来てしまいました。こちらも高齢の女性の方で、金融業界の専門家を名乗る偽物にかなりの金額を渡してしまったようです。このようなメッセージでした。
「以前紹介していただきました”儲かる株式投資勉強会”のLINEグループでトレードしましたが、出金のときに取引所の方や先生と急に連絡が取れなくなりました。また、メンバーの共有LINEからブロックされてしまい、他のメンバーと連絡が取れない状態です」
私はこれに対して1人目の被害者と同じことをお伝えしました。
すると、また長文が返ってきました。
「自業自得ですが、もうここまできたら自殺したいくらい行き詰まっています。どうか最後のお願いです。何か彼らについてご存知でしたら情報があったら教えてください」
とのことでした。
本当に気の毒ですが、この方にも気をつけるべき点があったと思います。何がいけなかったのか、どこに詐欺師を見分けるポイントがあったのかをお伝えしていきたいと思います。
詐欺師を見分けるポイントは?
そもそも「儲かる株式投資勉強会」という名前が怪しいですよね。
言い方は悪くなってしまいますが、儲かるという言葉に飛びついてしまう人は情弱です。以前X(旧Twitter)で「お金配りおじさん」と名乗る人物が出現していましたが、あれは完全に情弱リストを集めるためのマーケティングでした。
詐欺に引っかかる人は「儲かる」とか「無料」とかいう言葉が大好きです。
私が運営するFFCは初回は無料でも本格的に生徒になれば有料ですし、他の多くのスクールも同じだと思います。
もちろん詐欺する人が一番悪いのですが、私たちも詐欺に遭わないようにマインドを変えて自己成長しなければなりません。
実際にあった詐欺事例から考える
実際の詐欺被害や金銭トラブルの事例からその対策を考えてみましょう。
1つ目の事例は「トケマッチ」というサービスです。
これは高級時計のマッチングサービスで、主にインフレなどで価値が上がっているロレックスを持っているコレクターがレンタルに出し、インカムゲインを得るのを仲介する仕組みでした。
驚くことにそのサービスは倒産したのち投資家にお金は返ってこず、預かっていたロレックス800本がインターネットで売られていたというのです。
サービスに登録して目先の月利を得ていたとしても元本であるロレックス自体が返ってこなくなってしまったのです。
2つ目の事例は脱毛サロンの返金被害についてです。最近、脱毛サロンの倒産件数が過去最大だそうで、特に女性の方は気になる話題なのではないでしょうか。
ちなみに私は知り合いが経営している個人店に通っています。もちろん友達だから絶対安全とは限りませんが、限りなく信用性は高まります。脱毛はそれなりに高額ですから、数回通って閉店してしまっては困りますよね。
つまり、投資をしたりサービスを買ったりするときは信頼できるか裏取りをしっかりすることが必要ということです。
3つ目は子供が関わった衝撃の事例です。
ある子供が年の近い友達に水族館の記念コインを50万円で売り、さらに10カナダドル(日本円で約1000円)を珍しいお金だと言って30万円で売るなど合計100万円近く騙し取ったという事件です。お金を払ってしまった子供が親御さんに相談して発覚したとのことです。
なぜこんなことが起こるのかというと、お金の教育がされておらずマネーリテラシーがなかったからです。
皆さんは自分のお子さんに金融リテラシーの教育ができると自信を持って言えますか?
詐欺に遭う人の特徴とは
ここで詐欺に遭いやすい人の特徴を紹介します。自分が当てはまっていなくても、ぜひチェックしてみてください。
①欲に目がくらんでいる
なぜ子供は記念コインやカナダドルを高値で買い取ってしまったのでしょうか。言葉巧みに騙され「これを買ったら得をするんだ」と思ってしまったからです。「儲かる株式投資セミナー」や「お金配りおじさん」に騙される人も同じです。
②リテラシーが低い
リテラシーがあれば怪しい広告に対しておかしいと気づくことができます。例えば一般的に年利5%でも高配当株と言われているのに月利5〜20%を謳う株があったら絶対に詐欺ですよね。相場観を知ることが大切です。
③無料にこだわる
世の中、初回無料はあってもある程度のサービスを受けるためには料金を払うのが普通ですよね。
しかし、詐欺師は全て無料と言ってきます。騙される人はそれに釣られて全部無料で手に入れようとします。そんなうまい話あるはずがありません。
④裏取りをしない
前述の投資詐欺のLINEグループにもライオン兄さんを装ったアイコンのユーザーが参加していたそうです。「ライオン兄さんも推薦していましたよね?」と言われ、気の毒ながらもかなりストレスを感じました。
私含め多くの投資系インフルエンサーが注意喚起をしているにも関わらず、調べることもせず目の前の欲に目が眩んでしまっていたわけです。
最後に
厳しい意見になってしまいましたが、「ライオン兄さんだから信用できる」と思ってくれた方が詐欺に遭ってしまうのは私も本当に悲しいです。
今後さらに巧妙になっていくであろう詐欺に騙されないために、金融リテラシーを高めること、学び続けることを忘れないでください。ある程度コストをかけて、信頼できる情報が集まるコミュニティに属してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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