自分の病状を理解する必要性
~障害者雇用で働くために~
この現代社会の中で皆さんはどのような働き方を求めていますか?
好きな時間で働きたい。
働く場所にとらわれたくない。
たくさんの人と関わりながら働きたい。
自分ひとりで黙々と働きたい。
どれも素晴らしい働き方だと思います。
そんな働き方を考える中で、同じ職場で長く働き続けたいという方はいますか?
では同じ職場で長く働くためには一体どうすればよいのでしょうか。
自分の障がいや病気を理解するための3つのこと
① 本やインターネットで病気や障害の主な特徴を知る
まずは本やインターネットで病気や障害についての基礎知識をつけましょう。
しいて言えば、インターネットは誤った情報もなかにはありますので、正しい情報を得ることが大切です。
もしインターネットで検索する際はクリニックが出している情報や厚生労働省や市区町村が発信されている内容を参考にすると良いです。
障がいや病気の詳細を調べる際、「主な症状って書いてあるけど、私その症状ないな」ということもあるかと思います。その際は<私は当てはまっていない>ということも大切にしてください。
② 自分の病状/特徴/傾向を知る
一般的な知識が身についたら、次は<自分にどんな症状があるのか>を知ることも大切です。
一番良い方法は主治医の先生にお伺いするほか、支援者や家族から聞くのも良い方法です。特につらい時に気分がどう落ち込むのか、どんなことを考えてしまうのかなどの傾向を知ることをとても大切です。
③ 自分の症状/特徴/傾向が生活や仕事にどう影響するのかを考える
生活や仕事に影響が出て、うまくいかないこともありますよね。自分の症状/特徴/傾向がどのように生活や仕事に影響するかを考えてみるとよいです。
考えるためのヒントとして、自分が苦手としていることのほか、これまでの生活や職歴で困ったことがあった方はそこから拾い出せるものがたくさんあると思います。
失敗体験は決して悪いことではなく、次に生かせる成功の素です。
働くことに生かす
自分の病状や特徴について、少しでも理解することができたら、その理解を働くことに生かしていきましょう。
① 自分のケア方法を考える
働く上で体調が悪くなったりすることがあると思います。
ただ体調が悪くなることは問題ではありません。
一番の問題は体調が回復せず、休みが長期化してしまったり、いつまでも鬱々とした気持ちが続いてしまうことです。
そこで極力仕事を休んだりしないために『自分で体調を回復させること、ケアすること』が重要です。
② 配慮してもらいたいことを考える
障がい者雇用では、面接の場面で「配慮してもらいたいことはありますか?」という質問をきかれることがしばしばあります。
ただ、「配慮してもらいたいと言ったら、落とされてしまうのではないか?」と思ってしまう方も多くいらっしゃると思います。
それは違います。
自分ががんばれる環境ってどんな環境なのか、うまくお伝えできるといいですね。
まとめ
長く働くために…
本やインターネットで病気や障害の主な特徴を知る
自分の病状/特徴/傾向を知る
自分の症状/特徴/傾向が生活や仕事にどう影響するのかを考える
自分のケア方法を考える
配慮してもらいたいことを考える
より豊かに、当たり前に人生を楽しめるように。
利用者様の一人ひとりの成長をサポートします。
川越市就労移行支援、川越市就労継続支援A型、計画相談支援。