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待草雪
2021年1月30日 15:59
何時かは、誰もが必ず今までの自分を捨てねば生きられなくなる時が来るのだろう。これまで居た巣は心地良い。それが、居てる時は辛く苦しい絶望しか無いと感じていたものだったとしても。 背の後ろにこれまでの全てを放り出す行為は、今居る場所に違和感を抱いた瞬間にこそ行うべきだろう。だが、出来る人間はごく僅かしかいない。成長を無理に拒む限り、滑稽に歪み、醜くなっていく。 何時迄も身の丈を認めぬ欺瞞。決して