スナック忘れな草~5月の女王・2024エルムS・レパードS~
トップ画像引用:JRAホームページ
■ ナチュラルハイ
2024年7月29日(月)午後8時
-東京都某区 スナック忘れな草-
「・・・というわけで、ナチュラルハイがかなり有力なのではないでしょうか?」
マスターがそうまとめると、みんながうんうんと頷いた。
月曜日のスナック忘れな草検討会。エルムステークスの暫定本命馬はすんなりと決まった。前走、マリーンステークスを勝ったナチュラルハイだ。
パリオリンピック開催期間の施行という点を重視すると、前回の夏季オリンピックである東京オリンピック開催期間のエルムステークス勝ち馬、スワーヴアラミスと一致する点が多いことが魅力だ。
2021 エルムS(東京五輪開催期間)
スワーヴアラミス
前走:マリーンS 1着
前々走:大沼S 2着
2019 WASJ 第3戦 1着
(ミシェル騎手・仏・女性騎手・JRA初勝利)
2024 エルムS(パリ五輪開催期間)
ナチュラルハイ
前走:マリーンS 1着
前々走:大沼S 2着
2023 WASJ 第3戦 1着
(ヴェロン騎手・仏・女性騎手・JRA初勝利)
「これでWASJもぴったり一致だったらなおよかったんでしょうが・・」
真一郎が言った。スワーヴアラミスが、WASJ第3戦を勝ってから2年後にエルムステークスを制したのに対し、ナチュラルハイがWASJ第3戦を制したのは昨年である。真一郎が気にしているのは、その一年の違いのことだ。
「スワーヴアラミスが一年後ではなく二年後のエルムステークスを勝ったのは、単純に東京オリンピックが延期になったからじゃねえか?」
タコ社長が言った。
2021年に一年の延期を経て開催された2020東京オリンピックは、本来なら2020年、コントレイルとデアリングタクトが無敗の三冠を達成した年の開催予定だった。マスターが言った。
「私も社長さんと同意見ですね。スワーヴアラミスは本来なら2020年のエルムステークスを勝つ予定だったが、東京オリンピック延期に伴い一年延期された。代役を果たしたのは、二刀流のタイムフライヤー・・・なぜこの馬が代役だったのかはわかりませんが・・・」
2020 エルムS
(東京五輪開催予定年→延期)
8-13 タイムフライヤー
「気になると言えば、マリー・ヴェロン騎手の出身国も気になるわ」
ギョニ子が言った。
「スワーヴアラミスは次の夏季オリンピック開催国である、フランスの騎手でWASJ第3戦を勝ったでしょ? そうなると、ナチュラルハイのWASJ第3戦勝利も、次の夏季オリンピック開催国のアメリカのほうがしっくりくるという見方もあると思うの」
みんながなるほどと頷いた。同じフランスの女性騎手という切り口なら両馬の戦歴は一致するが、夏季オリンピックの次開催国という切り口なら、フランスではなくアメリカのほうがベターというわけである。
2021 エルムS
東京五輪開催期間・次開催国フランス
スワーヴアラミス
(フランス人騎手でWASJ第3戦勝利)
2024 エルムS
パリ五輪開催期間・次開催国アメリカ(ロサンゼルス)
ナチュラルハイ
(アメリカ人騎手でWASJ第3戦勝利が理想だった?)
