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スナック忘れな草~2023宝塚記念“タイトルホルダー”の連覇 その3~※4話完結シリーズ

■ 前回までのあらすじ

政やんが解析したタマモクロスと夏競馬CMから、2022エリザベス女王杯の2着同着が強く示唆された。

一方、スナック忘れな草で検討を続ける真一郎、ギョニ子、タコ社長は、マスターが残したメモの数式解明を急いでいた。真一郎は長澤まさみが「30」、ギョニ子は見上愛が「30」だと想定。果たしてどちらが「30」でどちらが「70」なのだろうか。

第2話はこちら
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■ マスター撃たれる

2023年6月23日(金)午後6時
-東京都某区 スナック忘れな草-

マスターと麗子ママが不在の間、店の合鍵の管理を任されていた真一郎は、今日も一番にスナック忘れな草に着いた。ただしそれはギョニ子やタコ社長よりも先に着いたという意味で、今日は先客がいた。

臨時休業の貼り紙がしてある店の入り口ドア付近で、二人の男性が立ち話をしていたのだ。彼らの背後に真一郎はいたので、気づかれていない。パーーンという、背後を通った車のクラクションで冒頭は聞こえなかったが、彼らの会話が耳に飛び込んできた。

「・・・・マスターが撃たれたらしいね」

「ああ、それはそれは目を覆いたくなるような光景だったらしい・・・」

マスターが撃たれた?真一郎は動転した。詳しく話を聞きたかったが、彼らは気がつくとどこかへ行ってしまった。鍵を開けて店内に入り、真一郎はトイレにこもった。まさかあのチンピラ風の男が・・・

真一郎がマスターと最後に会ったのは水曜日の夜だった。いつものようにギョニ子やタコ社長を交え、雑談をしたり軽く宝塚記念のことを話し合ったりした。

帰りがけに、マスターを訪ねてきた客がマスターに何やら頼みごとをしているのが目に入った。アロハシャツを着て茶色のサングラスをかけた、30台前半と思われるチンピラ風の男は、マスターの耳元で何やら頼みごとをしているようだった。手を振って何度も断るマスター。そこをなんとかとしつこく頼むチンピラ風の男。

自分とギョニ子が店を出たあと、何かあったのだろうか。「撃たれた」「目を覆いたくなるような光景」・・・考えたくはなかったが、最悪の結末まで想像せざるを得なかった。

気がつくと涙がこぼれていた。トイレの外からギョニ子の声が聞こえたような気がしたが、今戻ると泣いているのがばれてしまう。もしマスターがなんらかのトラブルに巻き込まれて撃たれたのだとしたら、ギョニ子やタコ社長に話したところで、どうにかなるものでもないだろう。

二人には内緒にして、今は宝塚記念の予想に集中するしかない。マスターの無事を祈りながら・・・

トイレのドアを開けて店内に戻ると、やはりギョニ子がカウンターのいつもの席に座って、すでに生ビールを飲んでいた。

「ちょっと、しんちゃーん。あたしもトイレに入りたかったんだけど・・・」

ギョニ子がふくれっ面で言った。

「え?じゃあ入れば」

「しんちゃん、今うんこしてたでしょ?匂いが残ってるじゃん」

真一郎が長い時間トイレにいたものだから、大きい方をしていたとギョニ子は勘違いしたらしい。トイレの中で泣いていたとも言えないので、真一郎はごめんごめんと謝ってごまかした。

「あと5分くらいしたら入ろうかな・・・ところでしんちゃん、あたしあの数式がわかったかも。見上愛が30で長澤まさみが70よきっと」

「ええ?俺は逆だと思うな。長澤まさみが30で見上愛が70」

真一郎とギョニ子はそれぞれの見解を話した。

●真一郎の仮説

2019/2/24(日)
天皇陛下御在位30年慶祝
第93回中山記念
1着:1-01 ウインブライト(松岡正海)
2着:3-03 ラッキーライラック
3着:6-07 ステルヴィオ

