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『ロラン夫人回顧録』第一部⑥

 補足の覚書。私は、行動の重要性と義務についてあらためて熟慮して堅信礼を受けることになった。すなわち、最初の聖体拝領に向けて私に準備させなければならないと言われた。私は聖なる畏敬を強く感じ、祈祷書を読み、永遠の幸福、もしくは永遠の不幸という重要な物事に心を囚われた。いつのまにか私のあらゆる思想はそうした[聖なる]側に傾いていった。

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