「まあ、あくまで暫定本命馬だから、他にいい馬が浮上したら、あらためてどちらを上位にとるか検討する・・・それでいいんじゃねえか?」
タコ社長が言った。麗子ママが続く。
「くろたんさんが、2021年との連動をポストしてたわね」
2021 クイーンS
1着 :(7)−09 テルツェット
2024 クイーンS
1着 :(7)−12 コガネノソラ
2021 アイビスSD 17頭
1着:(7)−14 (逆4)オールアットワンス
2着:(6−12)ライオンボス
2024 アイビスSD 18頭
1着:(7)−15 (逆4)モズメイメイ
2着:(6−12)ウイングレイテスト
2021 レパードS
1着: 8−15 メイショウムラクモ
(柴田善臣・和田勇介・松本好雄)
2021 エルムS
1着: 3−04 スワーヴアラミス
(松田大作・ 須貝尚介・NICKS)
2019 Wオールスター第3戦
1着 ミシェル(フランス・JRA初勝利)
「クイーンステークス、アイビスサマーダッシュともに、2021年と同じ枠が勝利。アイビスサマーダッシュに至っては、1着馬の逆番と2着馬のゲートも一致。これが続くならエルムステークスやレパードステークスも、2021年の要素を使ってくる可能性が高いわね」
みんながうんうんと頷き、暫定本命馬はナチュラルハイということで、その日はお開きとなった。
■ バロン西
2024年7月30日(火)午後4時
-東京都某区 スナック忘れな草近くのスーパー-
その日麗子ママは、食材の買い出しに出かけていた。普段なら近所の商店街にある八百屋や魚屋を丁寧に見て回るのだが、夕方になっても容赦なく照り付ける日光を避けるため、涼しいスーパーに逃げ込んだというわけである。
涼しいを通り越して寒いとさえ感じる広い店内を、カートを押しながら散策する。気の置けない商店街での買い物もよいが、さすがに品揃えの豊富さはスーパーには勝てない。へえ、こんなものまで置いてあるんだ。買いすぎに注意しなくちゃ。そう思いながら青果コーナーを見ているときに、後ろから麗子ちゃんと声を掛けられた。
麗子ママのことを麗子ちゃんと呼ぶのは、ごくごく限られた人しかいない。しかも、聞き覚えのある野太い声だったものだから、麗子ママは振り返らずとも声の主がわかった。立ち飲み処UEGOMORIのキャロラインママだ。
「ママさん、お久しぶりです。お元気そうでなりよりだわ」
麗子ママがそう挨拶すると、キャロラインママは長身を少し折り曲げるようにして、麗子ママの耳元で囁いた。
「あなたもやっぱり気になってたのね?」
キョトンとする麗子ママに、キャロラインママは続けた。
「馬術でバロン西以来、92年ぶりのメダル獲得。バロンは“男爵”って意味だものねえ」
キャロラインママは、ワゴンでセール売りをしている男爵イモの袋をひとつ、麗子ママのカートに入れると、ウインクをして去っていった。そのウインクは、バッサバッサと鳥の羽ばたきのように聞こえた。
男爵イモか・・・
JRAの馬事公苑所属である戸本一真をメンバーに含む、総合馬術団体で日本は銅メダルを獲得。馬術競技としてのメダル獲得は、1932年のロサンゼルス大会、個人種目で金メダリストとなったバロン西こと西竹一さん以来92年ぶりのことであった。バロン西という愛称は、西竹一が男爵だったことからきている。
じゃがいもがキーワードなんてことがあるかしら。そう思いながらじゃがいものコーナーを改めて見てみると、いくつか気になる品種があった。
これってひょっとしたら・・・
麗子ママは、カートにいくつかの気になったじゃがいもを入れ会計を済ませると、ドリンクコーナーでアイスコーヒーをすすりながら、スマホを操作した。
数分後、麗子ママの両腕には鳥肌が立っていた。店内の冷房のせいではない。見つけたあるサインがあまりも強烈だったからだ。さあ、急いで仕込みに掛からないと。麗子ママは首にタオルをかけると、エコバッグを両腕にぶら下げスーパーをあとにした。
■ コガネノソラ
2024年7月30日(火)午後7時
-東京都某区 スナック忘れな草-
「なるほどなあ。バロン西が男爵だから、じゃがいもがテーマってわけだ?」
タコ社長が少しバカにするようなニュアンスで笑いながら言った。目の前には、麗子ママが作ったフライドポテトが置いてある。
「おもしれえ観点だが、それで当たるほど競馬は甘かねえぜ」
「まあそう言わず、まずはそれを食べてみてちょうだい」
タコ社長の挑発を軽く受け流し、麗子ママはみんなにフライドポテトを勧めた。