「まさみ」が「30」にまつわる慶祝競走を勝利。よって長澤まさみが「30」。見上愛は自動的に「70」となる。

長澤まさみ(30)+見上愛(70)=佐々木蔵之介(100)

●ギョニ子の仮説
隠れ副題「天皇皇后両陛下 御成婚30周年記念」
第64回 宝塚記念
プレゼンター:見上愛

見上愛が「30」にまつわる宝塚記念のプレゼンター。よって見上愛が「30」。長澤まさみは自動的に「70」となる。

長澤まさみ(70)+見上愛(30)=佐々木蔵之介(100)

■ 70はどっちだ?

2023年6月23日(金)午後6時
-東京都某区 袴田バネ工場-

タコ社長は事務室で煙草をくゆらせながら、ガラケーでJRAサイトのニュースをチェックしていた。今日は仕事が比較的少なかったため、ほとんどの作業を若い衆に任せても問題がない日だった。片づけが終わった工員たちはもう全員帰っており、工場内にはタコ社長ひとりだった。

スナック忘れな草の鍵を預かっている真一郎が店に着くのが午後6時頃だから、もうちょとしたら向かおうと考えていた。

長澤まさみ+見上愛=佐々木蔵之介(100)

この数式を解明するには、長澤まさみと見上愛の数字を突き止める必要がある。さらに理想を言えば、突き止めた数字が2022エリザベス女王杯につながれば最高だ。と、タコ社長の手が止まった。2022年5月のニュースだ。

<エリザベス女王即位70年記念競走等の実施>

2.JRAにおける記念競走
(1)エリザベス女王即位70年記念 
第39回エプソムカップ(GⅢ)
(第3回東京競馬第4日第11レース 〔6月12日(日曜)〕)

(2)エリザベス女王即位70年記念 
ジャパン・オータムインターナショナル 
第47回エリザベス女王杯(GⅠ)
(第5回阪神競馬第4日 〔11月13日(日曜)〕)

「あちゃーー」

タコ社長は天を仰いでおでこを右手でぺしゃりと叩いた。そうだった。2着同着があった昨年のエリザベス女王杯は、先に行われたエプソムカップ同様、「エリザベス女王即位70年記念」という副題が付与されるはずだった。ところが、エリザベス女王の逝去で取りやめとなったのだ。

「長澤まさみと見上愛のどちらかが、このエリザベス女王杯と結びつきゃあ、そっちが『70』、残ったほうが『30』ってわけだ」

■ まさみとアイ

タコ社長がスナック忘れな草の店内に入ると、真一郎とギョニ子がにらみ合っている最中だった。訳を聞くと、真一郎は長澤まさみが「30」だと言い、ギョニ子のほうは見上愛が「30」だと言って譲らないという。

ふたりの言い争いを聞きながら、タコ社長はガラケーでウインブライトが勝った慶祝競走の中山記念を確認した。10秒ほどレース結果を眺めていて、突然にひらめいた。

「わかったぞ!長澤まさみのほうが『70』にちげえねえ!」

タコ社長の大声に、言い争いをしていた真一郎とギョニ子が振り向いた。

「なにか見つけたんですね、社長さん?」

真一郎の言葉にタコ社長がうなずいた。

「ああ、そうとも。しんちゃんが見つけてくれた中山記念。まんま昨年のエリザベス女王杯じゃねえか!」

2019 中山記念
1着:1-01(ウイン)ブラ(イト
2着:3-03 ラッキー(ライラック

2022 エリザベス女王杯
7-13(ウイン)マリリン 2着
7-14 アカイ(イト
7-15(ライラック)   2着同着

「いいかい?中山記念のウインブライトとラッキーライラック。昨年のエリザベス女王杯の2着同着枠の7枠に、2頭の馬名が散りばめられてるってわけさ。そして、このエリザベス女王杯。取りやめにはなったが、もともとは『エリザベス女王即位70年記念』の副題がつくはずだった。つまり『70』さ」

