【Happy Anniversary!】Frepデビュー記念日ストーリー
✨3月30日はFrepデビュー記念日です✨
本記事はFrepのデビューを記念し、彼らの過去を振り返るショートストーリーになります。
<公式web>
http://fin8.net/
<公式チャンネル>
譜久山「みなさん、こんにちはー。本日はFrepデビュー記念日でーす」
羽白「ぱちぱち」
佐藤「いえい!」
長谷川「いえい!」
広沢「YEAH!」
佐藤「ん?1名だけ発音がいいのだが?」
広沢「Thank you as always」
佐藤「なんて?」
長谷川「なんて?」
羽白「”いつもありがとう”だって」
広沢「で、今日は何やるんだ?」
佐藤「ゆまディー、英語やめて」
広沢「日本語だぞ」
譜久山「本日はフレップの仲の良さを証明するために、こんな企画をやりたいと思います。名付けて、”これ、誰のワースト?”~~~!」
羽白「スプシュもやってたね」
佐藤「いえい!」
長谷川「いえい!」
譜久山「今回は全員に”過去、仕事で辛かったこと”を1位から3位まで書いてもらいましたので、それが誰のワースト3か当ててください。ただし、優勝者は自分のワースト3を当てたメンバーが多かった人だよ」
広沢「賞品は?」
佐藤「おいしいものがいい」
長谷川「罰ゲームは無しで!」
譜久山「優勝者にはなんと!」
佐藤「なんと!?」
譜久山「……発表は後ほど」
羽白「なんとなく良くない予感」
広沢「確かスプシュは高級焼き肉のタレだったな」
譜久山「今回はタレではないかな?では全員のワースト3をオープンしま~す」
羽白「どれもひどいネ」
長谷川「フレップ、苦闘の歴史」
譜久山「それでは、回答をお願いします」
譜久山「わーい!僕が優勝だ!」
羽白「あの回答、カナ以外にありえないカラネ……」
佐藤「で、賞品は?」
譜久山「ハワイ旅行!」
長谷川「うそー!?」
譜久山「……に行ってきたスタッフさんからのお土産、マカデミアナッツ入りチョコレート1箱」
広沢「微妙」
羽白「微妙」
佐藤「おいしいやつ」
譜久山「スタッフさんが今持ってきてくれるから、みんなで食べながら話そう」
佐藤「やったあ!」
広沢「よし、俺がコーヒーをいれてこよう」
譜久山「それも持ってきてくれるって」
長谷川「うれしい。うれしいけど、こんなにユルくて大丈夫? デビュー記念のトークなんですけど……」
羽白「これもフレップらしいネ」
譜久山「では、それぞれワースト3に選んだ理由をトークしていこっか。Aの人から順番に」
譜久山「サラの嫌な仕事って食べ物系が多い(笑)」
羽白「嫌なものを口に入れるって嫌すぎだよネ」
佐藤「イナゴは俺といっしょに行ったイナゴ養殖を手伝って料理したやつ?」
羽白「ハイ」
佐藤「俺は楽しかったし、おいしかったけどなー。イナゴはエビみたいな味じゃん」
羽白「佃煮にすると見た目が、Gで始まる”アイツ”ダカラ……」
譜久山「1位と2位が激辛と大食いなんだけど、つまり激辛の大食いが一番つらいってこと?」
羽白「バラエティで大食い王の人と激辛ラーメンのお店に行ったんだけどネ、本気で逃げようかと思ったヨ」
広沢「それ、見たぞ。確か三島が三口で気絶したやつ」
羽白「イエス」
長谷川「三島くん、激辛フライドチキン大食いの中継でも倒れたことあったよね。自分は食べてないのに、流れてくる匂いだけで気持ち悪くなった」
佐藤「倒れたまではいかないけど、顔面蒼白で膝が震えてた。あの現場はデスソース以上に油のにおいがすごかった」
羽白「あのネ、ボクも正直、唐辛子の匂いより、大食いの人が丼一杯分の背脂を入れた匂いで意識喪失しかけたんダヨネ」
広沢「背脂って臭いよな」
長谷川「臭いかな?」
譜久山「臭いでしょ」
長谷川「え、意見が分かれた」
羽白「胃腸を使うロケだけは未だに耐えられないナ」
広沢「俺は東京で1回、ロンドンで2回、事務所をクビになっている」
長谷川「ドヤ顔するところではないですね」
羽白「東京でクビになったのは子役の時?」
広沢「イエス」
譜久山「えっ、人気子役だったのにクビになるの!?」
広沢「イエス。俺は小さくてカワイイ悠真くんから、わずか1年で身長168センチの巨大小学生になったからな。あまりの変貌に仕事はゼロになった」
羽白「厳しいナ」
広沢「その後、身長180センチ中学生・広沢はロンドンへ。16歳で有名モデル事務所にすべりこむも、17歳でクビに。理由は20回続けてオーディションに落ちて見限られた」