「うん、おいしいです! 男爵ともメークインとも違うような・・」
真一郎の感想に、麗子ママが頷いた。
「それはね、しんちゃん。北海こがねという品種なの。先週の重賞に、北海こがねがあったでしょ?」
「こがね・・・コガネノソラ・・・・・・あ!! クイーンステークスは北海道新聞杯でしたよね? それで北海こがねというわけですね!」
(北海)道新聞杯クイーンS
(コガネ)ノソラ
タコ社長以外のみんなが、おおという声を挙げた。
「さあ、次はこれを食べてみて」
麗子ママは、みんなに新しい小鉢を配り始めた。先ほどのじゃがいもとは、あきらかに違う品種のフライドポテトだ。
「んん? おいしい! じゃがいもというより、栗とかサツマイモに近いかも!」
ギョニ子が目を丸くして言った。麗子ママが解説する。
「それはね、今日子ちゃん。インカのめざめっていう品種なの。重賞インフォメーションに登場したわ」
重賞インフォメーション
レパードS 過去の優勝馬
2013 レパードS
(インカ)ンテーション
タコ社長以外のみんなが、再びおおという声を挙げた。麗子ママが続ける。
「じゃがいもは別名『馬鈴薯』。文字は違うけど馬の年齢『馬齢』が入ってるわ。銅メダルを獲得した総合馬術団体の愛称は『初老ジャパン』。つまりは年齢のことを言ってるわね?」
みんながなるほどと頷いた。
タコ社長の顔にもうさきほどの笑みはない。麗子ママの推理に注目しだしてはいるが、腕を組んで少し胸を反るようなポーズからは、じゃがいもがキーワードという読みにまだ納得したくないという気持ちが表れている。
そんなタコ社長の思いを察した麗子ママは、ここまではイントロでこれからが本番よと、10分ほどの休憩を取ることにした。
■ がじゃいも
10分間の休憩中、ずっとスマホをチェックしていた真一郎は、みんなが揃ったのを見届けると、これだけは歌わせてくださいと、リモコンである曲を入れた。この流れでサインに関係ない曲を入れるはずもなかろうと、みんなは黙ってその歌を聞いた。とんねるずの『がじゃいも』だった。
「今テレビ画面に映ったテロップに、JRAの現理事長と前理事長がいたことに気づきましたか?」
真一郎の問いに、マスターだけはうんうんと何度も頷いていたが、他の3人はかぶりを振った。
「歌詞の中に、『正義の味方はがじゃいも』とあるんです。現理事長の吉田正義です!」
みんながなるほどと頷いた。
「そして前理事長の後藤正幸は、歌の冒頭にありました。作曲、編曲が後藤次利だったんです!」
みんながおおという声を挙げた。真一郎が続ける。
「そして、JRAの理事長と言えば初代はご存じ安田伊左衛門・・・・今年の安田記念は、じゃがいもがお似合いの騎手が勝ちましたよね?」
2024 安田記念
ロマンチックウォリアー
(マクドナルド)
「かーー! マクドナルドか! そうつながるんじゃあ、無視できねえな!」
タコ社長がとうとうその気になった。姿勢が前のめりになっている。真一郎が続ける。
「しかも、安田記念は農林水産省賞典です。野菜がキーワードでもなんら不思議ではありません!」
「マクドナルドといえば・・・」
今度はマスターだ。右手にはフライドポテトがひとつ摘ままれている。
「この細長いタイプのものはマクドナルドのフライドポテトに似ていますね。一方こちらは・・・」
そう言って、ざっくりと皮付きで揚げられている太いフライドポテトをひとつ、左手でつまんだ。これから、麗子ママがみんなに出そうとしていたものだ。
「今日子ちゃん。この手のタイプのフライドポテト・・・いや、フレンチフライポテトを出すハンバーガーチェーン店といえば?」
「ええと、それって確かモスバーガーで見るやつよねえ・・・・・・・ああ!! モス!! アイビスサマーダッシュのモズメイメイね!!」
2024 アイビスSD
(モズ)メイメイ
→ (モス)バーガー
2024 安田記念
ロマンチックウォリアー
(マクドナルド)
麗子ママは満足そうに頷いた。
マクドナルドとモスバーガーについても、これからプレゼンする内容に含まれていたのだろう。少しぐらいは手柄をみんなに分け与えてもいい。麗子ママの表情には、そんな余裕があった。
「マクドナルドにモスバーガー。とても偶然とは思えないわ。それにね、今マスターが言ってくれたフレンチフライポテト。イギリスではフライドポテトをチップスというのが一般的だけれど、アメリカではフレンチフライが一般的。夏季オリンピックはパリからロサンゼルスへ・・・うまくつながるでしょ?」
