共働きの子育てはつらくて大変な時期がある
共働きの子育ては、どんなところがつらいのかが気になるという人はいませんか。この記事では、共働きの子育てのつらいところや時期、限界を迎える前の対策や解決法について紹介しています。共働きでの子育てを考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
「共働きでの子育てがつらくて大変なのは、どんなとき?」
「限界を迎えてしまうとどんなことがおきる?」
「限界を迎える前にどうすればいい?相談窓口や支援を教えてほしい」
など、これから子どもを育てようと考えている夫婦の中には、共働きで子育てをすることに対する不安や疑問を抱えている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、共働きで子育てをする際につらい、大変だと感じてしまうことや時期を紹介するとともに、限界を迎える前の対策や、迎えた場合の解決法についても紹介しています。
この記事を読むことで、共働きでの子育ての大変さを理解できるとともに、限界を迎える前に解決する方法を把握することが可能です。その知識をもとに、夫婦での子育ての支えにすることができるでしょう。
共働きで子育てをする不安を抱えている人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
共働きの子育てで「つらい」9つのこと
仕事と子育てを両立したいと、共働きで子育てをしている夫婦は少なくありません。しかし、共働きで子育てをするからこそ、「つらい」「大変だ」と感じるケースも多く見受けられます。
その内容は育児に関することだけではなく、仕事に関すること、子どもやパートナーに関することなど、多岐にわたっているところがポイントです。
ここからは、共働きで子育てをしているパパやママが抱えている、実際につらい・大変だと感じている悩み事を9つ紹介します。
育児がワンオペになりやすいこと
「ワンオペ」とは「ワンマンオペレーション」の略で、1人ですべての作業をこなす過酷な状況をさす言葉です。
本来、共働きの夫婦は家事や育児を分担していく必要があります。
しかし、仕事の内容や繁忙期の有無、雇用形態の違いから、家事や育児の分担がうまくできず、負担がどちらかに偏ってしまうことが多いのが実情でしょう。
特に、育児がワンオペ状態になってしまうと休む暇がなくなるため、身体的にも精神的にも疲弊しやすくなってしまいます。
職場とのスケジュール調整が難しいこと
共働きで育児をしていると、男女ともに職場のスケジュールが思ったように進められないなど、調整が難しいことも「つらい」ことのひとつです。
男性の場合、「育児よりも仕事が優先」という意識が強い職場では、育児を優先しにくいということがあります。また、育児を優先することで重要な仕事を任せてもらえない、出世できなくなるなどの不安を感じる人も多いでしょう。
女性の場合は、男性よりも育児を優先しやすい部分があります。その反面、パートナーが仕事を優先してしまったときには仕事を休まなければならず、男性以上に職場とのスケジュール調整が難しくなることも多いです。
上記以外に、男女関係なくいわれているのが、保育園を利用しているために残業できないことです。お迎えの時間に間に合うように仕事を切り上げざるを得ず、「職場に迷惑をかけてしまう」と悩む人もいます。
パートナー間のすれ違いがおきること
仕事や家事、育児と、お互いに負担を抱えながら過ごしていくと、忙しさなどからパートナー間でのコミュニケーションが不足してしまう場合があります。特に、お互い勤務時間が違ってくると、顔を合わせる機会は少なくなってしまうでしょう。
パートナー間のコミュニケーション不足は、さまざまなすれ違いを起こしやすいため注意が必要です。
すれ違いの結果、家事や育児の情報共有もできなくなれば、トラブルに発展する危険も出てきます。不満が積み重なることで相手への不満やストレスにつながり、「つらい」と感じてしまうようになるでしょう。
子どもとの時間を確保できないこと
共働きで育児をしていると、どうしても仕事や家事に対する負担が大きくなりがちです。その結果、子どもとゆっくり過ごす時間が確保できなくなってしまう場合があります。
このような状況は、「何のために共働きをしているのかわからない」という苦しみの要因になります。
子どもとゆっくり向き合って育児をしたいと考えている人にとっては、特につらいことでしょう。
自分の時間を確保できないこと
仕事・育児・家事とやることが山積みになっていくと、それらをこなしていくだけで時間が過ぎていきます。
その結果、自分の時間を確保できなくなり、心身をゆっくり休ませられなくなることにつらさを感じる人は多いでしょう。
ひとりで出かけられない、趣味の時間が取れないということは、自分が思う以上にストレスがかかることです。
そんなときにパートナーが自分の時間を確保できていると、そのことに対しても不満やストレスを感じてしまい、より「つらい」と感じやすくなります。
睡眠時間が取れないこと
