『悲劇―タメルラン大帝』第2幕
バヤジットが処刑台の上にいて斧を持った処刑人、矛槍や剣を持った者たちがともにいる。タメルラン、マンドリカルド、オドマー、アブダラが入場。処刑人がまさに斧を振り下ろそうとした時、アーセイニーズとアクサラが急いで入場。
アーセイニーズ:待て。おまえの血まみれの手を止めよ。振り下ろすなと私はおまえに命じる。
タメルラン:私の命令を撤回させようとするとは、なんと大胆不敵な闖入者だ。
[中略:アーセイニーズがバヤジットを助命するようにタメルランに懇願する。タメルランは、アーセイニーズの服装を見てバヤジットとの戦いで活躍した者だと悟り、報酬としてバヤジットの助命を認める。バヤジットはアーセイニーズの言葉にもかかわらず、処刑人に処刑を執行するように促すが、そのまま連行されて退場する]
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