jubeatにノーツレーダーを実装してみた
どうも、ハニワです。音ゲー関連としては初投稿となります。
普段はjubeat、ボルテ、弐寺などをやってます。
25日にボルテの大型アプデが行われ、多くの曲追加や追加譜面、オンラインアリーナの実装、そしてエフェクトレーダーという譜面の特徴を6つの要素で視覚化した多角形のグラフが実装されました。
↓↓こんなやつ
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パニホリ重なんでHAND TRIPじゃないの..??
おそらくはBEMANI PRO LEAGUE SEASON2(BPL2)の対象機種になったため、プロリーグが始まる前に実装させたのだと考えられます。
これでBPL2の対象機種であるDDR,beatmania,SOUND VOLTEXの3機種全てで、レーダーが実装されたことになりました。
新筐体がお蔵入りになっていたりしてアレですが、jubeatがゆくゆくはBPLの対象機種になることを信じて、この投稿ではjubeatにノーツレーダーを実装するとしたらどんな分類になるのかを考えていきます。
beatmania、SDVX、DDRのレーダー
考えるにあたって、まずはすでにレーダーが導入されている3機種での分類がどうなっているのかを調べました。
[beatmania]
NOTES 全体的にノーツの密度が高い
PEAK 局所的にノーツの密度が高い
CHORD 同時押しが多い
CHARGE チャージノーツ
SCRATCH スクラッチ(皿曲)
SOF-RAN BPM変化(ソフラン)する曲
[SDVX]
NOTES 楽曲の長さに対する総ノーツ数の多さ
PEAK ノーツ数の瞬間密度
TSUMAMI 楽曲の長さに対するつまみを操作する時間の割合
ONE-HAND 片手操作中に降ってくるノーツの多さ
HAND-TRIP 片手操作中に逆側に降ってくるノーツの多さ
TRIKCY 速度変化、視点変化、画面回転、縦連打の難しさ
[DDR]
STREAM 平均的なアローの密度
VOLTAGE 瞬間的なアローの密度
AIR 同時踏み、ショックアロー
FREEZE フリーズアロー(長押し)
CHAOS リズム難、停止、速度変化
全体的・局所的な譜面の密度というカテゴリが3機種全てで存在し、それ以降は各々ゲームの特性に応じたカテゴリが用意されていることがわかります。jubeatでも、このパターンを踏襲してカテゴリを決めていきます。
次にカテゴリの数ですが、SDVXとbeatmaniaでは6種類、DDRでは5種類となっています。多い方が譜面の細分化をしやすいということもあり、今回は6種類で分類していくことにします。
さっそくですが以下のようにjubeatの譜面の分類を行いました。また、各譜面属性に該当する譜面をレベル10.5以上の譜面を代表とし、記載していきます。
jubeatでのノーツレーダー
①NOTES
平均的な密度が高い譜面、いわゆる物量譜面がこれに該当します。弐寺のレーダーとか見てる印象では、いろんな要素が入っている総合譜面も結果的にここに分類されるかなーと考えています。
・該当する譜面
1116、Confiserie、ゆめのかなたで、Beastie starter、パピポペピプペパ、アストライアの双皿 など
②PEAK
瞬間的な密度が高い譜面、局所難な譜面がこれに該当します。
NOTESと同様に既存の3機種に同様の譜面属性があるため、同様に分類させます。
・該当する譜面
Glitter Flatter Scatter、檄、One more reason、Necroxis girl、Evansなど
③ HOLD
上二つはどの機種にも存在する譜面属性であるため、ここからが音ゲーごとに違う分類となり、個性の出しどころとなっていきます。
HOLDは、その名の通りホールドノーツがスコアのウェイトを占めている譜面がこれに分類されます。ホールドノーツはpropで初登場したため、当然ながらfulfill以前の譜面などホールドノーツのない譜面は該当しません。
また、ホールドノーツがある譜面でも、龍と少女とデコヒーレンスのようなホールドがわずかしかない譜面は該当しません。
一概にホールド譜面といっても、片手処理の量が多いタイプやそもそも認識のしづらい譜面など、さまざまなタイプがありますが、全部分類しているととても6属性には収まらないのですべてHOLDの属性とします。
・該当する譜面
prayer、アガット、ススススペースハリネズミ、Northern windなど
④ HAND-TRIP
先日のボルテにも同様の譜面属性が実装されており、出張を意味します。
jubeatでは、主に1+13,3+16のような上一列+下一列の同時押しが出張押しと呼ばれているため、このような配置が多い譜面を本属性でも分類します。
・該当する譜面
Duality、ラキラキ、Never look back in sorrow、Toy boxer、など
⑤ ONE-SIDE
以下二つは既存の3機種には存在しない、jubeat独自の譜面属性となります。ONE SIDEは「譜面が左右どちらかに偏っている」ということを意味します。譜面が偏っているため、左右分業だと押すことが難しく、もう片方の手で補っていくことが必要な譜面をこちらに分類させます。
BPMにもよりますが、片側に16分3連が頻出する譜面をこちらに分類します。縦スライドや、横往復スライドが多発する譜面もこの条件に当てはまります。
・該当する譜面
Hopeful Frontier!!!、Got more raves?、OVERHEAT -Type J-、prey、量子の海のリントヴルム など
⑥RHYTHM
その名の通りリズムを理解しづらい譜面、取りずらい譜面を分類させます。jubeatはゲームの特性上、他の落ちもの系音ゲーよりも譜面の採譜を理解しづらいため、難しさのウェイトを占める譜面要素だと考えました。
いわゆるソーダバー譜面と呼ばれるものが該当し、ズレ譜面等もこちらの分類となります。
・該当する譜面
Strayedcatz、Nature、Jazz is rad、FLOWER、Lisa-RICCIA など
まとめ
①NOTES 平均的な密度が高い譜面
②PEAK 局所的な密度が高い譜面
③HOLD ホールドノーツが難しい譜面
④HAND-TRIP 出張配置が多い譜面
⑤ONE-SIDE 左右の偏りがある譜面
⑥RHYTHM リズム難、ズレ譜面
jubeatでのノーツレーダーの実装を考えたところ、以上の構成要素となりました。おおむね数値化を行って自動で分類もできそうなので、かなり現実的な指標になったかと思います。(RHYTHMだけ手動になりそうだけど)
jubeatは以前と比べるとかなりプレイヤー人口が減っており、近いうちにプロリーグの対象機種になるというのは現実的ではありません。しかし、他機種の音ゲーマーでもやったことがあるという人は相当な数いますし、ゲーム自体は神ゲーなので(何が悪いとは言わない)、プロリーグが行われるくらいに再びこのゲームが盛り上がってくれることを期待しております。
おわり