麗子ママの説明に、みんながうんうんと頷いた。
そのとき、タコ社長がパシッと膝を叩いて言った。
「そうか! 2020年、東京オリンピックが延期された年のエルムステークス。勝ったのはタイムフライヤーだったな?」
みんながうんうんと頷いた。
「フライドポテトにはフライヤーがつきものじゃねえか!!」
2020 エルムS
タイム(フライヤー)
フライヤー=業務用揚げ物機
みんながおおという声を挙げた。
■ 5月の女王
「さあここからがもっと面白いわよ」
麗子ママはそう言って、腕まくりをする仕草をした。みんなは手元の飲み物に口をつけ、集中して聴く姿勢になった。
「しんちゃんが歌ってくれた『がじゃいも』には、メイクィーンが男爵にさらわれたってあったわよね?」
「先週の重賞にクイーンステークスがあったのだから、キーワードはメークインだと思うの。メークインと書くと長嶋茂雄のメークドラマみたいな響きだけれど、本来は歌詞にあったようにメイ クイーン。つまり、『5月の女王』ってわけ」
その言葉が終わらないうちに、みんなが争ってスマホやパソコンを操作しだした。5月の女王ならヴィクトリアマイルにオークスだ。もう答えはわかっている。だが、自分の目で確かめるまでは確信が持てない。
ひとり、またひとりとふたつのGⅠの勝利ゼッケンを確認し、ある者は天井を見上げ、ある者は信じられないという風に首を振った。人は、本当に驚いたときは、声が出ないものだ。
ふたつのGⅠの勝利ゼッケンを最後に確認したタコ社長が、我慢できないという感じでつぶやいた。
「なんてこった・・・テンハッピーローズが9番。チェルヴィニアが12番・・・5月の女王、つまりメークイン2頭が『92』を示唆していたわけだ!」
2024/5/12
ヴィクトリアマイル
(9番)テンハッピーローズ
2024/5/19
オークス
(12番)チェルヴィニア
5月の女王=メークイン2頭
9番&12番 → 92年ぶり
■ 日本ハム
少しクールダウンしようと、10分間の休憩を挟んだのち、麗子ママが解説を続けた。まだ終わりではなかったのだ。
「5月の女王2頭が、バロン西以来の『92年ぶり』を示唆していたのはいいとして、問題はエルムステークスのどの馬を暗示しているかよね?」
みんながうんうんと頷いた。
「テンハッピーローズはゼッケン9番だったけれど、馬名に『テン』、すなわち『10番』を持ってるわ。つまり、5月の女王2頭で『11番』をサンドしているってわけ」
ヴィクトリアマイル
(9番)(テン)ハッピーローズ
オークス
(12番)チェルヴィニア
9番・10番・12番 → 11番をサンド
「じゃがいもといえばもちろん北海道。北海道の11番といえば・・・」
「大谷翔平だな! プロデビューは日本ハム、背番号は11番だったぜ!」
タコ社長がかぶせるように言った。麗子ママが頷く。
「そうよ社長さん。今度は『ハム』がキーワード。5月の女王というふたつのGⅠのあいだに、ダート重賞があるのだけれど、それを制した騎手に『ハム』があるのよ!」
2024 平安S
1着:1-02 ミトノオー(松山弘平)
松=木+公 公=ハム
みんながおおという声を挙げ、エルムステークスの本命候補にミトノオーが加わった。
スナック忘れな草
エルムS 本命馬
ナチュラルハイ
ミトノオー
■ 藤沢和雄
2024年8月2日(金)午後7時
-東京都某区 スナック忘れな草-
それから3日後、いよいよエルムステークスの枠順が確定した。火曜日の検討会では聞き役に回っていたギョニ子は、起死回生のネタを用意していた。それも、本命候補の一頭、ミトノオーにつながるサインである。
「JRAのニュースに、久しぶりにインスタの紹介があったの」
みんながうんうんと頷いた。
「でね、気になったのはこの調教ゼッケン。『1563』って数字が見えるでしょ?」
「現在、1563が調教ゼッケンである馬とか?」
真一郎が訊くとギョニ子が首を振った。
「そっちの線もあるかもだけど、『1563勝・競馬』でググったら、ぴったりな人にヒットしたの。北海道出身の名伯楽よ!」
「現役最多『1563勝』・・画像とまったく同じ数字よね?」
みんながなるほどと頷いた。
「最終的には、藤沢和雄元調教師はあと7勝を積み上げ、通算1,570勝で引退するんだけど、JRAはこの数字に注目させたいのよ」
「するってえと、そっからどう読むんでい?」
タコ社長の問いに、ギョニ子は大きく顎を引いた。
「記事の中に、『授賞式は13日の東京競馬場で、4R終了後に行われる予定だ』とあるから、そのレースをみてみたの」
