決算書のBS(貸借対照表)で危険な案件を一瞬で見抜く3つのポイント
個人M&Aや事業承継を考えている方にとって、決算書を読み解く力は非常に重要です。この記事では、**決算書のBS(貸借対照表)**を使って危険な案件を一瞬で見抜くための3つのポイントを詳しく解説します。これらのポイントを理解して、買収候補のリスクを最小限に抑えましょう。
決算書で確認すべき3つの重要ポイント
M&Aや事業承継の際に、企業の財務状況を正しく把握することが成功の鍵となります。特に、現預金、ネット借入、純資産は、企業の健全性を判断するための重要な指標です。これらのポイントを押さえることで、買収リスクを減らすことができます。
1. 現預金の推移を確認しよう
現預金は、企業の資金繰りを支える大切な資産です。まず、3年間の現預金の推移を確認し、減少傾向にある場合は警戒が必要です。また、最新の決算期における現預金残高が1.5か月分の原価・経費を下回っている場合、その企業は自転車操業に陥っている可能性があります。
2. ネット借入の増加に注意
次に確認すべきは、ネット借入です。借入金から預金を差し引いた金額をネット借入と言います。3年間のネット借入が増加傾向にある場合、企業が借入に頼りすぎている可能性が高いです。借入の依存度が高い企業は、経営リスクが大きいと判断されるため注意が必要です。
3. 純資産を確認してリスクを避ける
純資産がマイナス、つまり債務超過や累損がある企業は、買収候補から外すのが無難です。債務超過の企業は、新規取引先からの信用が低く、金融機関からの融資を受けるのが困難なため、事業の成長に支障をきたす可能性が高いです。
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よくある質問
Q1: 決算書を見ただけで買収の判断ができますか?
A: 決算書だけではすべてのリスクを判断するのは難しいですが、現預金、ネット借入、純資産の3つの指標を確認することで、大まかなリスクを見抜くことができます。
Q2: M&A融資の相談もできますか?
A: はい、ファイナンスアイではM&A融資に関する無料相談を行っており、買収後の資金繰りや事業拡大の資金調達についてもサポートしています。