「ヒューヒュー!やるじゃん、社長さん!ウインブライトの騎手は松岡正海だったから、同じまさみの長澤まさみが『70』ってわけね?」

ギョニ子が珍しくタコ社長ではなく社長さんと呼んで手柄をほめた。

「そうなると自動的に見上愛が『30』ということになりますね」

真一郎はそう言って紙にまとめた。

長澤まさみ(70)+見上愛(30)=佐々木蔵之介(100

マスターが残したメモにあるふたつの数式のうち、ひとつはこの解釈で決まりとなった。

10分ほどとった休憩時間に、ガラケーを操作していたタコ社長がニヤリと笑いながら言った。

「慶祝競走の中山記念が昨年のエリザベス女王杯とつながるのなら、同じ慶祝競走の秋天が宝塚記念とつながるかもしれねえなあ」

「秋天とつながる?どういうことですか?」

真一郎の質問にタコ社長が答えた。

「しんちゃんのリサーチは、役にたったがちょっとばかり抜けがあったぜ。ウインブライトが勝った中山記念と同じ年の秋天。これもまた慶祝競走だったってわけよ」

2019/10/22
天皇陛下御即位慶祝
第160回天皇賞(秋)
1着:1-02 アーモンド(アイ
2着:5-09 ダノンプレミアム
3着:3-05 アエロリット

「ああー!アーモンドアイ!つまりちゃんね。ウインブライトが勝った中山記念は松岡正海で長澤まさみ、アーモンドアイが勝った秋天は見上ってことよ!」

ギョニ子が興奮して言い、真一郎とタコ社長もうなずいた。

2019/2/24(日)
天皇陛下御在位30年慶祝
第93回中山記念
1着:1-01 ウインブライト(松岡正海
2着:3-03 ラッキーライラック

→2022エリザベス女王杯の2着枠示唆

2022 エリザベス女王杯(隠れ70
7-13(ウイン)マリリン 2着
7-14 アカイ(イト
7-15(ライラック)   2着同着

2019/10/22
天皇陛下御即位慶祝
第160回天皇賞(秋)
1着:1-02 アーモンド(アイ
2着:5-09 ダノンプレミアム

→2023宝塚記念(隠れ30)?

「長澤まさみが昨年のエリザベス女王杯2着枠を教えたのなら、見上愛は今年の宝塚記念を教える。長澤まさみは『70』。見上愛は『30』。佐々木蔵之介は『100』で、これは今年の京都競馬場グランドオープンを指す」

真一郎が頭を整理させるようにゆっくりと言った。

「2019年は、中山記念が平成最後の慶祝競走で、秋天が令和最初の慶祝競走という流れもあったわ」

ギョニ子が言った。

2019/2/24  平成最後の慶祝競走(まさみ
2019/5/1  令和に改元
2019/10/22 令和最初の慶祝競走(アイ

「それに対し昨年から今年にかけては、京都競馬場グランドオープンという大きな行事を挟んで、隠れ副題を持つふたつのGⅠがあるのね。しかも同じ『阪神芝2200』という舞台」

2022/11/13
エリザベス女王杯(隠れ70=エリザベス女王
※阪神芝2200・GⅠ

2023/4/22
センテニアルパーク京都競馬場グランドオープン
センテニアル=100

2023/6/25 
宝塚記念(隠れ30=天皇皇后両陛下
※阪神芝2200・GⅠ

「こうしてみるとよう・・」

タコ社長は腕を組み満足げに言った。

「長澤まさみと見上愛。このふたりは今年の宝塚記念のために起用されたと思わねえか?」

「僕もそう思います」

真一郎がうなずいた。

「もしかしたらですが、昨年のエリザベス女王杯が予定通り『エリザベス女王即位70年記念』の副題を付与されて施行され、今もなおエリザベス女王がご存命だったら・・・今年の宝塚記念には『天皇皇后両陛下 御成婚30周年記念』という副題がついていたのかもしれませんね」