譜久山「こういうの、T子の部屋とかで話したほうがいいんじゃないの? 視聴率がとれると思うよ」
広沢「3カ月後、なんとか次のモデル事務所にもぐりこんで活動していたら、日本のオーディション番組に呼ばれて、とある二人組のせいでクビになった」
佐藤「サーセン」
長谷川「サーセン。でも、俺たちも必死だったんで……」
羽白「ボクはクビになっても、すぐ次の事務所に入ることができるのはすごいと思うケド」
広沢「社長、FINで拾ってくださってありがとうございます」
譜久山「僕は3位の1日プリンセスのほうが気になる」
広沢「某ロケでプリンセスとしてテーマパークダンサー体験をした。もちろんメイクもした」
長谷川「俺と二人でやったバラエティじゃないですか」
佐藤「オンエア見た。面白かった」
羽白「二人が厚底靴をはいて2メートル級になってたのを鮮明に覚えてるヨ」
譜久山「”夢の国に巨人現る”ってテロップ入ってたね」
広沢「酷暑の中、重たいドレスとカツラをつけて1日4回も踊るのは本当にキツかった」
長谷川「俺はぜんぜん上手く踊れなくて泣いた。マジで泣いた」
広沢「と言っても俺たちはたいして踊らなくて手を振ってるほうが多いんだけどな。それでもポーズだけでなく笑顔まで細かく指定があって厳しかった」
長谷川「ゴンドラも高くて怖い」
広沢「キツかった。本当にキツかった」
佐藤「俺はね、入所当時とにかく仕事がなかったの」
長谷川「俺もなかったよ」
佐藤「事務所には入れたけど、入れただけというか。同期入所の子たちが先輩のバックで踊ったりしてるのを眺めながら、ステージにモップをかけてた」
長谷川「そうそう。掃除のバイトに来てるのかな?みたいな毎日」
佐藤「研修生だけの番組にたまに呼んでもらえるんだけど、いつも俺のマイクがないの。そのたびに悲しい気持ちになって」
長谷川「光、俺も同じだよ。マイク持ちたいなあ~って憧れてた」
佐藤「中学最後の春休み、初めて劇場公演でマイクを持てて本当に嬉しかった。正確にはヘッドセットマイクを付けてもらったんだけど」
長谷川「自分の歌割がある喜びね。サラくんとカナリーダーはいつも前列だから、こーゆー経験ないかもだけど……」
譜久山「ないかも」
羽白「ボクはマイクはいつもあったケド、公演内容によっては後列になることもあったカラ、歌割を多くもらえた時はいつもすごく嬉しかったヨ」
広沢「出番があるってうれしいよな」
佐藤「ちなみに俺はフレップになったころも個人仕事がなくて、事務所をクビになる危機感を持っていました」
広沢「おそろい~~」
佐藤「いえい」
広沢「いえい」
佐藤「今でも自分に仕事あるのが日々嬉しい。スケジュールが埋まってるのが嬉しい」
広沢「同感。そして3位の弁当がないってのは何だ?」
佐藤「山奥でドラマのロケをやったとき、弁当を運んでくる車が土砂崩れで通行止めにあってさ。昼夜の弁当抜きで12時間撮影したときは地獄だった。みんな飢えてるからイライラしてきて、殺気立ってた。殺気立つシーンの撮影だから良かったけど、本当に地獄の1日だった」
羽白「その状態でよく12時間も撮影したネ」
佐藤「俺たちも通行止めで下山できないから、道路が復旧するまで撮影するしかなかった」
譜久山「鬼気迫るドラマになっていた理由はそれかあ」
佐藤「ちなみに俺は持っていたチョコレートを泣く泣くみんなに配布した。断腸の思いとはまさにあのこと」
長谷川「えらい!」
羽白「普通、配るヨネ」
長谷川「どれから話します?」
羽白「UFOから」
長谷川「夜、駒ヶ岳でUFOおじさんとUFOを呼ぶというロケがあったんですよ」
佐藤「オンエア見た。UFO~UFO~って全身を揺らし続けるやつ」
長谷川「それを2時間やらされたんですよ。しかも寒い。夏だけど山だから超寒い」
譜久山「はははは!」
広沢「UFOきたか?」
長谷川「来るわけないですよね」
広沢「貴重なUFO話聞けたか?」
長谷川「UFO以外の単語を発してはいけないルールがあって」
譜久山「はははは!」
羽白「地獄ダネ」
長谷川「でも、それも次なる恐怖への序章でしかなかったであります」
広沢「次なる恐怖は?」
長谷川「俺、旅行バラエティでチェンマイに行ったじゃないですか」
佐藤「見た。俺たちも昆虫ロケでチェンマイに行ったから懐かしかった」
長谷川「チェンマイには生身のトラと10分間ふれあえる動物園というのがあってですね……」
譜久山「知ってる」
