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アーサー・コナン・ドイル北極日記3月23日

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3月23日火曜日

晴れた朝、数頭の良いアザラシが視界に入った。エクリプス号がついに到着して、船長は夕食前にエクリプス号に行った。 蒸気力で右方向に数マイル航航行した。一日中強風が吹いた。[華氏]氷点下11度[訳注1]。とても冷たい風。艤装が氷で覆われている。お茶の前にマストの上の見張座に登ろうとしたが、ちょうど私が登りかけた時、戦場が私を呼び戻した。彼は私が凍傷にかかってしまうと考えたようだ。カインからすばらしい小物入れをもらった。カーナーは、[南北]戦争前、ニュー・オーリンズで港湾労働者として日給1ポンドで働いていたと私に言った。今、港湾労働者は日給1ドルしかもらえない。[南北]戦争中、船長はリバプールを出発する封鎖破りの船[訳注2]を見た。その船は細長いクモのような高速の蒸気船で海の色に塗られていた。ほとんど船乗りが必要としないようなキニーネ[訳注3]が積荷だった。気圧計が再び上昇。

訳注

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