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競馬小説カフェ・ド・イーグル~「いちご白書」をもう一度・2025シルクロードS・根岸S~
■ 大江原比呂騎手
2025年2月1日(土)午後7時
-岩手県某市早起村 カフェ・ド・イーグル-
バータイムのカフェ・ド・イーグル。外れた土曜競馬の反省会もそこそこに、話題は引退の報道があった大江原比呂騎手のことになった。
「減量で苦労してた印象があったから、気にはなってたんだけど・・」
ケチャ子が眉根を寄せた。聖子ママが本当ねと相槌を打ってからいった。
「騎手学校時代は、体重管理で好きなお菓子も食べられなかったでしょうね。これからは体重を気にすることなく、好きなだけ食べて欲しいわ」
「そうそう! まずはゆっくり休んでから人生リスタートよ!」
そう返しながらも、たっぷりとケチャップをつけたフライドポテトを次々と口に運ぶケチャ子の動作は止まらなかった。
「おめえさんはちょっとその手を休めたほうがいいんじゃねえか? ちったあ騎手の減量生活をリスペクトしなよ」
「・・・はあ? ハゲチョビンに言われたかないわよ! ちゃんと体重管理してるし!! この逆蛍!!」
「・・んだあ、ごらあっ!!」
まあまあとミスターがふたりに割って入った。イカ社長は小さく舌打ちし、眞露の水割りを作り始めた。
「貫ちゃん、なにか気になることがありましたか?」
ミスターが、今のやり取りにまったく絡んでこなかった貫一郎に言葉をかけた。貫一郎は、スマホに落としていた目線をあげて答える。
■ 生麦事件
「・・・ええと、やまさき拓味の『優駿の門 ROOTS』を見てたんですけど、なんで生麦事件を取り上げたのかなあって気になって調べてたんです」
みんなが貫一郎に注目する。
「見当違いかもしれませんけど、スワーヴリチャードのジャパンカップが使われるのかなって・・」
「貫ちゃん、解説プリーズ」
ケチャ子の質問に、体を少し左側に向けて貫一郎が答える。
「生麦事件が根岸競馬場開設につながるのですが・・・生麦事件で亡くなったイギリス人の名前が、チャールズ・レノックス・リチャードソンていうんです。イギリスでリチャード・・」
「なるほど。それでスワーヴリチャードですね。鞍上のオイシン・マーフィーはイギリスが主戦場の騎手です」
ミスターの解説にみんながなるほどと頷いた。ミスターがパソコンを素早く操作する。
「2019年のジャパンカップ・・・第39回! 貫ちゃん、ビンゴかもしれませんよ。今年の根岸ステークスも第39回です!」
2019/11/24 【第39回】ジャパンカップ
1着:3-05 スワーヴリチャード(Oマーフィー)
2着:1-01 カレンブーケドール
3着:2-02 ワグネリアン
2/2(日)
【第39回】根岸S
「おいおい! まさかまさかの枠連1-3 ド一発ってことがあるんじゃねえだろうなあ!」
イカ社長の興奮気味の発言に、みんなが一斉にスマホやパソコンを操作しだした。降雪の影響を懸念して、前売り発売のない明日の東京競馬。オッズが確認できないかわりに、余計な先入観なしで馬券検討ができる。
■ 「いちご白書」をもう一度
十数分後、突然イカ社長がカラオケのリモコンで曲を入れた。競馬の検討中に彼が曲を入れる場合、なんらかの閃きがそうさせることが多い。
イントロを聴いて、まあ懐かしいわと聖子ママが軽く拍手する動作をした。曲はバンバンの「いちご白書」をもう一度だった。
歌い終わりみんなから拍手をもらったイカ社長が、マイクを眞露のグラスに持ち替えてからいった。
「今日の白富士ステークス。ユーミンの3連続並びは根岸ステークスの伏線だと思うぜ」
白富士S
2-02 ホウオウ(ノーサイド)
3-03(ルージュ)リナージュ
4-04(グランドカリナン)≒馬名意味に「ダイヤモンド」
↓ ↓ ↓
白富士S
2-02「ノーサイド」
3-03「ルージュの伝言」・「Rock'n Rouge」
4-04「瞳はダイヤモンド」
↓ ↓ ↓
白富士S
2-02 松任谷由実
3-03 松任谷由実/(松田聖子)
4-04(松田聖子)
↓ ↓ ↓
根岸S
(1番)クロジシジョー
2番(松任谷由実)
3番(松任谷由実)
4番(松任谷由実)
(5番)サンライズフレイム
「名義は呉田軽穂も混ざってるだろうが、とにかく2番3番4番はユーミンだ。スワーヴリチャードのジャパンカップと同じ馬連1-5で決着すりゃあ、土曜のユーミン3頭を囲い込む『いちご白書』馬券ってわけさ」