「きっとそうだわ」

ギョニ子が続いた。

「だけどエリザベス女王が亡くなったから、今年の宝塚記念には副題はつけられなくなった・・・平成から令和に切り替わる2019年に施行された、ふたつの慶祝競走にちなんだ名前を持つ70の長澤まさみと30の見上愛。そして、100という数字を持つ京都競馬場にふさわしい、京都出身の佐々木蔵之介。70と30を足して100。本当ならこういうシナリオだったんだわ」

■ 孤高のホープフルS覇者

真一郎ら3人は、マスターが残したメモにあったもう一つの数式を考えていた。

長澤まさみ=タイトルホルダー=JRAスーパープレミアム

先に解決した数式では長澤まさみは「70」だった。新しい数式の長澤まさみも同じく「70」なのであれば、タイトルホルダーとJRAスーパープレミアムも「70」ということになる。

長澤まさみ(70)=タイトルホルダー(70)=JRAスーパープレミアム(70)

「『80』を強調しているJRAスーパープレミアムなのに、『70』ってのはねえよなあ?」

タコ社長がみんなに同意を求めるように言った。

JRAホームページ

「そうですよね。そうなると『70』ではない別の数字なのでしょうか?」

真一郎の言葉にギョニ子が続いた。

「タイトルホルダーの画像だけなら、手のひら同士のタッチで『5』か『10』よねえ・・・」

JRAホームページ

とりあえず言ってみたという感じで、自信はなさそうだ。ぬるくなった生ビールを飲み干し、ギョニ子は大きくため息をついた。みんな連日の検討で疲労がたまってきており、新しいアイディアを出す気力がなくなってきている。

「おっと!政やんからメールだぜ」

タコ社長はそう言ってガラケーを操作した。

「なになにぃ?JRAスーパープレミアムについて調べてみたら、ホープフルSの勝ち馬に一頭だけ仲間外れがいることがわかったらしいぜ」

<GⅠ昇格後のホープフルS>

2017 タイムフライヤー
2018 サートゥルナーリア
2019 コントレイル
2020 ダノンザキッド  ★
2021 キラーアビリティ
2022 ドゥラエレーデ

★=JRAスーパープレミアム実施なし

タコ社長のガラケーを回し読みした真一郎とギョニ子が目を丸くした。ダノンザキッドは宝塚記念に出走している馬だ。

「ダノンザキッドは2枠3番・・・逆番なら15番だから、一応例のエリザベス女王杯につながるわね」

ギョニ子が言った。

2022 エリザベス女王杯
7-13 ウインマリリン 2着  (正13
7-15 ライラック   2着同着(正15

宝塚記念 17頭
2-03 ダノンザキッド(逆15
3-05 イクイノックス(正13

「ねえ、タコ社長!『70』という数字とダノンザキッドが結びつかないか、政やんに聞いてもらえないかしら?」

「ダノンザキッドと『70』がかい?どれどれちょっとメールしてみるか・・・」

タコ社長がおぼつかない様子でゆっくりとメールしているのを見て、ギョニ子が言った。

「ああ、じれったい。政やんの電話番号教えて!あたしのスマホで電話を掛けて、スピーカーフォンで直接会話するわ」

タコ社長から政やんの電話番号を聞いたギョニ子は、政やんに電話を掛けた。スピーカーフォンにして真一郎やタコ社長も聞こえるようにすると、挨拶もそこそこに本題を切り出した。ダノンザキッドと「70」という数字が結びつくものはないかと。

答えはあっさりと見つかった。政やんがタコ社長にメールしたように、GⅠ昇格後のホープフルS優勝馬の中で、ダノンザキッドだけがJRAスーパープレミアムを実施しなかった日の勝ち馬だ。しかしその日は、土曜日ながらWIN5が発売されていたというのだ。

