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ジェロニモ自伝―第4部 新しきものと古きもの 第22章 信仰

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我々の原始的な信仰では、ユセンと我が部族民に対する関係のみが我々の宗教的責任に付随するものだと考えられてきた。来世の状況に関して、我が部族民は特別なことを教わらない。すなわち、我々は死後の生活との関連や状況についてはっきりとした考えを持っていなかった。現世の後に来世があると我々は信じていたが、人間の死後の生活について我々に語った者は誰もいなかった。私は多くの者たちが死んだのを見てきた。しかし、私は魂と呼ばれるものを見たことがない。私はそれがどんなものか知らないし、キリスト教におけるその点についてもいまだに理解していない。

義務から解放されればその者の死後の生活が楽しいものになるだろうと我々は考えているが、そうした死後の生活が現世の生活よりも良いかのか悪いのかわからず、それについて我々に教えられる者は誰もいなかった。我々は、死後の生活において家族と部族の関係が再開されることを望んだ。我々はそのように死後の生活を信じていたが、それについて知らなかった。

サン・カルロス居留地に住むようになった時、戦場で意識を失って倒れた時、実際には死んでいて魂の地を通り過ぎたことがあるとあるインディアンが私に語った。

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