「景子ちゃん、貫ちゃん。バンバンの『「いちご白書」をもう一度』も、ユーミンが書いた曲なんですよ」
ミスターからそう説明を受けて、やっとケチャ子と貫一郎にも意味が通じたようだ。ケチャ子がいった。
「なるほどねえ! 白富士ステークスは2番3番4番のうち、馬券になったのは3着の3番だけだったけど、根岸ステークスへの伏線ということなら納得だわ!」
貫一郎も続く。
「生麦事件からのスワーヴリチャード・・・あるかもしれませんね!」
■ 真夏の出来事
その後5分ほどの休憩を挟み、みんながスワーヴリチャードの鞍上だったオイシン・マーフィーの謹慎騒動などで盛り上がっている間、聖子ママはずっとスマホを操作していた。
みんながえっという表情で聖子ママのほうをみた。彼女にしては珍しく、客からリクエストされたわけでもないのに、自らリモコンでカラオケを入れたからだった。
曲は、平山みきの「真夏の出来事」だった。
曲が終わり、みんなからやんやの喝采を受けた聖子ママは、丁寧にお辞儀をしてからカウンターの常連たちを見回した。
「先週のプロキオンステークスと、明日のシルクロードステークスはどちらも第30回。先週と今週はワンセットといえるけど、つなぐものは開催回数だけじゃないわ」
みんなが聖子ママに注目する。
「プロキオンステークスは音無秀孝のワンツーだったわよね? 今歌った『真夏の出来事』の平山みき。バンバンのボーカル、ばんばひろふみの元妻というつながりもあるけど、音無秀孝調教師ともつながりがあるの」
みんなは黙って聖子ママの続きを待った。まだ先がみえない。
「音無秀孝調教師が騎手時代に唯一勝ったGⅠが1985年のオークス、ノアノハコブネ・・・『真夏の出来事』の次に、平山みきが出したシングルがなんと『ノアの箱舟』なのよ!」
![](https://assets.st-note.com/img/1738449252-P5OnYbZJt4rohcHu2K9gUBzT.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1738449260-6D8GTqFYgfNmw3HXI1htQ75Z.jpg)
みんながおおという声を挙げた。
生麦事件からの馬連1-5スワーヴリチャード。白富士ステークスのユーミン2番3番4番を囲い込む、松任谷由実が書いたバンバンの『「いちご白書」をもう一度』。
ばんばひろふみは元妻の平山みきとつながり、その平山みきは「ノアの箱舟」を介し先週の音無秀孝丼につながってくる。
■ まちぶせ
「さあ景子ちゃん。次はあなたの番よ」
そういって聖子ママはカラオケのマイクをケチャ子に渡した。テレビ画面に表示されたのは三木聖子の曲だった。
「え? え? 三木聖子って誰? 知らないんだけど」
「大丈夫。景子ちゃんも知ってる曲よ」
聖子ママがそう諭した通り、字幕が出るとケチャ子はああこの曲かといって見事に歌い上げた。曲は三木聖子のデビュー曲、「まちぶせ」だった。
歌い終わって拍手をもらったケチャ子が、カウンターに戻りいった。
「石川ひとみの『まちぶせ』しか知らなかったけど、三木聖子って人も歌ってたのね?」
ミスターが顎を引く。
「最初に歌ったのが三木聖子。彼女のデビューシングルでした」
イカ社長と聖子ママが頷く。
「その後、石川ひとみもリリースし、彼女の最大のヒット曲となります。曲を書いたのが荒井由実。のちの松任谷由実、呉田軽穂、ユーミン」
「なるほどです!」
貫一郎がパンと手を叩いていった。
「平山みき・・・三木聖子・・・みきつながりってことですか?」
さすがは貫ちゃんと聖子ママが大きく頷く。
「平山みきは現在、名前のほうを平仮名にしているけど、デビュー当初は平山三紀という漢字の名義時代もあったの」
みんなが頷く。
「白富士ステークスの3番に、松田聖子の『Rock'n Rouge』があったでしょ? 3番の聖子・・・からの三木聖子。ふたりは同じ福岡県久留米市出身なのよ」
三木聖子:福岡県久留米市出身
デビュー曲「まちぶせ」(1976・詞/曲:荒井由実)
松田聖子:福岡県久留米市出身
デビュー曲「裸足の季節」(1980)
みんながなるほどと頷いた。
■ ジャスティンミラノ
「さあ、本題はここからよ。平山みきに三木聖子。三木という馬主さんがいるわよね?」
「ジャスティン、エリカの三木正浩だな?」
イカ社長の言葉に、聖子ママが何度も頷く。
