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【米国株】トランプ氏当選で上がる銘柄・下がる銘柄を徹底解説


自己紹介

 初めまして。長期投資による経済的自立を支援するスクールFree Financial College(以下FFC)代表のライオン兄さんと申します。

 私は連続起業家として金融や企業について情報発信を行なっています。

 この記事では、現在行われているアメリカ大統領選挙で当選濃厚とされているトランプ氏が当選した際に米国株はどう動くか、そして我々投資家はどう対応すればいいかをお伝えしていきます。
 ぜひ最後までお読みください!

全世界的にハイテク株が暴落?!

 まずこちらをご覧ください。

 現バイデン政権が中国に対する半導体規制を検討、そしてトランプ氏は台湾の半導体ビジネスを批判しました。本当に規制がかかったら、企業は大ダメージです。この動きを受けて、いま半導体銘柄は全世界的に急落しています。

 具体的にどうなっているか見てみましょう。

 図の左がS&P500の最新1週間のヒートマップですが、NVDAやAMDなどの半導体セクターが軒並み赤くなっており、大きく下落していることが分かります。GAFAMも5%ほど下落しています。

 一方で、マップの下側のファイナンシャルや消費財、エネルギーなどの銘柄は緑色、つまり上昇しているのです。

 ETFも見ていきます。右側のグラフの青いチャートがハイテク銘柄のQQQ、黄色のチャートが小型株のRussell 2000です。この1ヶ月で上がり幅が逆転していることが分かります。

 まとめると、

 これが米国株を取り巻く現状です。この状況を踏まえて大型株を売って小型株を買うべきなのかは記事の後半で説明していきます!

インデックス投資はどうすればいい?

 それではインデックス投資についてはこれからどうしていけばいいのでしょうか。

 S&P500やオルカンは時価総額加重平均なので、マグニフィセント・セブンのような大型株が売られると大損をする可能性もあります。

 ところで最近このようなメッセージを頂きました。

 正直、この方は投資や経済のことを全く理解されていないので、NISAに向いているかも分かりません。
 ぜひ私が主催する無料オンラインセミナーで基礎知識を身につけていただきたいです。

 これからNISAを始めたい方、始めた方に向けて今一度お伝えしておきたいことがあります。こちらをご覧ください。

 インデックス投資というのは、金融ショックがあっても長期的には右肩上がりに上がってくという仮定で積立を継続していくものです。なので、天井から投資を始めても問題ないと言えます。暴落を待ってから投資をするのではなく、今すぐ始めましょう。すでに始めている人は継続していきましょう。

 また、インデックス投資は15年以上の長期投資を前提としています。つまり、60歳以上の高齢者の方や退職された方にはNISAは向いていません。そう言った方には債券の運用がおすすめです。

 しかし、ただ積立しているだけでは大きく資産が増えることはなく、時間がかかります。だからこそ、チャンスの時に一括投資を裁量でできると資産が大きく増えます。

トランプ氏当選で上がる株・下がる株

 それではトランプ氏が大統領に当選した場合に上がる株と下がる株の予想をお伝えしていきます。

 規制緩和が期待されるセクターが上昇し、特に半導体セクターが下がる見込みです。

※イーロンマスク氏がトランプ氏に献金をしたことでEVに緩和的になる可能性もありますし、その他のセクターでも想定外のことが起こる可能性もありますので、上記のシナリオは実際には変わる可能性があります。

 半導体の製造は様々な工程に分かれています。米国株で人気のBROADCOMやNVIDIA、AMDなど(画像中央上段)の企業はその下のtsmcに発注しています。

 しかし、米中の貿易摩擦が激化したり、中国が台湾を手に入れたりした場合tsmcに製造を発注できなくなる可能性があります。その場合、その左側にあるintelが受け皿になると思われます。

 つまり、今半導体銘柄は非常に不透明性が高いです。2023年、ウォーレン・バフェットがtsmcを売却したという報道が出ましたが、上で述べたようなコントロールできない要素があることが理由だと私は考えています。

投資家がトランプ氏当選までにやるべきこと 

 では、ここまでの話を踏まえて私たちがこれからやるべきことをお伝えします。
 それは、ポートフォリオのリバランスです。

 はじめに触れたように、現在は大型ハイテク株から小型株への資金の移動が起きていますが、いつかまたハイテク株が買われる時はやってきます。

 更に、自分が投資した時の半導体株の比率が株価上昇によって変わってしまっている場合も多いです。

 私自身もハイテクの個別株は30%と決めて投資していましたが、50%近くまで増えていました。

 この増えた分の一部を売却してトランプ・トレードで上昇が見込まれる銘柄に分散投資するのがおすすめです!

投資のベストタイミングは?

 2024年には大統領選挙があります。大統領選前後のアノマリーを見ていきましょう。

 この左のグラフを見ると大統領選の前後は変動が大きいですが、来年は株価の上昇が期待されます。
 
 アメリカの経済指標が悪化している中でFRBが利下げしていけば、逆イールドカーブが解消されると考えられます。 

 それを踏まえた私の想定はこちら。

 みんなが油断している大暴落のチャンスに大きく投資できた人が資産を増やすことができます。その投資チャンスがS&P500のPER13倍です。

 私が主催するセミナーでは普通の年収からスタートしてFIREされた方が多くいらっしゃいますが、彼らがFIREできたのはインデックス投資でコツコツ積み立てたからではありません。
コロナショックや2022年の大幅利上げでの暴落時に米国株に一括投資をしたからです。

 最後までお読み頂きありがとうございます。皆さんもこの記事を参考にFIRE達成しましょう!


【Youtube版はこちら】:
【米国株】トランプ当選までに必ずやること!半導体とハイテク株は大暴落します!

 また、米国株について学べる無料オンラインセミナーを開催しています。


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