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ジェロニモ自伝―第3部 白人 第18章 ジェロニモの降伏

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ブリトン・デーヴィス『ジェロニモに関する真実』(1929年)から転載

[この章は、編者がジェロニモの降伏の状況を各種の資料を使って説明する形式を採用している]

1887年2月11日、上院は以下のような決議を可決した。

「ジェロニモの降伏に関するマイルズ将軍の公文書、同上に関するマイルズ将軍に与えられた指示と通信を上院にすべて送達するように決議する」

こうした文書は、上院重要文書、第49議会第二会期、1886年から1887年、第2巻、111番から125番として公刊されている。ジェロニモの降伏の状況に関する網羅的な説明のためにその文書を読者に紹介するべきかもしれないが、この章では降伏の条件について手短にまとめ、ジェロニモによる声明を一部なりとも確認する。

アリゾナ管区の指揮を担うにあたって、ネルソン・A・マイルズ将軍は、敵対的なアパッチ族を壊滅させるか、もしくは捕獲するために積極的な作戦を駆使するように陸軍省から指示を受けた。

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