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スナック忘れな草~紺碧の彼方に・2024神戸新聞杯~

トップ画像引用:小池百合子 X


■ J●Aの仕込み

2024年9月20日(金)午前
-東京都某区 J●A 役員室-

白球が美しい放物線を描き、左翼スタンドへ吸い込まれていくのを見届けると、男は満足そうに数回頷き、左の口角をわずかに挙げた。

よしよし。一カ月前、自分が出した指示は間違っていなかったぞ-

~~~

一カ月前
-東京都某区 J●A 会議室-

「・・・・・というわけで、以上4本の動画はYouTubeにアップしないように。いいな?」

指示を出された社員は、黙って頷くしかなかった。その頷きが、コンマ何秒か遅かったのを見て、指示を出した幹部は社員の心中にある反論を読み取った。幹部は鋭い眼光を社員に向けて、反論の火種を鎮火させた。

もし・・・・・もし達成しなかったらどうするんですか?

大丈夫、あの男ならきっとやってくれる。

■ KP.3株

2024年9月18日(水)午後7時
-東京都某区 スナック忘れな草-

真一郎とギョニ子が連れ立ってやってきて、久し振りに常連たちが勢ぞろいした。声こそ掛けなかったものの、タコ社長は彼らが指定席に着くのを見て、心から喜んでいる様子だった。まだグラスには半分以上残っているというのに、新しい眞露の水割りを作り出す。

「しんちゃん、今日子ちゃん、いろいろ大変でしたね。お疲れ様でした」

マスターが労いの言葉を掛ける。本当にねえ、大変なお仕事だわ。そう言って麗子ママが生ビールのジョッキを渡す。そうなのよとギョニ子は軽く応じ、生ビールを一気に3分の1ほど飲んでから、病院での業務を軽く振り返った。

月曜日にまず、ギョニ子が勤める病院でコロナのクラスターが発生し、昨日の火曜日には真一郎の病院で同様のことが起きた。5類感染症へ移行したとはいえ、この流行り病は実にやっかいだ。

KP.3株は感染力が非常に強いとされ、第1号患者の陽性が判明したときには、感染拡大予防の手立てはすでに手遅れとなっていることがあるという。

「コロナ陽性者第1号が出た部屋を担当していた看護師が言ってたの。振り返ってみれば、あの患者はあの日から怪しかったのよねえ・・・って。だったらそのときに対策しろっつーの!」

ギョニ子はそう言って、魚肉ソーセージの包装を歯で噛みちぎった。

「ホントそれ。うちの病院も同じような感じで、初動が遅かったんだよ」

真一郎がため息をつく。コロナ陽性患者が出ると、N95という感染防止力の高いマスクを着用することになるのだが、これが非常に息苦しいという。

「9月も後半なのに残暑が厳しいじゃないですか? そこへ来て息苦しいマスク、フェイスシールド、グローブにエプロン・・・じわじわと体力が奪われていくんですよ」

珍しく真一郎が愚痴っているので、タコ社長、マスター、麗子ママはよほど大変なんだろうと同情した。

「それはそうと・・・」

タコ社長が申し訳なさそうに話題を転換する。

「神戸新聞杯とオールカマー。おめえさんたちの狙いはどっちだ?」

ああそうですねと、真一郎は軽く頭を下げた。自分たちの病院の話ばかりして、タコ社長が退屈していることに気づかなかったのだ。

■ コントレイル

「神戸新聞杯は今年も中京代替よねえ」

ギョニ子がスマホを操作しながら言った。

「なんだかさあ、中京の神戸新聞杯もまたかあって感じじゃない?」

みんながそうだなと頷く。京都競馬場の改修工事に、阪神競馬場リフレッシュ工事。昨年こそ本来の馬場である阪神で施行されたものの、2020年からの5年で、都合四度目の中京代替開催となる。

<神戸新聞杯 2020~2024>