「大江原比呂騎手の引退報道。ばんばひろふみからの『ひろ』つながり・・・スワーヴリチャードのオイシン・マーフィーは、コパノキッキングを介し、女性騎手藤田菜七子につながる・・」
みんなが次の言葉を待った。
「藤岡康太、角田大河、藤田菜七子、永野猛蔵、そして大江原比呂・・・連鎖する若手騎手の早すぎる引退・・・確かに大江原比呂騎手にも減量失敗による騎乗停止があったけど、それは競馬に直接関わること。自動車での馬場走行だったり、不正なスマホ使用だったりが原因の引退とは違うわ」
店内を重い沈黙が支配した。
「JRAがいいたいのは、競馬に直接関係のない振る舞いでファンを悲しませることはしないでほしい・・・そんなところだと思うの。藤岡康太騎手の訃報は皐月賞の週だった。勝ったのは7枠13番戸崎圭太騎手のジャスティンミラノ。オーナーはもちろん三木正浩」
2024/4/14 第84回 皐月賞
(1-01)サンライズジパング 9着
→ 先週の【第30回】プロキオンS 2着
(3-05)ミスタージーティー(藤岡佑介)10着
(7-13)ジャスティンミラノ(戸崎圭太)1着
※ 藤岡康太が1週前追い切りに騎乗
~~~
根岸S
(3-05)(サンライズ)フレイム(藤岡佑介)
【第30回】シルクロードS
(7-13)カピリナ(戸崎圭太)
「なんてこったい! 藤岡佑介も戸崎圭太も、去年の皐月賞と同じゲートに入ったつうわけかい?」
聖子ママが頷く。
■ ポラリスステークス
「兄藤岡佑介が乗るサンライズフレイム。3走前のポラリスステークスは藤岡康太騎手で1着・・・彼の成績を調べてみたら、その後2勝してるんだけど、最後のメインレース勝利、最後の特別競走勝利がこのポラリスステークスなのよ」
![](https://assets.st-note.com/img/1738449890-u84E1liXOVHjdhAQLRxCGf2P.jpg?width=1200)
みんなの口から吐息ともため息ともつかぬ声が漏れた。弟から襷を受け取った兄が、皐月賞のゲートに入った。これ以上のおぜん立てがあるだろうか。
「よし! 『「いちご白書」をもう一度』・・・ではなく、『「いちご馬券」をもう一度』だ! 先週のプロキオンステークスが枠連1-5、根岸ステークスは馬連1-5が大本線だぜ!」
イカ社長の言葉にみんなが頷き、カフェ・ド・イーグルの勝負馬券が決まった。
カフェ・ド・イーグル
根岸S 勝負馬券
◎5番 サンライズフレイム
〇1番 クロジシジョー(1枠)
単勝:5番
枠連:1-3
馬連・ワイド:1-5
■ トウショウバルカン
10分間の休憩後、シルクロードステークスの検討になった。週中の検討と先ほどの流れから、あっさりと軸馬はカピリナに決まった。
2024/4/14 第84回 皐月賞
(1-01)サンライズジパング 9着
→ 【第30回】プロキオンS 2着
(3-05)ミスタージーティー(藤岡佑介)10着
(7-13)ジャスティンミラノ(戸崎圭太)1着
~~~
根岸S
(3-05)(サンライズ)フレイム(藤岡佑介)
【第30回】シルクロードS
(7-13)カピリナ(戸崎圭太)
~~~
ミスターがいった。
「二刀流候補馬のカピリナ。この馬にはもうひとつ推し材料があります。くろたんがXで教えてくれたネタです。それは、『2年連続節分の日勝利』という超レアな記録です」
シルクロードS
7-13 カピリナ
※2024/2/3(日)節分の日 初勝利
勝てば2年連続「節分の日 勝利」
→ 1990-1991のトウショウバルカン以来34年ぶり
1990/2/3(土)※節分
小倉10R 香春岳特別
トウショウバルカン
1991/2/3(日)※節分
小倉10R 香春岳特別
トウショウバルカン
1着:7-07 トウショウバルカン
2着:7-08 ミツルチカラ
![](https://assets.st-note.com/img/1738450081-8SjN1Up0BXTVugiYbRPzLqIA.jpg)
カピリナのオモローなら
— くろたん (@heizhaogon63368) January 28, 2025
初勝利が、2/3の節分の日(ダート)
2/2 シルクロードS 節分の日
芝1200
「へえー!! トウショウバルカン以来30年以上も達成馬がいないレアな記録なのね?」
ケチャ子が目を丸くしていった。ミスターが頷く。
「そもそも、2年連続節分の日に競馬開催があること自体レアですからね・・・トウショウバルカンの7-7のゾロ目・・・カピリナも7枠右に入りましたから、ゾロ目は要注意だと思いますよ」
