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『ラ・ロドモンタード』第5幕

[中略:プルートーンは王笏を失い冥界の大半を奪われたことを嘆き、オリンポスの神々の助けを願う。それに対してプロセルピナはオリンポスの神々が当てにならないとプルートーンに忠告した後、マンドリカルドの復活を告げる]

マンドリカルド:とにかく私は不覚を取った恥辱をすぐに晴らさなければならない。ロドモンテよ、いったいどこだ。私の力を完全に奪おうとするなら叩きのめすだけでは十分ではないぞ。卑劣な罪で天罰を受けて後悔しないようにおまえは、無能な亡霊たちに訴えかけるがよい。無駄な努力をしても暴虐を止めることはできないと。そして、おまえの暴虐を阻止する力と勇気を持つ私に向かってこい。プルートーンよ、落ち着いてよく見てほしい。気を確かに持つように。もし私があの邪悪な亡霊の力からあなたの王国を開放できなかったら、数多の責め苦を私に与えてもかまわない。奴はあなたの権威が冥界にあまねく行き渡るのを妨げている。

プルートーン:亡霊よ、おまえは私のために何をしてくれるのか。嘆かわしいことに奴はわが不屈の王笏を右手に持っている。奴が繰り出す攻撃は、多くの館に吹き荒れてこの暗黒の領国を震撼させるだろう。よく聞け、マンドリカルドよ、おまえの挑戦を止めるのだ。奴はおまえの勇気も力も気に留めていないのだから。

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