2020 コントレイル   (中京代替
2021 ステラヴェローチェ(中京代替
2022 ジャスティンパレス(中京代替
2023 サトノグランツ
2024     ?    (中京代替

「例えば・・」

ギョニ子が右手の人差し指を立てた。

「中京代替の神戸新聞杯が、30年ぶりとかだったら前回の結果が参考になるかもだけど、こうも代替開催が多いと、どの年を参考にしたらいいのかわからないのよねえ」

「2020年・・・コントレイルの年しかないですよ」

ギョニ子の疑問に、マスターは即答した。え?なんでというギョニ子への解答は、みんなが納得するものであった。

「確かに中京代替は2020年以降四度目です。ですが、中身を見ると今年が参考にすべきは2020年しかないんです」

<神戸新聞杯/菊花賞 開催場所>

2020【中京/京都
2021 中京/阪神
2022 中京/阪神
2023 阪神/京都
2024【中京/京都

「2021年と2022年は、神戸新聞杯が中京代替で、本番の菊花賞が阪神代替でした。昨年は、正規の阪神神戸新聞杯、京都菊花賞。そうなると、今年同様神戸新聞杯が中京代替で、本番が正規の京都というのは、コントレイルが勝った2020年しかないわけです」

みんながなるほどと声を挙げた。神戸新聞杯単体でみるとわかりづらいが、本番の菊花賞とセットでみることで、2020年とペアレースということが明確になる。

「コントレイルの1枠が教えてくれるのなら、この2頭が怪しいんじゃねえか?」

タコ社長が、2020年神戸新聞杯の1着枠から2頭の名を挙げた。

2020 神戸新聞杯(中京代替・本番京都
1-01 グランデマーレ(藤岡佑介・藤岡健一)
1-02 コントレイル (福永祐一・矢作芳人

2024 神戸新聞杯(中京代替・本番京都
ジューンテイク  (藤岡佑介
ミスタージーティー(矢作芳人

みんながなるほどと頷いた。騎手と調教師というひとつの要素だけの重なりだが、枠順次第では本命にもなりうるだろう。

その後は、軽く30分ほど雑談したあと、真一郎とギョニ子は早めの退店となった。こうしている間にも、コロナ感染が拡大しているかもしれないからだという。

■ 島耕作

2024年9月19日(木)午後7時
-東京都某区 スナック忘れな草-

今日も真一郎とギョニ子は指定席にいた。真一郎がカウンターの右端、その左隣りにギョニ子である。ふたりとも、勤務する病院でのコロナ感染が収まりつつあるということで安堵の表情を浮かべていた。

「島耕作の漫画が出てたじゃない?」

ギョニ子が生ビールの泡がかすかについている唇を開いた。


「まだ見てないんだけど、誰か見た人いるかしら?」

「なかなか興味深い内容だったわ」

お手製のマカロニサラダを配りながら、麗子ママが言った。

「キーホースになりそうなのはこの4頭ね」

サンテミリオン
シュヴァルグラン
ディープインパクト
ソダシ

みんなが麗子ママに注目した。

「サンテミリオンはそのまんまね。ワインを出すお店、サン・テミリオンが登場するし、馬のサンテミリオンについても触れているわ」

みんながうんうんと頷く。

「シュヴァルグランはワインのシュヴァルブランから。ディープインパクトもそのまんまね。漫画に登場する。そして、ソダシは白毛の2歳牝馬が登場するところから。気性が荒く、こゆきちゃんという牧場での呼び名もソダシに合致するわ」

ソダシ
牝馬・白毛・母母シラユキヒメ)

島耕作
牧場名こゆきちゃん(シンクグローバルと命名)
2歳牝馬・白毛

みんながなるほどと声を挙げた。

「昨日、コントレイルの話題が出ましたが・・」

真一郎が言った。

「それがあったからの連想なのですが、サンテミリオン、シュヴァルグラン、ディープインパクト。3頭ともコントレイルにつながると思います」