JRAスーパープレミアムによって、最も恩恵を受ける馬券がWIN5。払い戻し率が70%から80%に10%もアップする。

<JRAスーパープレミアム 払い戻し率>

単勝・複勝:80.0%    →80%(+0%)
枠連・馬連・ワイド:77.5%→80%(+2.5%)
馬単・3連複:   75.0%→80%(+5.0%)
3連単   :   72.5%→80%(+7.5%)
WIN5   :   70.0%→80%(+10.0%)

「へえー!そんなこと思いもつかなかったわ!サンキュー政やん」

ギョニ子はカウンターの上に置いてあるスマホに投げキッスをした。

「JRAスーパープレミアムは、唯一通常の払い戻し率70%で発売されたWIN5の日の勝ち馬、ダノンザキッドを示唆ってわけか!」

真一郎が興奮して続けた。

「しかもプレミアムといえば、慶祝競走の秋天、アーモンドアイが勝った時の2着馬ダノンプレミアムにもつながる・・・そうなるとタイトルホルダーの画像。これもWIN5を示唆しているのかなあ。勝者である騎手と厩務員が5本の指を広げてハイタッチ。WIN5ってことかも?」

みんながうんうんとうなずいていると、スマホから政やんの声が聞こえてきた。

■ 2,000万馬券

『ええと、JRAの動画に、3連単の払い戻し額トップ5を紹介したものがありましたよね?ダノンザキッドがホープフルSを勝った日のWIN5の払い戻しと、3連単の史上最高払い戻し額がほぼ一緒なんですよ!』

2020/12/26(土)
ホープフルS ダノンザキッド
当日WIN5 払い戻し額 20,730,220円(的中24票)

2015/5/17 ヴィクトリアマイル
3連単:5→7→18(4,140人気)20,705,810円

JRAホームページ
大波乱】GⅠレース・3連単高額払戻金ランキング


「なんじゃこりゃ!いち、じゅう、ひゃく、せん・・・・同じ2,000万円台の払い戻し!最初の3桁『207』まで一緒じゃねえか!」

タコ社長が大声をあげた。

「WIN5で2,000円万円台の払い戻しってえのは、けっこうあるものなのかい?」

スマホの向こうから政やんの回答があった。

『いやあそれがたったの3例。2011年に3連単が発売されてから、払い戻しが2,000万円台というのはわずか3例なんです』

政やんの回答にみんなが顔を見合わせた。にわかに宝塚記念の本命候補にダノンザキッドが浮上したのだ。

長澤まさみ(70)=タイトルホルダー(70)=JRAスーパープレミアム(70)

マスターが残したメモにあった、ふたつ目の数式もこれで解決となった。一見すると「80」を強調しているかのようなJRAスーパープレミアムだが、宝塚記念に出走するダノンザキッドにより、実は「70」を強調しているとわかった。

長澤まさみは2着同着があった昨年のエリザベス女王杯が持つ、隠れ副題「70周年」にちなむ人物であり、タイトルホルダーの画像も「70」につながるWIN5を示唆している。

3人は生ビールと眞露で乾杯をした。とりあえずダノンザキッド本命で話が進んでいきそうだ。だがまだこのとき、ダノンザキッドが持つ別の「70」という数字の秘密に、3人は気づいていなかった―

スナック忘れな草
~2023宝塚記念“タイトルホルダー”の連覇 その3~
―完― ※44-04話完結シリーズ

第4話 予告 ※最終回

ダノンザキッドはあの馬の影武者だった?
2020年から仕込まれていた驚愕のシナリオとは?
ダノンザキッドが持つ「70」とは?

最終回 第4話はこちら
↓ ↓ ↓
https://note.com/finalize_keiba/n/nd15ed8d96407

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