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【復刻】フレップラジオ(ふれらじ)第13回

定期コーナー『メンバーラジオ』
過去に配信した
『スプラジ』(S+hメンバーのラジオ)
『フレラジ』(Frepメンバーのラジオ)
『スレラジ』(S+h&Frepメンバーのラジオ)
から毎月1本、文字起こし版を掲載いたします。
登場メンバーは毎回替わりますのでヘッダー画像でご確認ください。

<毎月1回更新>
月額マガジン「S+h&Frep FUN!FAN!FIN! for WEB」に含まれます。
記事単体でもご購入いただけます(300円)。

今月は

フレラジ 2017年4月配信回
出演:長谷川創多、譜久山奏斗、広沢悠真

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

長谷川創多
「”ドキドキの 入学式 桜舞う”」

譜久山奏斗
「”張り切って 登校したら まだ休み”」

広沢悠真
「”新しい 気持ちになって 靴を買い”」

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

長谷川創多
「以上、”フレップ心の俳句”でした……」

譜久山奏斗
「でした……」

長谷川創多
「”フレップ心の俳句”とは、 フレップラジオ、略してフレラジの冒頭を飾るコーナーです。 リスナーのみなさんから頂いた課題をもとに、毎回俳句を詠みます。 ちなみに、今回の課題は”新学期”でした」

『みなさん、こんにちは。
私はこの春、専門学校に入学するため上京しました。
先日、学校が始まったのですが、友達がまだひとりもできません。
知り合いが誰もいないし、なかには変わった感じの人もいて、 どうすれば友達になるキッカケを作ることができるのかわからないのです。
みなさんは新学期をどうやって乗り切っていましたか?
もし、よかったらアドバイスをください』

キャンディネーム:ローズガーデンさん



長谷川創多
「みなさん、ぜひ”ローズガーデン ”さんと俺にアドバイスをお願いします」

広沢悠真
「その前に、カナの俳句が気になるんだが」

譜久山奏斗
「いやー、今年こそ頑張ろうと思って早めに登校したら、
まだ春休み中だったんだよ。 1日間違えてたっぽい」

広沢悠真
「ぽい、じゃないな。間違えたんだな」

譜久山奏斗
「たぶん気合入りすぎて空回りしたんだと思う」

長谷川創多
「そんなに気合入ってたの?」

譜久山奏斗
「入ってた。今期はどーしても評価会で褒められたい。
もうボロカス言われるのはイヤです」

広沢悠真
「評価会って?」

譜久山奏斗
「学生の作品発表会みたいなものかな。講評会ともいう」

長谷川創多
「そんなにボロカス言われるんです?」

譜久山奏斗
「ハイ。大学にもよるだろうけど、ウチは厳しいです。
特にクラスメイトからの評価が。
先生は生徒のヤル気を潰さないように批評するけど、
クラスメイトは容赦なし」

長谷川創多
「芸術系の大学行かなくて良かった~。 ま、入れませんけど。
でも、俺はゆまディーの俳句も気になった。春になると、靴を買うの?」

広沢悠真
「そう。第一歩は新しい気持ちで……と、新学期になると父に新しい靴を買ってもらっていた。 ちなみにイギリスは4月から新学期じゃないから、
桜や春のイメージはない」

長谷川創多
「俺はやっぱり入学式、新学期といえば桜かなあ。
で、アドバイスくださいよ。友達の作り方」

譜久山奏斗
「僕より創多のほうが友達作るの上手いでしょ」

長谷川創多
「とりあえず周囲に長谷川です、長谷川です、と自己紹介しまくっておきました。 会う人会う人に”雑誌で見た気がするけど、名前がわからない”って
言われて」

広沢悠真
「俺もカフェで隣席のOLさんたちが囁いてるのが聞こえた。
”芸能人だと思うんだけど、名前がわかんないんだよね~”って」

譜久山奏斗
「悠真くんです」

長谷川創多
「覚えてください。悠真くんです」

広沢悠真
「ドラマで毎回ヒロインといったん付き合いそうになるものの、
最終的にフラレる役をしている広沢悠真です」

譜久山奏斗
「自分で言わないの~~」

広沢悠真
「この前もフラレたばかり」

長谷川創多
「見た。最終回の土壇場で婚約指輪を返されてたね。
でも、カッコよく”いいんです、早く彼のところへ行ってあげてください”
って言ってた」

広沢悠真
「現実だったら、”エー!?”と叫んでると思う。
けど、最終回までちゃんと出番があって嬉しかった。
応援してくれた方、ありがとう。
で、質問は新学期における友人関係の構築方法だったか?
俺は服装の趣味が似ているヤツに話しかけるようにしてたぞ」

