スト6キャミィ起き攻め攻略 様子見
起き攻めでの択は、対処が難しくとも相手側に必ずカウンターが用意されている。
大抵の場合は、相手がこちらの行動を読んで決め打ちで技や移動を出すことでカウンターが成立する。
すると、その決め打ちの行動にもやはりこちら側に解答が用意されている。
そこで、ダウンを取った際に敢えて何もせずに相手の守備行動を刈り取ろうというのが様子見である。
本記事では、格ゲーの定石である様子見をスト6キャミィの起き攻めに落とし込んでみる。
端での様子見について解説した後、中央での様子見を確認する。
端
端における様子見の手順を紹介した後、相手を長い技で抑え続ける鳥かごと、これまで紹介してきた起き攻めへの自然な移行について解説する。
最後にどのタイミングで様子見を採用するべきかを考える。
手順
以下のプランは全て無敵技がスカるので最大リターンが得られる。
①ジャンプに最大を取るプラン
中技暴れがスカる間合いまで下がって、前ジャンプに対して空対空J中Pを狙う。
・ゲージ無し
J中P>通常スト or 空投げ 1200dm
・ゲージあり
J中P>ODスト>強スパイク 2160dm
・SA2で最大リターン
J中P>SA2>〜 最大で5割
・SA3でBO狙い
J中P>ODスト>SA3 4120dm
垂直、バックジャンプについては、遅らせてJ中Pを押さないとスカるのがほとんどなので注意。
また、SA2のコンボについては以下の記事、端のセクションにおける
中大技rc>しゃが大>引き大>SA2>
のルートのコンボを参照。
ODストを当てた位置が高い場合は弱アロー>弱スパイクに繋ぐ事も可能。
早い対空反応が求められる。
空中機動変化をケアする時は十分離れて昇龍を構える事で通常飛びとの両対応を狙う。
②暴れに差し返しを取るプラン
スパイク対空が正面から打てる位置まで下がる。
技がスカったらしゃが中、中足、大Pのいずれかで差し返す。
対空でスパイクを出しづらいならアッパー対空で妥協も可能。
③突進を迎撃するプラン
中技がスカる間合いでしゃがんでラッシュガン見でコパや、例えばブランカのロリに対して十分反応できる間合いまで下がって32のコマンドを擦って通常スパイクを打ったりする。
236のコマンドを擦ってSAを構える手段もある。
トドメがさせる場合にはODスパイクで確実に刈り取ると良い。
これらのプランは飽くまで一例で、キャラ対を詰めるなら専用の動きを用意する必要が出るパターンもある。
鳥かご
十分様子見して狩りたい行動ががもう来ないと感じたら中K、大Kを先端当てして動きを抑制する。
前歩きや技の出かかりにヒットさせるのが狙い。
ガードでのDゲージ削りはそれぞれ0.4本、0.6本。
ここで厄介になるのがインパクトぶっぱなし。
すると、鳥かごと対になるのは再度様子見でインパクト返しか、差し込みの中足rcからインパクト返しとなる。
起き攻めへの移行
相手が技をスカしたり、技を出さないだろうと思ったタイミングでこれまで紹介した連携を含む起き攻めへ移行する。
・中P固め
・大P連携
・歩きコパ刻み
コパコパ立コアと刻む。遠いならコパ立コア。
十分意識付けたら歩き投げ択に行ける。
・歩き投げ or シミー
しっかり踏み込まないといけないので、他の選択肢以上に相手を十分抑えておく必要がある。
・ラッシュ投げ、ラッシュコパ投げ
瞬間移動から回避不可能な投げか、当て投げ。
相手の技スカりを見てから打つとまず通る。
・スト先端当て or 飛び込み
・弱アロー先端当て
・インパクト
突進択。
いつ使うべきか
様子見というと、これまでに紹介した全対応連携が非常に強力であった。
しかしこの連携は特定の条件を満たさなければ使えないのであった(人力でも凄く頑張れば可能だが)。
そのため、全対応連携は使えないが相手の動きを伺いたい状況では様子見を選択すると良いだろう。
例えば鳥かごでの動画で見せている、中央からのスパイク〆コンボで運び切ったが前ステしないと択に行けない時が分かりやすい。
他にも様子見を採用したいタイミングがあるのでいくつか紹介しよう。
・相手の逆択が強い
JP、キャミィ等の投げに対して強すぎるキャラには採用する頻度を上げて良いだろう。
他にも相手がSA3保持状態など、逆転が起こりやすいゲージ状況でも採用する価値が上がる。
・相手の行動に偏りがある
無敵が多く、前ジャンプまたは中技暴れが多い相手には特に刺さる。
様子見でこういった相手を分からせるとガンガードが増えるので、重ねが通りやすくなる。
・リーサルが見える
J中P空対空は5割減るルートがある。
相手側の防御でよくジャンプが現れる場合は、飛びを期待して上を見る様子見を行うプランが有効になる。
中央
中央でダウンを取った際に様子見を行う方法、それにより解決される行動を確認する。
どのダウンから可能か
密着を作る事が出来る〆は様々なものがあるが、様子見を行うには若干条件がかかる。
「中アローから前ステをするとその場受け身に対して後ろ歩きで最速グラをスカす事が出来ない」
という理論があるので、前ステをしない起き攻めにしたい。
すると、要求される条件は
「前歩きで正常に起き攻めができる(後ろ受け身に対して歩きで投げ埋めができる)」
になる。
故に、小技三回刻み中アローを防ぎたいという結論になる。
尚、それ以外のJ中Pスト〆、強アロー〆、大足等からは前ステからその場受け身にも様子見が可能なのでわざわざ歩きで近づく必要は無い。
まとめると
・小技三回刻み中アロー
前ステからしか起き攻めが出来ず、その場受け身には様子見が不可能。
・小技二回刻み中アロー
前歩きから起き攻めが出来て、その場受け身にも様子見が可能。
前ステをしてしまうと、その場受け身に様子見が不可能になる。
・J中Pスト〆、強アロー〆
前ステからその場受け身にも様子見可能。
手順
まず受け身を判断し、一瞬投げ間合いに入った後、投げ間合いの外に出る。
ここでしゃがんで中足暴れを防げるように待機。
前ステからだと簡単だが、前歩きからやろうとするとこの操作がとても難しい。
最速投げと最速中足をダウンリバーサルに設定し、受け身をランダムにして練習しよう。
この位置で次を意識する。
コパガード → 割り込みパリィ
中足ガード → Dリバ
グラ → 歩き投げ or コパpc大Pからコンボ
パリィ → 歩き投げ
バックジャンプ → 前歩き大K(落とすのは困難)
バクステ → 前歩き
これにより、無敵とグラにリターンを得てその他の選択肢には悪い事が起きない形になる。
動画は上記のバクステ以外の5択をランダム再生して練習する様子。
SA3があるなら、離れてしゃがんでいる最中に上だけを見る事で、バックジャンプを見てから狩る事が可能。
雑記
中央の様子見に関してはコントロールの難易度が高く、筆者も練習中である。
端→中央と少し不自然な流れで記事を構成しているのも難易度の影響。
理論上、明らかに前ステの展開より強いので、いくら時間をかけても良いので習得したい連携だ。
24/02/16 中央の最初のサブセクションでミスがあったため修正。すみませんでした。
調査の結果、前ステからもシミーが出来るパターンがほとんどでした。
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