サンテミリオン
金子真人三冠馬アパパネとオークス1着同着)

シュヴァルグラン
(一時、福永祐一が主戦騎手)

ディープインパクト
無敗の三冠馬金子真人

コントレイル
福永祐一無敗の三冠馬父ディープインパクト

「ソダシとコントレイル・・・」

マスターが言った。

「この2頭には今週要注意ですね。どこかですでに発信されてるかもしれませんし、これから発信されるかもしれません。各媒体をチェックしましょう」

みんながうんうんと頷いた。

■ ローンデポ・パークの奇跡

2024年9月20日(金)午後1時
-東京都某区 真一郎が勤務する病院-

昼休みとなり、真一郎はロッカーに入れてあったスマホを起動させた。病棟ホールのテレビを見ていた患者から歓声が挙がっていたから、だいたいのことはわかっているつもりだったが、大谷翔平が今日残した成績は、予想をはるかに上回るものであった。

6打数6安打・3本塁打・10打点・2盗塁

さすがの大谷翔平もしばらく足踏みをするだろうと覚悟していたが、なんのなんの、一気に50/50を達成したにとどまらず、51/51までに到達していたのだ。

しかも、今日の球場ローンデポ・パークは、昨年のWBC決勝の対アメリカ戦、大谷翔平がクローザーを務めた球場でもある。

「すげー・・・・」

同郷の大谷翔平の大活躍に、思わず目尻が緩む。YouTube動画にアップされていた大谷翔平の今日の活躍をしばらく堪能したあと、その流れでJRAの動画もチェックする。

あれ?・・・・・・ないぞ

アップされているはずの、過去の優勝馬の動画がない。それは既視感を伴うものでもあり、昨日のスナック忘れな草におけるマスターの声ともつながる感覚があった。

真一郎は休憩室の壁掛け時計を気にしながら、残りの20分で動画リストをくまなくチェックした。

こ、これは・・・

久し振りの大ネタになりそうだぞ。真一郎は、スマホをロッカーにしまうと、午後の業務へと急いだ。

■ ソダシとコントレイル

2024年9月20日(金)午後7時
-東京都某区 スナック忘れな草-

その日、やはり最初の話題は大谷翔平の50/50達成についてだった。前人未到の大記録を、3打席連続本塁打を含む、6打数6安打という大爆発で決めたのだ。漫画だったらやりすぎだと非難される成績だが、それを現実にやってみせるのが大谷翔平という男である。

「49号、50号、51号と打つたびに、患者はもちろん、看護師までがホールのテレビに集まっちゃって大騒ぎしてたわ」

ギョニ子が昼間の騒動を振り返った。タコ社長も、自分の息子や親戚が活躍したかのような喜びようだ。

「こりゃあ、今年もMVPとっちゃうんじゃねえか? DHは不利だっつうが、50/50達成なら文句なしだろ?」

そう言って、眞露の水割りを気持ちよく喉に流し込む。

しばらくそうやって岩手が生んだ怪物を肴にお酒が進み、当然の流れのように岩手県出身である真一郎に注目が集まった。

「しんちゃん、大谷翔平級のサインをお願いしますよ」

マスターがクールな目をして水を向ける。真一郎の表情から、何か大きなネタがあることはすでにお見通しだったようだ。

真一郎は軽く苦笑したあと、説明を始めた。

「YouTube動画にアップされている、重賞レースにおける過去の優勝馬。今年は正月の金杯から、2年ワンセットでアップされていましたよね?」

みんながうんうんと頷き、真一郎に注目した。昨年まではランダムであったが、今年は2019年と2020年、連続した2年の優勝馬が機械的にアップされ続けていた。

「実は、規則性があってアップされていた動画リストに、未掲載のレースが4つあったんです」

<重賞レース・過去の優勝馬 2019-2020>