シルクロードS
3-05 セントメモリーズ(石川裕紀人・正5)
7-13 カピリナ (逆5・昨年節分の日勝利)
7-14 グランテスト (昨年節分の日勝利)
「昨年の節分に勝利した馬が同居の7枠も面白いですが、カピリナの対角にあたる5番が面白いですね」
貫一郎がいった。
「セントメモリーズは松田聖子のスイートメモリーズ・・・石川裕紀人は石川ひとみ。今日のテーマにしっくりきます」
貫一郎のこの言葉で、カピリナの相手は5番セントメモリーズ、14番グランテストと決まった。
3番のメイショウソラフネも押さえたいといったのは、イカ社長だった。
「トウショウバルカンの節分連勝が7-7だっただろ? 今週話題になったフジテレビの記者会見・・・昨年、最後の夕刊フジ杯オパールステークスがやっぱり7-7のゾロ目だったぜ! そんときの2着メイショウソラフネ・・・松本好雄にTOKIO・・・問題を起こしたジャニーズだ!」
2024/10/5
夕刊フジ杯 オパールS
1着:7-14 ビッグシーザー
→ シルクロードS 唯一の回避馬
2着:7-13 メイショウソラフネ(松本好雄)
宙船 = TOKIO = ジャニーズ
松本好雄 ≒ 松本人志
→ まつもto なかい
みんながなるほどと同意し、カフェ・ド・イーグルの勝負馬券が決まった。
カフェ・ド・イーグル
シルクロードS 勝負馬券
◎13番 カピリナ
〇5番 セントメモリーズ
▲14番 グランテスト
穴3番 メイショウソラフネ
単勝:13番
馬連・ワイド:13-(3.5.14)6点
3連複:13-(3.5.14)-(1.2.3.4.5.7.9.10.14.16)24点
■ 編集後記
・鬼退治
節分といえば鬼退治。
登録抹消馬に「オニジオオタニ」という馬がいました。「イ」がないのが残念ですが「鬼退治」っぽい響きです。
JRA所属時代の最後のJRA出走レースと、最後のレースをみてみます。
2022/11/5(土)福島3R
(3-05)オニジオオタニ(正5)
※最後のJRA出走レース
2022/11/29(火)
船橋10R JRA交流競走
フェイスフルブーツ特別
※JRA所属時代の最後のレース
4-04 ケ(イ)アイメビウス
4-(05)
5-06(オニジ)オオ(タ)ニ
→ 「鬼退治」で5番をサンド
根岸S
(3-05)サンライズフレイム(正5)
シルクロードS 17頭
7-13 カピリナ(逆5)
・馬場幸夫
ばんばひろふみの本名は馬場弘文。
馬主で馬場といえばモーニンの馬場幸夫氏。
今週の出走は一頭のみ、今日の小倉3Rです。
2/2(日)小倉3R 14頭
2-02 ハッピーダンス(馬場幸夫・逆13)
根岸Sが枠連1-3なら、この2枠の囲い込み。
シルクロードSで13番カピリナが当たりなら「正逆13」が一致。
モーニンは石坂正厩舎でしたが、根岸Sの5番サンライズフレイムは
息子の石坂公一厩舎です。
根岸S
1-02 池添謙一(シンハライト)
2-03 吉田 豊(ブルーメンブラッド)
2-04 岩田望来(岩田康誠→ジェンティルドンナ)
3-05 サンライズフレイム(石坂公一)
2番3番4番に、石坂正厩舎の馬でGⅠを勝った騎手が並んでいるというのも面白い。岩田望来は息子のほうですが。
・今朝のプレイリスト
今週金曜日から、なんとなく「今朝のプレイリスト」というポストをしています。
今朝のプレイリスト
— ファイナライズ (@finalizekeiba) January 30, 2025
高田みづえ「私はピアノ」
研ナオコ「夏をあきらめて」
中村雅俊「恋人も濡れる街角」
あみだババアの歌はAmazonmusicにはなかった(笑)
今朝のプレイリスト
— ファイナライズ (@finalizekeiba) January 31, 2025
太田裕美「さらばシベリア鉄道」
松田聖子「風立ちぬ」
薬師丸ひろ子「探偵物語」
鈴木雅之「夢で逢えたら」
金曜日は「桑田佳祐」、土曜日は「大瀧詠一」でした。
今朝のプレイリスト
— ファイナライズ (@finalizekeiba) February 1, 2025
原田知世「時をかける少女」
石川ひとみ「まちぶせ」
松田聖子「制服」
バンバン「「いちご白書」をもう一度」
今日のポストは競馬小説を意識しましたが、金曜日の時点では、今日あげたネタはまだ頭になく、たまたま土曜競馬でネタにしたユーミンにうまくつながった感じです。
2重賞のうち、どちらか当たりを引いていればいいのですが。
トップ画像引用:ソニーレコード