はじめてギター配線組んでみた
今回いじったギター
今回いじったギターは、Squier の Contemporary Stratocaster® HH FR です。これは他店より1万5千円くらい安くイケベがAmazonに出品していたものを買いました。なぜ安いか何も書いてなかったので不安でしたが、普通に新品でした。
ただトラスロッドを回してみましたが、結構順反りしているようで、ほぼ余裕がない状態でした。もう少し順反りすると調整できないような状態です。ローステッドメイプルも普通に反りますね。
あとポジションによっては少しビビりますが、新品のギター買ったら調整に出すのが普通なので、調整してもらえばいいだけだと思います。
ピックガード購入
ピックガードごと交換したかったので、Amazonで Musiclily のべっ甲柄ピックガードを買いました。SSH配列にしました。というかHH配列がなかった。
ピックアップ選択
今回のピックアップは家にあるものを使いました。シングルふたつは、Fender Made in Japanについていたピックアップです。ハムバッカーは、先日レスポール用に買ったのですが、行き場を失った Tone Emporium TE-20 Custom '59 P.A.F. Alnico II Neck Humbucker Pickup です。ネック側のピックアップですが、シングルコイルとのバランスを考えて、出力が低そうな Alnico II をブリッジ側につけました。
配線
ポッドやスイッチ、配線材などのパーツは、すべて定番を買いました。初めての配線なので、特にこだわりはありません。
早速、ピックガードにパーツを付けて、はんだ付けしていきます。少しはんだ付けの練習はしたのですが、やはり難しいですね。特にポッドの背中に付けるのは苦労しました。長時間熱を加えるとポッドが劣化すると聞きますし。
ギターに取り付け
まず、ギターに付いているピックガードを外します。ジャックとトレモロにアースされている線がボリュームポッドの背中にはんだ付けされているのですが、これが外れません。はんだごての先が太いのを買わないといけないかな。今回は横着して配線切ってしまいました。
新しいピックガードを取り付けます。元々1ボリューム、1トーンのギターなので、トーンポッドふたつ入るザグリがありませんでした。急遽1ボリューム、1トーンに変更して、ピックガードのトーンの穴ひとつはそのままにすることに。
ピックガード加工
予想はしていたのですが、ピックガードは Fender の他のモデルのピックガードなので、サイズが違います。ピックガードを削っていきます。ネックジョイントあたりを少し削ります。昔買ったミニルータという工具が大活躍でした。ネジ止めの位置も微妙に違うので穴を大きくしていきます。
完成
苦労してやっと完成しました。なかなかカッコいい。自己満足。
音出ししてみましたが、変なノイズもなく成功したようです。若干音がこもっているようにも思えますが、よく分かりません。元々 Fender Made in Japan のストラトも少しこもっているように感じたのでピックアップの特性かもしれません。次回シングルコイルは別のピックアップに変えてみたいです。良かったのは、SSH配列なのに各ピックアップの音量差がなくて、結構使えそうです。リアハムはなかなか良さげです。Tone Emporiumのピックアップは、シングルもハムもいいですね。安いですし。
追記
知らなかったのですが、オレンジドロップにも種類があるみたいですね。今回使ったのは 0.047uF です。0.022μFの方が良さげですかね?
あと、ボリュームポッドもトーンポッドも250Kを使ったのですが、トーンだけ500Kにすると良いとか何とか。奥が深いですね。
追記2
やはり他のギターと比べると音がこもっていて、少し変な音がしたので、ハンダ付けをやり直しました。そうしたらいい感じの音になりました。全然こもっている感じはないです。むしろ少しトーンを絞った方が好みかも。パーツ買い直す前でよかった!