札幌記念  2019・2020 両方なし
札幌2歳S 2020なし
神戸新聞杯 2020なし

みんながなるほどと声を挙げ、前のめりの姿勢になった。ここから、真一郎はどう料理するのだろう。

「札幌記念のほうはひとまず置いておいて、札幌2歳ステークスと神戸新聞杯で、掲載がなかった年の勝ち馬を見てください」

札幌2歳S 
2020 ソダシ

神戸新聞杯 
2020 コントレイル

「ひゃーー! ソダシとコントレイル! 島耕作のところで挙がった2頭じゃねえか!」

タコ社長がパンパンと右膝を連打した。真一郎が頷く。

「はい。思わぬかたちでこの2頭につながりました。それを受けての、今年の札幌2歳ステークスをみてください」

2024 札幌2歳S
2番 マジックサンズ
(佐々木大輔・函館2歳Sと札幌2歳Sを制覇

2020 神戸新聞杯
2番 コントレイル

みんながおおという声を挙げた。

「マジックサンズは、2020年のコントレイルから2番をもらい優勝。鞍上の佐々木騎手は、函館2歳と札幌2歳。北海道の2歳重賞を両方制したことになります。これは、大谷翔平同様、岩手県出身の佐々木朗希を示唆しているのかもしれません」

大谷翔平 背番号17番
岩手県奥州市出身

佐々木朗希 背番号17番
岩手県陸前高田市出身

真一郎が続ける。

「札幌2歳ステークスが、コントレイルの神戸新聞杯から馬番をもらったなら、神戸新聞杯はソダシの札幌2歳ステークスからゲート位置をもらうはずです」

神戸新聞杯 15頭
1-01 ジューンテイク(藤岡佑介・正16

2020 札幌2歳S 14頭
8-13 ソダシ(逆16

「なるほどね、ジューンテイクは循環の正16番。ソダシの札幌2歳ステークスは14頭立てだったから、逆循環16ってわけね?」

ギョニ子が確認した。真一郎が顎を引く。

「でもさあ、マジックサンズがずばりコントレイルの2番をもらったのなら、神戸新聞杯もソダシの13番、インテグレイトってことはないの?」

真一郎以外のみんなが、それもそうだという顔をした。想定内の質問だった彼は、すぐに反論した。

「いや、1番のジューンテイクだと思います。マジックサンズの佐々木大輔が、函館2歳と札幌2歳を制覇。それに符号するのは、京都新聞杯と神戸新聞杯のW制覇です」

佐々木大輔
(函館2歳S&札幌2歳S W制覇

ジューンテイク
(京都新聞杯・神戸新聞杯 W制覇

みんながなるほどと声を挙げた。真一郎が用意していた仕上げのネタは、札幌記念にあった。

「置いておいた札幌記念。未掲載の2019年と2020年。そして、この2年を挟む2018年と2021年もみてください!」

<2019・2020優勝馬 掲載なし動画4本>

2019 札幌記念
1番】ブラストワンピース

2020 札幌記念
1番】ノームコア

2020 札幌2歳S
13番 ソダシ【吉田隼人

2020 神戸新聞杯
2番 コントレイル【福永祐一

<2018~2021 札幌記念>

2018【福永祐一】(サングレーザー)
2019【1番】ブラストワンピース
2020【1番】ノームコア
2021【吉田隼人】(ソダシ)

神戸新聞杯
1番】ジューンテイク

みんながおおという声を挙げた。

札幌記念の動画が2年とも未掲載だったことで強調される1番。さらに、その2年を挟む札幌記念の優勝騎手が、同じく未掲載だった2020札幌2歳ステークスと2020神戸新聞杯の優勝騎手と同じという構図だ。

真一郎が解説する。

「ブラストワンピースは、くろたんさんがポストしていたように、JRAFUNのショート動画の最後にさりげなく登場しています。1番の強調でしょう」

みんながうんうんと頷く。