長谷川「解き放たれたトラと仲良く写真撮れとかいうんですよ。トラですよ?いつ牙をむいてくるともしれないトラですよ?」
羽白「社長は創多に海外旅行保険かけてあるのカナ」
長谷川「そーゆー問題じゃないんですよ!俺が嚙み殺されたらどうするんですか!」
佐藤「タイにはコモドドラゴンが放し飼いされてる公園もある」
広沢「あいつに噛まれると毒で血が止まらなくなる。その前に肉がズタズタだが」
長谷川「そこも行きましたよ!あいつ、水牛も倒すし、キングコブラも食うんですよ!?そんなやつと写真撮れとか怖すぎ!」
譜久山「あははははは!で、一番怖かったのは?」
長谷川「心霊系のロケ」
広沢「そんなのたくさん行ってるだろ。どれが一番怖かった?」
長谷川「お化け屋敷の中でお化けになるロケ」
譜久山「あははははは!」
長谷川「待機時間が長い!暗闇の中で1時間以上待ってたんですよ!?こんな恐怖ある?」
広沢「具志堅晃も同じことやってたな。珍しく弱音を吐いたとか」
長谷川「仕事で毎日お化け役をしてる人は偉いですよ。ホントに」
羽白「お客さんがパニックになって殴ってくることもあるんだってネ。大変なお仕事ダヨ」
広沢「さて、ひとりだけワールドワイドなネタのやつがいるんだが……」
譜久山「僕です」
長谷川「ですよね。サービス問題すぎ」
羽白「疑うことなくカナだよネ……」
佐藤「3位から順番にどういうことか教えて」
譜久山「ラオスで主演映画が上映されることになって、単独で舞台挨拶に行ったんだよ。そしたらさ、通訳兼ガイドさんが待てど暮らせどホテルに来なくて」
佐藤「ラオスって英語があんまり通じないよね」
譜久山「そう。ラオス語もぜんぜん読めないし、マネージャーさんは前日から体調不良で寝込んでるし、ホテルの人に頼んでタクシーで会場には到着したんだけど」
羽白「一人で?」
譜久山「一人で衣装が入ったスーツケースを持って」
長谷川「出演者だって分かってもらえた?」
譜久山「映画のポスターを指さしたら、すぐ入れてくれたよ」
佐藤「顔が身分証明書なのは強い」
譜久山「登壇まではなんとかできたんだけど、通訳がいないから質疑応答ができないわけ」
羽白「どうやって乗り切ったの?」
譜久山「笑顔でファンサ」
広沢「強い」
譜久山「つらいというより冷や汗をかいた仕事だったかな。ちなみに通訳兼ガイドの人は退職してた……」
羽白「エッ」
佐藤「たぶん揉めたな」
広沢「次のメキシコは?」
譜久山「メキシコロケがあってさ。とある田舎の空港でスーツケースを待ったんだけど、僕のも撮影クルーのも他の搭乗客のも全く出てこない」
長谷川「全搭乗客のスーツケースが消えたってこと?」
譜久山「全員じゃないよ。たぶんどこかのブロックの荷物がまるごと消えたんじゃない?財布とパスポートとチケットは手荷物で持ってたからいいけど、他は全部消えた」
佐藤「うわ……」
譜久山「結局、1週間ほど着替えもなく頑張ったよ」
羽白「衣装は?」
譜久山「私服とそのへんのマーケットで買ったやつ」
広沢「強い」
佐藤「サハラ砂漠は?」
譜久山「これは旅ロケなんだけど。トルコからモロッコに行く途中でバスが立ち往生しちゃったんだよね。で、みんなで降車して、近くのレストハウスまで歩いて、そこで救援を待ってたの。しばらくしたらレスキューカーが来て、バスまで戻ったら、いない」
広沢「いない……?」
譜久山「ふっと見たら、砂の中からバスの屋根が出ててねー」
長谷川「怖い怖い!」
譜久山「これでどこにも行けなくなったとさ」
佐藤「サハラ砂漠で野宿して朝起きると体のほとんどが埋まってるというのは本当だったんだ」
羽白「一番怖いのはその話を今まで黙っていたカナかも……」
譜久山「モロッコでは他にも面白いネタがあったから、話すのを忘れてたよ。そうそう、スタッフさんが動転してスマホを落としたんだけどさ」
広沢「出てこないだろ」
譜久山「うん。振り返ったら砂の中に消えてた」
長谷川「怖い怖い!」
譜久山「はははは。あ、そろそろお時間ですね。最後に各メンバーの”仕事が楽しいと思う瞬間ベスト3”も公開しておきます。これからもどうぞFrepをよろしくお願いします」
佐藤「キャンディさん、いつもありがとございます。顔には出ていないかもしれませんが、いつも感謝しています」
羽白「引き続きガンバリマスので、これからも応援よろしくお願いイタシマス」
長谷川「Frepはまだまだ終わらない!愛してる!」
広沢「2023年はお互い楽しい年にしような」
END