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ついに中判に手を出した高校生。【Semi Leotax R型編】
うおおおおおおお!中判だぁぁぁぁぁ!!!(興奮)
あ、すみません。どうもインディゴです。
昨日、とある1950年代の蛇腹カメラが家に届いた。
、、、なぜこうなった。
ことは少し前に遡る。以前、ヤフ○クで、気まぐれでヤシカフレックスという二眼レフを買った。
かなり期待していたのだが、使ってみると、上から覗くのと、シャッターと巻き上げが連動していないのはどうも性に合わないし、貼り革もぺろぺろと剥がれてしまっていた。
こりゃ手に負えんとなって、入手した価格の6倍ほど(強気!)で売りに出したのである、、、『売れないだろ』と高を括っていたら、案外すんなりと売れてしまって、それっきりだった。
★購入の巻★
それから気が遠くなるような年月(※数ヶ月です。)が経ったころに、いつものようにネットサーフィンをしていると、何やら革ケースに入ったカメラを見つけた。露出計らしいものもついている。
![](https://assets.st-note.com/img/1721185514535-hjDZkMfwAp.png?width=1200)
これがそれだ! それがぁこた〜えだァ♩(関係ない
調べたら、蛇腹式の120カメラ、Semi Leotax R型であることがわかった。
蛇腹を開いた写真がなかったのと、なぜか裏蓋が閉まっていなかったので、状態が不安だったのだが、たった1円という、申し訳なくなってくるほどの驚異的安さも手伝って、気づいた時には、指が勝手に、疾きこと風の如く入札していた。
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![](https://assets.st-note.com/img/1721185338389-fu1NgmW546.jpg?width=1200)
そうゆう経緯でもって、数日後きたのがこいつである!(※ジャジャーンという効果音を流しながら見てください
梱包を開けて真っ先にしたことはもちろん、一番の心配事である、カメラの状態チェックである。パッと見てみる限りは、未整備の古いカメラには必ずあると言っていい『ファインダーのくもり』と、『距離計の中の二重像が薄い』というくらいで、大きな破損はない。
しかし、慢心するなかれ、一番肝心なのは蛇腹である。そっと、何十年も開かれなかったであろう蛇腹部分を開けてみる。中からは、綺麗な丸っこいレンズと、蛇腹が出てきた。
幸いにも、どこも破れたりしていなかったのは奇蹟であろう。蛇腹の修理は、時にカメラ本体以上の値段がすると聞いている。安い当機ならなおさらで、何としても避けなければいけないところであった。
★120フィルム高いの巻★
一見落着したかのように思われるが、実はまだ問題が残っている。
そう、フィルムの調達だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1721190798685-4wdAvHN6IE.png)
ま、まあまあ高い、、、
35mmであれば36枚撮れるので文句はないのだが、ブローニーは当カメラで17枚くらいしか撮れないので、大問題である。
期限切れを使えば安くていいじゃん!?という思いつきも実行に移せない。なぜなら、期限切れを現像に出すなんて馬鹿馬鹿しいし、モノクロは現像が高いので、どちらにしろ自家現像するのだが、現像タンク用の120フィルムを巻く芯が、現状ない。
、、、私は考えた。どうにか120を安く使えないか。昼も眠らずに(?)考えた。
結局、期限切れの35mmフィルムを巻き直すことで解決した。
、、、何を撮りに行こうかなあ。
★撮影し次第、画像を投稿する所存であります。しばらくお待ちください。
★『Semi Leotax R型』というカメラについて★
『Leotax(レオタックス)』といえば、戦争の傷跡の残っていた頃の日本で、ドイツ製のカメラの代名詞と言える、ライカのコピー品の生産を行なっていたことが有名であろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1721191971746-olnFrgx9z9.png?width=1200)
このレオタックスが作った蛇腹カメラである。
R型は比較的後期のモデルで、ピント合わせと非連動の距離計がついている。(当機のものは薄すぎて使えないが。)
また、レンズにいくつかグレードがあるらしい。当機についているものを確認したところ、なんと最上位のトーコーというレンズがついていた!
ラッキーすぎである。
★その他諸元★
・シャッター速度 B~300
・絞り 3.5~22
・レンズ 『トーコー』
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