「そしてやはり、くろたんさんがポストしていたJRA-VANのポスト、ローシャムパーク。これは、大谷翔平選手が50/50を達成したローンデポ・パークを、50/50達成球場と予想しての掲載でしょう」

ロー)シャム(パーク
ロー)ンデポ(パーク

みんながなるほどと頷いた。真一郎が続ける。

「それと、札幌記念の動画を2本まるまる未掲載にしたことは、1番と1番、つまり札幌の11番を示唆していると思います」

<【札幌】記念 未掲載動画>

2019 【1番】ブラストワンピース

2020【1番】ノームコア

札幌・11番大谷翔平

DOSIN SPORTS

みんなが再度頷いた。だが、大谷翔平が50/50にとどまらず51/51まで到達してしまったように、真一郎のネタには続きがあった。

■ 紺碧の彼方に

「サインの全貌がみえたところで、ふと思ったんです。どうしてソダシとコントレイルなのかと・・」

みんなが大きく顎を引いた。大谷翔平の50/50からサイン発信があるとするなら、ソダシとコントレイルが大谷翔平と結びつかなければならない。

「ソダシは言うまでもなく白毛ですからコントレイルのコンも色のです。そうすると、ドジャースのドジャーブルーにつながるんです!」

ソダシ   (
コントレイル(

ドジャーブルー(紺碧色のひとつ)

碧=王+【】+石

「ドジャーブルーを調べると、紺碧色のひとつとあります。濃い青のことで、1989年に世界共通の色彩定義・色見本である、カラーデータベースというものに加えられたそうです」

みんながなるほどと頷いた。

「コントレイルは飛行機雲。ソダシは白。今年、大谷翔平のバットから、51本の白い飛行機雲が生まれました・・・・紺碧の彼方に」

小池百合子 X

みんながスタンディングオベーションで真一郎を褒め称え、スナック忘れな草の勝負馬券が決まった。

スナック忘れな草 
神戸新聞杯 勝負馬券
◎1番 ジューンテイク
単勝:1番

■ 編集後記

●オールカマー

大谷翔平の51/51。昨日、さらに52/52までいきましたが、金曜日の枠順確定時は51/51。今日の2重賞のどちらかで、馬連または枠連の1-5があるかもしれません。

キーホースとして挙げたコントレイル。
皐月賞が1番での制覇でした。

2020 皐月賞
1着:1-01 コントレイル
2着:4-07 サリオス(母サロミナ

オールカマー
1-01)サリエラ(母サロミナ
戸崎圭太・国枝栄・シルク

戸崎圭太・国枝栄・シルク」の重賞制覇は、
2018年シンザン記念があります。あの名馬の代打Vでした。

2018 シンザン記念
3-03 アーモンドアイ
戸崎圭太・国枝栄・シルク

2着:6-07 ツヅミモン

オールカマー
1-01 サリエラ(母サロミナ
戸崎圭太・国枝栄・シルク
3-04 レーベンスティール
3-05 ステラヴェローチェ

神戸新聞杯
1-01 ジューンテイク
3-04 サブマリーナ(武豊・取消
3-05 オールセインツ

サブマリーナ取消は、同枠馬オールセインツ示唆か。
それとも裏メインのレーベンスティールか。

神戸新聞杯・武豊取消」は1996年。

1996 神戸新聞杯
5-(05シロキタクロス 1着

8-10 ホーリースピリット(武豊・取消
8-11 アドマイヤビゴール 2着(武豊の同枠馬

神戸新聞杯
3-04 サブマリーナ(武豊・取消
3-(05)オールセインツ(5番・武豊の同枠馬

小説的にはジューンテイクの単勝1本でしたが、
馬連・ワイドの1-5も買っておきます。

オールカマーと神戸新聞杯。

どちらかで大谷翔平の51/51を祝う、
1-5・日の丸馬券」があるか。

あるいは、
両重賞とも1-5で、51/51なんて結末も・・

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