ゴキブリの巣に有効な駆除、対策方法
家の中に現れたゴキブリを退治したい場合、
ゴキブリの巣を見つけて効率よく退治したいですよね。
今回は気になるゴキブリの巣についてと、
ゴキブリ退治に有効な対策方法を紹介します。
■ゴキブリは「巣」をつくらない
ゴキブリはいわゆる子育てをしたり、
食べ物を持ち帰ったりするような「巣」をつくることはありません。
ただし、ゴキブリには「集合フェロモン」を出して集まる習性があります。
ゴキブリは夜行性のため、日中は暗くて狭い場所に
複数匹でかたまって隠れていることが多いです。
ゴキブリのフンに含まれる「集合フェロモン」によって
呼び寄せられ複数のゴキブリが集まってきた隠れ場所を、
「ゴキブリの巣」と捉えることはできます。
■ゴキブリが集まりやすい場所は?
ゴキブリの巣になりやすい場所の特徴は次の5つです。
・暗くて狭い場所
・暖かい場所
・湿気の多い場所
・餌や水が近くにある場所
・自分たちのフンで汚れている場所
※ゴキブリのフンの中には先ほど述べた「集合フェロモン」が含まれており、このフェロモンに誘引されて他のゴキブリが集まってきます。
これらの特徴を満たす場所は、
ゴキブリにとって居心地がよく住みやすい環境だと言えます。
例えば常に稼働している冷蔵庫の裏側は暖かく、
水や食べカスが豊富な台所にも近いため、
ゴキブリが好んで集まりやすい場所です。
■ゴキブリの巣に有効な対策方法
ゴキブリの巣に有効なゴキブリ駆除の方法を2つご紹介します。
①ベイト剤(毒餌剤)
巣を丸ごと駆除する場合は、ベイト剤(毒餌剤)がおすすめです。
使い方はとても簡単で、冷蔵庫の下やシンクの下など、
ゴキブリが好みそうな場所にベイト剤を設置するだけです。
ゴキブリとの遭遇率が高くなるよう、
一つの部屋に複数個置くことがポイントです(10㎡あたり1~2個が目安)。
容器の中のベイト剤(毒の入った餌)を食べたゴキブリだけでなく、
そのゴキブリのフンや死骸を食べたゴキブリも死んでしまうため、
高い効果が期待できます。
また、卵を持ったメスがベイト剤を食べると、その卵にも効果があります。
屋外用やスキマ用など複数のタイプがありますので、
使うシーンに合わせて選びましょう。
②くん煙剤
室内に潜んでいるゴキブリをまとめて駆除する場合は、
くん煙剤がおすすめです。
水を入れてセットすると、約1分後に煙が出ます。
勢いよく煙が出るのは最初の1分間ほどで、
その後10分間は薄い白煙が出ます。
2〜3時間はそのまま部屋を閉め切ってください。その間は入室できません。
部屋が複数ある場合は、すべての部屋で同時に使うようにしましょう。
ゴキブリの逃げ場がなくなり、効果的に退治できます。
堅い殻に覆われた卵には薬剤が効かないため、
2〜3週間後の卵が孵化するタイミングで
もう一度全部屋でくん煙剤を焚くのがおすすめです。
⚠くん煙剤使用後の注意点⚠
①部屋を十分に換気する
②小さな虫の死骸などを取り除くため、掃除機をかける
③食器などに薬剤がかかった場合は、水でよく洗う
■ゴキブリに困ったら害虫駆除のプロに依頼を!
ゴキブリが家の中に侵入し動き回ることで、
以下の被害が起こる可能性があります。
・ゴキブリの体に付着していた食中毒菌が人の食べ物にも付着してしまう
・電子機器の内部に入ったゴキブリがそこでフンをし機器の故障につながる
ゴキブリを自分で駆除するのはハードルが高い、
駆除後も何度も発生するといった場合は、
プロのゴキブリ駆除事業者に依頼しましょう。
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・埼玉県戸田市美女木5-2-9
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