外資系経理、財務畑で給料上げたいならここを狙え!
まず外資系企業の経理、財務部門の守備範囲としては、大きく分けて次の4つが挙げられる。
1. Risk control - リスクコントロール、マネージメント(例:為替や商品ポジションエクスポージャー管理)
2. Shared services activities - 月次、年次等経理締め業務、連結業務、レポーティング業務、入出金業務
3. Compliance - 監査、税務調査対応、税務申告、他法令順守のための業務
4. Financial planning & Analysis - ビジネス状況分析、改善や将来業績予想、投資時の財務デューデリも含む
結論から言うと、この中で一番給料の伸びが期待できるのは4. Financial planning & Analysisである。
なぜか?
利益を生み出すことに直接貢献できる業務だからである。
Financial planning & Analysis(FP&A)とは、外資のファイナンス部門ではポピュラーになりつつあるが、日系企業の経理、財務部では、それほど進んではない印象がある。2. Shared service activitiesや3.Complaince業務が全てという会社も多いのではないだろうか。
FP&Aは、Financeの知識や強みを生かし、利益改善やバランスシートの改善に注力する部隊であり、その分会社への直接的な数字での貢献を目指す。
よって、会社によっては数字のノルマが与えられることもあるくらい。
当然、待遇も良くなる!
ということで、マーケット感覚を発揮すると、経理、財務畑ではFP&Aが一番稼げる業務であることが理解できる。
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