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ロビン・フッドの武勲③

第二篇から続く

第三篇

さあさあお聞きあれ、紳士諸君、この場にいる皆さま、騎士の従者になったリトル・ジョンのお話を。きっとお楽しみになれるはず。

あるうららかな日のこと、若者たちは弓の腕比べに出かけることになった。リトル・ジョンはすぐに弓を手に取って一緒に行こうと彼らに言った。

リトル・ジョンは3度矢を放ち、毎度、柳の細枝をまっぷたつにした。高慢なノッティンガムの代官が的のそばに立っていた。

代官はジョンの弓の腕前を見て強く断言した。「この男は私が知る限り最も優れた射手だ」

「勇敢な若者よ、どうか私に名前を教えてほしい。どこの地方の生まれか。それでどこに住んでいるのか」

「ホールダーネス[イングランド東部海岸沿いの地域]の生まれで母の一人息子です。故郷ではレナルド・グリーンリーフと呼ばれています」

「レナルド・グリーンリーフよ、私の所で仕えてみないか。給金として年に20マルク[ 13と3分の1ポンドに相当する。]支払おう」

「私には主人がいます」とリトル・ジョンは言った。「礼節正しい騎士です。もし主人からお許しがいただければ、好都合です」

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