Let's Groovin'!!オカソウのターン!Vol.4(岡村)
ご機嫌よう。土担の岡村です。世間はGWが終わり労働の日常に戻るも束の間、また連休ってわけですね。休み過ぎですね。最高ですね。僕は今日も馬車馬のようにハッスルしてます。
と、言いつつ今年はFilmlandもGWの上澄みを啜らせて頂きました。
というのも先日GW中に名古屋で開催されたサーキット「GOLD RUSH 2021」にお呼ばれされました。
こんなご時世で弾丸だったのでサクッとですが、名古屋城から栄の街まで堪能させて頂きました。
大阪で18年、京都で4年、神奈川・東京で2年過ごした自分ですが、名古屋の都市部はそのどれにも当てはまらないような活気があって好きなんですよね。
飲み屋やホストが立ち並ぶ栄、新栄の繁華街にはかなりの数のライブハウスが密集していて個人的には最高です。音楽とお酒が好きな人の遊び場だけはコロナにも負けず生き残って欲しいですね。
是非またライブしに行きたいです。
はい、これ以上続けるとただのブログになっちゃうのでそろそろ本題入ります。笑
今回はコーナータイトルにピッタリなアーティストをご紹介。
THE BRAND NEW HEAVIES
はい、UK発アシッドジャズの王様ことザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズですね。言わずと知れたレジェンドバンドです。
彼らのバンド名にまつわる話で、当初別名でリリースを果たした彼らでしたが、あのジェームス・ブラウンから"新しいヘビーファンクの大臣"的な感じで称されたことから今のバンド名を掲げたというのは有名ですね。
これ、自来也・大蛇丸・綱手が半蔵から善戦したことで伝説の三忍と呼称された下りと同じアツさありますよね。マジで。(ナルトファンなら分かるはず…)
学生時代ジャミロクワイを初めて聴いたあの日を境にアシッドジャズの虜になってる私ですが、恥ずかしながらブランニューヘヴィーズをじっくり聴き始めたのは割と最近なんですよね。後発のアーティストから入ったことで分かった彼らの凄さもあるので、そのへんもお話します。
・TBNH
2019年にリリースされたキレ良いファンキーなビートが全面に押し出されたアルバム。
新ボーカルのアンジェラ・リッチの加入でよりダンサブルな作品になっており、こちらが現行の最新作です。
様々な熟練ボーカリストを迎えて入れ替わり立ち替わりで変遷するバンドで、この作品は歴代レジェンドボーカル大集合的な作品になってます。
そんな彼らの中心的な存在が、結成当初からのオリジナルメンバーであるアンドリュー・レヴィ(Ba.)とサイモン・バーソロミュー(Gt.)。
ベーシストの僕は今回特にアンドリューにフォーカスします。
Andrew Levy(アンドリュー・レヴィ)
もうこのビジュアルで2000%手練れベーシストって分かりますよね。
ソロ名義でも作品をリリースされているスーパーベーシストです。
個人的に挙げたい彼のベースの魅力が
巧みなゴーストを駆使して的確にリズムのツボを抑えてくるハネのフレーズ・シチュエーションに合わせてローBを響かせるオクターブの包容力・時に前に出てアンサンブルを牽引していくパワフルなアタック感の三つです。
どれも現代の後発ブラックミュージックアーティストに散見される要素ではあるんですが、やはり80年代に台頭した元祖として、90年代以降のR&B・ソウル黄金期の流れを作った大きな要因の一つになっていると思いますね。
そんな要素が盛り込まれた中でも最強のキラーチューンがコチラ。
・You Are the Universe(アルバム"Shelter"より)
彼らの4作目のアルバム「Shelter」の4曲目に収録されている楽曲。マイケル・ジャクソンとも共演した歌姫、サイーダ・ギャレットをボーカルに迎えた大人気曲ですね。
この曲は踊れるビートを軸にしつつも、歌メロがめちゃくちゃキャッチーでポップス的な分かりやすい展開をするのでアシッドジャズって何??って方には入門の一曲として強くお勧めします。笑
ベースのアレンジもそういった展開に則っておりAメロ、Bメロ、サビへとダイナミクスの緩急が完璧な一曲です。
この他にもブレイクのきっかけになった彼らのセルフタイトルアルバムや、ボーカリスト・エンディア時代の黄金期などまだまだ紹介したいのですがキリが無さそうなので一旦ここらにしておきます。。。笑
というわけで彼らのナイスグルーヴな楽曲はまだまだあるので是非この機会に聴いてみて下さい。
それでは最後にアルバム『Shelter』より「You Are the Universe」の一節を弾いてみたのでどうぞ。
You Are the Universe Bass Cover
サタデーナイトにまたアオウ!!
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