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Let's Groovin'!!オカソウのターン!Vol.3(岡村)

ご機嫌よう。さあ今週もやって参りました『Let's Groovin'!!オカソウのターン!』

今週で第3回目なわけですが、タイトルをもう少し短くすればよかったと後悔し始めております…(打つのがめんどくさい)

さて今回は先週の宣言通り、Filmlandにまつわる楽曲紹介編に戻ります。
初回の続きになるので、まだ読んでない方は是非まずこちらから読んでみてください。

https://note.com/filmlandofficial/n/ncb415714c5bf


引き続き4月初旬にMVを公開した「Full Swing」についてなんですが、こちら再生回数1000回を突破しました!

https://youtu.be/crj3V0GIVCM

観てくださった皆さまありがとうございます!(ようやくかって感じもしますが…)

諸事情でデジタル配信はもう少しだけ先になりそうなので、是非今の間にMVの方ヘビロテしてやってください。笑


というわけでこの前は一部分にフォーカスした内容でしたが、今回は「Full Swing」のアレンジ面での根幹に関わる一曲をご紹介。


Australia/The Shins


・Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/australia/669287796?i=669287835

・Spotify



USインディーロックバンド、The Shinsの一曲です。

軽快なハネ感と伸びやかなフィールのバランスが気持ちいいポップソングですね。
気取ったあざとさみたいなものが全く感じられないのがまた良いです。

「Full Swing」のベースラインでは、中抜きのハネフレーズを随所に散らばせつつも大枠で捉えるとペタッと感じるグルーヴをかなり参考にしています。サビのフレーズなんかは割とモロです笑


シンズの楽曲はこの「Australia」が収録されているアルバム『Wincing the Night Away』まではあの『サブポップ』からリリースされており、このアルバムはなんとビルボードで2位を記録してたそうでグラミーの一部門にもノミネートされてたそうです…
(恥ずかしながら正直これは今回改めて調べて知りかなり驚きました)

実際歌モノのアレンジとしても秀逸で、直球ストレートな根幹部分と、練り上げられた絶妙なニュアンス部分が両立されています。しかも楽曲ごとにジャンルもバラエティに富んでて面白い1枚です。

本場アメリカでの人気に対して日本ではさほど浸透していない印象があるので、そのあたりはUKインディと比較すれば日本ウケにマストな要素が何なのかとか見えてきそうで面白いですね。

個人的にはこの曲に限らずですが、力強く渋さもあるボーカルと自然な抜け感あるサウンドのコントラストがシンズの魅力の一つだと思っています。


そしてもう一つの大きな魅力として上げられるのが大胆なライブアレンジ。

例えばこの『Port of Morrow』に収録されている「No Way Down」という曲ですね。

[音源]
・Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/no-way-down/508338147?i=508339150

・Spotify

https://open.spotify.com/track/1YddKfSvj4m0AyIeroFVaY?si=CcoAdYp_RXyca4-Ia5P0Cw&dl_branch=1


[ライブ]

https://youtu.be/b9vDylXln_E


こちら比較すれば一目瞭然なんですが、もう違う曲かな?ってぐらいのアレンジです。

ほんのりサーフを感じさせるミッドテンポが心地良いポップス寄りな音源に対して、ライブver.ではドラムのフレーズがほぼ全部ガラッと変わっていて裏拍が強調されています。

テンポの大幅変更に伴い楽曲のノリ自体が全くの別アプローチに。パーカスもふんだんに入れられていてワールド感とインディー感が強くなってます。そしてまたBメロのギターとベースのフレーズがかなり良いです。

音源では慎ましくいい子にしていたバックのバンド隊がライブではそれぞれの個性を爆発させるようなアレンジに仕上げられており、正真正銘彼らはロックバンドであると感じざるを得ないです。
正直今までフォーク・カントリーはほとんど通っていなかったので、初めて音源だけを聴いた時はあまりピンと来なかったですが、ライブアレンジで一気に引き込まれましたね。


今回紹介したシンズのように、音源での第一印象をライブで超える・或いは新たな印象や解釈を付与してくれるバンドは本当にかっこいいですよね。

そんなこんなで、音源でしかできないことやライブならではのアレンジなど多角的なアプローチができるようなバンドを我々も目指し日々精進しております…笑


とまあ今回もまた長くなりました、、
一旦「Full Swing」にまつわるベースのお話、楽曲紹介は以上になります!

サタデーナイトにまたアオウ‼︎

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