幼い子どもは、夜昼問わず何度もおきてしまうことがあります。
そのため、親は眠りたくても眠れず、自分の時間を確保することが難しくなるという悪循環に陥るのが、子育てのつらさでしょう。中には、自分のしたいことが終わらず、睡眠時間を削ってしまうという人もいます。
睡眠時間が取れない状態が続くと、心身を休められなくなり疲労が蓄積していきます。最悪の場合、体調を崩したり、うつ状態になったりなどの悪影響が出てしまうため、注意が必要です。
心身ともに疲れを解消できないこと
共働きの夫婦が「つらい」と感じていることに共通しているのが、心身の疲れを解消できないことです。
共働きの夫婦は、パートナーそれぞれが仕事や家事育児に奮闘しています。そのため、うまくスケジュールを調整し、役割分担をしっかりすることを意識しておかないと、お互いに休む暇をつくることが難しくなります。
結果、どちらも心身の疲れを癒す時間が取れなくなり、体調や気持ちが崩れやすくなってしまうなどのリスクを抱える可能性があるでしょう。
子どもの体調に行動が左右されること
低年齢の子どもには、体調を崩しやすく、熱を出しやすい傾向があります。また、保育園を利用している子どもの場合は、集団感染に巻き込まれやすく、お迎えの連絡が多くなるということもあるでしょう。
子どもが体調を崩した場合、基本的には夫婦のどちらかが看病することになります。病院に連れていったり、看病したりするために仕事を休むなど、どちらかがスケジュール調整を余儀なくされるでしょう。
仕事以外にも予定どおりにいかないことが増えるため、そのような状況を「つらい」と感じる人は多くなります。
家族や親族の理解が得られないこと
共働きの夫婦にとって、身近な存在であるはずの家族や親族の理解が得られないことは、とてもつらいことです。
共働きでの子育てに理解がない人たちから、「育児をきちんとしていないのではないか」「親が遅くまで家に帰ってこないのは子どもがかわいそう」と非難される場合もあります。
このように、共働きの育児が理解されず、自分たちの努力を否定されてしまえば、「つらい」と感じることは多くなるでしょう。
解決できなければ周りを頼ろう
子育てをしている家庭の中には、実家が遠すぎて行き来が難しいなど、さまざまな理由で実家を頼れない家庭もあるでしょう。
それでも、どうしても夫婦だけで子育てをすることがつらく、問題を解決できない場合があります。そのような場合におすすめなのが、国や自治体・企業が提供している子育て支援サービスです。
ここからは、国や自治体・企業が提供している子育て支援サービスをいくつか紹介しましょう。
【実家が遠い場合】ファミリー・サポート・センター
ファミリー・サポート・センターは、各自治体が実施している子育て支援のための相互援助活動事業です。
子どもを預けたい人、子どもを預かりたい人の相互援助によって利用できるサービスになっており、実家が遠方で頼れない場合などにもお願いできます。
会員登録や予約が必要ですが、親の代わりに子どもの預かりや送迎を代行してもらうことが可能です。費用は発生するものの、民間のベビーシッターを利用するよりも安いところが魅力となっています。
【子どもが病気で登園できない場合】全国病児保育協議会
子どもが病気で登園できないときに、親も仕事で休めず、預け先もないような場合に利用できるのが、全国病児保育協議会の病児保育サービスです。
病児保育は、通常の保育園や学校では預かれない、病気にかかった子どもを、親の代わりに看護師や保育士が預かるサービスのことをいいます。
このサービスを利用すれば、子どもを欠席させなければならない場合でも、大幅に仕事を調整する必要はなくなるでしょう。
この病児保育には、「施設で預かる形」と「家庭に訪問する形」の2種類があります
いずれの場合も、ほとんどの施設で事前の入会・登録が必要になることには注意しましょう。また、病児保育サービスには利用料がかかるため、利用する施設の料金については「全国病児保育協議会のホームページ」を確認しておくことをおすすめします。
【さまざまな特典を受けることができる】子育て支援パスポート
子育て支援パスポートとは、子育て中の家庭に対して、さまざまなサポートやサービス・特典を提供する事業です。この事業は、国や自治体・全国の協賛企業が主体となって行っています。
受けられるサービスや対象年齢については、各都道府県や自治体、企業によって異なりますが、子育て支援パスポートのロゴマークが掲載されている場所であれば利用可能です。地域によっては妊婦も対象となっています。
なお、地域によって呼び名やパスポートの形態が異なるため、事前の確認が必要です。
後悔のないようにしよう
共働きでの子育てには、メリットがある反面、子どもの成長時期や環境などによっては、つらく大変なことも多くあります。その結果しんどくなったり、限界を迎えてしまったりする夫婦も少なくありません。
子育ての大変な時期を乗り越えるために、本記事で紹介した対策やアドバイスなどを参考にしてみてはいかがでしょうか。
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