2022/2/13(日)
東京4R 3歳新馬
1着:4-(07)ショウナンダール
※このレース終了後に授賞式施行
エルムS
5-(07)ミトノオー
みんながおおという声を挙げた。
「そしてそして! 藤沢和雄元調教師は、エルムステークスを一度だけ制しているの!」
2009 エルムS
4-(07)マチカネニホンバレ(藤沢和雄)
エルムS
5-(07)ミトノオー
「ニホンバレ・・・92年ぶりのメダル獲得にお似合いの名前だし、ニホンバレには『楡(ニレ)』、エルムが入ってるわ!」
みんながおおという声を挙げ、本命馬はミトノオー、ナチュラルハイは対抗と決まった。
スナック忘れな草
エルムS
◎7番 ミトノオー(単複バトル勝負馬)
〇4番 ナチュラルハイ
■ 川田男爵
10分間の休憩後、レパードステークスの検討になった。こちらは、鶴の一声ならぬ、タコの一声で決まった。
「男爵イモを調べてみたら、川田龍吉っつう男爵が、アメリカから輸入したのが由来らしいぜ! ここはシンプルに、充電明け2週目の川田将雅男爵様でいいんじゃねえの?」
レパードS
5-08(外)ソニックスター(米国産)
(川田)将雅
「米国産というのもいいですね」
マスターが補足した。
「2021年は夏季オリンピックの次開催国フランスに関係のある、スワーヴアラミスがエルムステークスを制した。今年は、次開催国のアメリカが馬券になってもいいと思うのです」
みんながなるほどと頷き、レパードステークスの本命は川田将雅が乗る米国産馬、ソニックスターに決まった。
スナック忘れな草
レパードS 本命馬
8番(外)ソニックスター(単複バトル勝負馬)
■ 日曜競馬予想
●エルムS
エルムSは本命ミトノオー、対抗ナチュラルハイは変わらず、
穴で13番ベルダーイメルを追加。
馬術で92年ぶりのメダル。
障害レースが今週組まれていない中、
障害レース騎乗のほうが多い騎手で、
唯一今週騎乗があるのが江田勇亮騎手。
しかも2020年以来の平地レース騎乗。
8/4(日)新潟10R
2-03 ドラミモン(江田勇亮・テン乗り)
※2020/12/20 以来の平地レース騎乗
<江田勇亮 直近平地レース騎乗>
2020/12/20(日)中京2R
15着:5-09 パースピレーション
(江田勇亮・田村康仁・吉田照哉)
同日中京メイン
三河S
1着:3-06 ベルダーイメル
同日阪神メイン
朝日杯FS
1-02 グレナディアガーズ
同日中山メイン
ディセンバーS
7-13 トーラスジェミニ
エルムS
8-(13)(ベルダーイメル)(逆2)
綺麗に3場メインと一致。
◎7番 ミトノオー(単複バトル勝負馬)
〇4番 ナチュラルハイ
▲13番 ベルダーイメル
単勝:7番
馬連:4-7
3連複:4-7-13
3連単:4.7→4.7→13
●レパードS
こちらは相手が難解なので、
ソニックスターの単複のみ。
◎8番 ソニックスター(単複バトル勝負馬)
単複:8番
●札幌9R HTB賞
◎3番(地)ユイ
今週、2頭しかいない2文字馬名馬。
8/3(土)
札幌10R 苫小牧特別
8-13 パフ 2着
8/4(日)
札幌9R HTB賞
3-03(地)ユイ ?着
根拠は動画シリーズ、
「邪馬台国はどこですか?-HIMIKO IS COMING.-」
最新動画の馬事公苑(後編)で、
登場する職員2名がいずれも2文字の姓。
同じゲートで土曜日、
モズ(ユイユイ)が不発なのもプラス。
8/3(土)新潟9R
2-(03)モズ(ユイユイ)4着
8/4(日)
札幌9R HTB賞
3-(03)(地)(ユイ)?着
ちなみに、登場した馬術職員の佐々紫苑さん。
昨年の紫苑Sは1枠2番のモリアーナ。
先週8枠14番でクイーンS12着。
エルムS
(8)-13 ベルダーイメル(逆2)
これからもベルダーイメルが怪しい。
逆なら2番のユティタイムだが・・・
●新潟9R 3歳未勝利
◎2番 レーヌガレット(橋木太希)
2024ルーキーズで、唯一未勝利の橋木太希を狙います。
パリ五輪では初老ジャパン、男子体操ほか、
団体戦競技の活躍が目立ちます。
団体競技は貢献度合いに関わらず、
チームみんなが同じ色のメダルをもらう。
ここらで橋木太希騎手にも初勝利がないか?
馬名意味の「女王(フランス語)」もいい。
単複:2番 レーヌガレット
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