長谷川創多
「そうなの?」

広沢悠真
「ああ。服装や持ち物を見れば、そいつが属するカテゴリーがわかる。
で、自分と類似カテゴリーの奴に話しかけると成功率が高い。
逆にかけ離れたタイプは何度話しかけても無視される。
俺なら白シャツ野郎。白シャツ野郎を見つけたら、あいさつする」

譜久山奏斗
「白シャツ野郎とは」

広沢悠真
「とりあえず白シャツ着てる男のことだ。
清潔感があればOKと考えて、とりあえず白シャツを着ている。
つまり、俺と同じシンプルな考え方をするヤツ。 そして、絶対に話しかけてはいけないのは迷彩タンクトップにモヒカンスタイル」

譜久山奏斗
「迷彩服にモヒカンって何系? 世紀末系?」

長谷川創多
「じゃあ、趣味をアピールしておくと友達ができやすいってこと?」

広沢悠真
「そう。例えば、ギターを持って歩いてればバンドやりたいヤツが声かけてくるだろ?」

長谷川創多
「じゃあ、”ローズガーデン”さんは俺たちの缶バッジをつけておけば」

広沢悠真
「アイドル好きのクラスメイトが”仲間発見!”で、話しかけてくれる。
同じアイドルが好きじゃなくても、とりあえず趣味を共有できるし、
話も合うからな」

譜久山奏斗
「そしたら、逆にたまたま服が無くて、仕方なく迷彩服を来て登校したら」

広沢悠真
「迷彩服にモヒカンがツーリングに誘ってくるだろうな」

譜久山奏斗
「うわ、新学期の服装って重要だね。三島くんにも教えてあげよう」

広沢悠真
「同じ理由で、できれば受験前に学校見学はしたほうがいいぞ。
校舎じゃなくて学生たちのファッションを見とけ」

譜久山奏斗
「その学校に馴染めるかどうかの空気感が分かるんだね」

長谷川創多
「ということで、”ローズガーデン”さん。 俺たちの缶バッジをカバンにつけて登校してみてね。 きっと気が合うお友達が見つかるよ」

譜久山奏斗
「創多はそういう意味で通学の服装は大丈夫?」

長谷川創多
「俺は学内では多数派ですね。むしろ埋没中。
色は無難な白、紺、黒、グレーからセレクト」

広沢悠真
「お前のファッションコンセプトは?」

長谷川創多
「無難。三島くんと同じです。とにかく冒険しないことを大事にしてる」

譜久山奏斗
「じゃあ、きっと友達できるね。
カイシくんとかオキとかは浮いて浮いて仕方ないだろうなあ」

長谷川創多
「あのふたりはポンチョとか袴とか着ますからね。
しかも、バタフライが舞ったり、マダムみたいな帽子かぶったり、
ワケわかりません。 ぱっと見、金田一耕助じゃないですか」

広沢悠真
「お前、あれは某有名デザイナーのブランド服だぞ……」

譜久山奏斗
「あと、袴じゃなくてガウチョパンツね」

長谷川創多
「そういう新しい言葉を生み出すのヤメテ。追いつけないから。
それでは、フレップラジオ第13回 ”みんな、恋のワンダーランドは買ってくれたかな? ふつおた祭り”第2回 を始めます」

譜久山奏斗
「要するに今日はふつおたをたくさん読む日ですね?」

長谷川創多
「そうです。恋のワンダーランドの感想もちょいちょい入れていきたいと思います。 まず、最初のふつおたはキャンディネーム”新刊くださいZ”さん。 あ、これ、俺が夏に出す予定の新刊ですかね。ちなみにタイトルは ”うちのリーダーが人魚らしいんだが、いつから人間だと錯覚していた?”になります。 期日までに入稿できたら出します」

譜久山奏斗
「僕は人魚だけど、オキは魚だからね。魚……くっ……あははははは!
お、思い出しても笑える……あははっはは!」

長谷川創多
「リーダーが笑い死にしそう。沖田奈緒、絶許」

広沢悠真
「俺なんて桐生開志にマグロと言われたぞ。
あいつこそ桐生ヒラキでいいよな。 干して焼いてやる」

譜久山奏斗
「あははっはは! やめ、やめ……て……お腹いたい……!」

長谷川創多
「では、読みます」

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