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ロビン・フッドの武勲⑦

第六篇から続く

第七篇

王が大勢の騎士たちとともにノッティンガムにやって来た。できれば高貴な騎士とロビン・フッドを捕えるために。

王は、ロビン・フッドについてその地方の人びとに聞いた。勇ましく強い高貴な騎士についても聞いた。

事情を訴えられた時、われらが王はその訴えに理解を示した。そして騎士の土地をすべて取り上げた。

王はランカスター州のあちらもこちらもすべて回った。それから王はプロンプトン御猟園に赴いた。王は多くの鹿がいなくなっているのに気づいた。

われらが王は多くの鹿を群れを見たいと思ったが、立派な角を持った鹿は1頭しか見つからなかった。

すっかり激怒した王は、三位一体に誓って言った。「ロビン・フッドをきっと捕えてこの目で奴を見てやるのだ」

「騎士の頭を切り離して私のもとに持って来る者にリーのリチャード卿の騎士の土地を与えよう」

「私は、私の手で国璽を押した勅許とともに土地をその者に授けよう。美しいイングランドで永遠にその土地を所有できるように」

立派な年老いた騎士が固い信念を込めて言った。「わが主君たる王よ、あなたに一つだけ申し上げておきます」

「この国に騎士の土地を得られる者は誰もいないでしょう。ロビン・フッドが手に弓を持って縦横無尽に駆け回っている限りは」

「被り物の中にある珠玉のような頭をロビンが失わない限り、わが主君たる王よ、いかにお気に入りの者であれ土地を与えてはなりません」

半年間以上もわれらが優渥なる王はノッティンガムに滞在した。ロビン・フッドがどこにいるのか王が耳にすることはなかった。

善良なロビンは奥まった場所や丘をいつも通っていた。そして、王の鹿をいつも殺して好きなように処分していた。

王の膝元に控える高慢な御料林係は言った。「もし善良なロビンにお会いになりたいなら私の言う通りに行動してください」

「5人の腕利きの騎士をお供として選んでください。そして向こうにある修道院まで歩いて行って修道士の服を手に入れてください」

「私は案内役になって先導します。私の頭を賭けてもかまいませんが、あなたがノッティンガムに至る前に」

「あなたは善良なロビンと会えるでしょう。もしロビンが生きているならあなたがノッティンガムに至る前にその目でロビンを見られるでしょう」

われらが王は急いで準備を整えた。5人の騎士も同じく準備を整えた。彼らはそれぞれ修道士の服を来てすぐにそちらへ急いだ。

われらが王は被り物の上は美々しく、頭上につば広の帽子を戴き、修道院長であるかのごとく街の中に馬を乗り入れた。

われらが王は固いブーツを履いていた。実のところ、王は歌いながら緑林に馬を勧めた。修道士のいち団は灰色の服に身を包んでいた。

荷馬と大きな駄馬が王の後に続いた。彼らは緑林に至るまでシナノキの下を1マイル進んだ。

そこで彼らは、道に立っている善良なロビンと遭遇した。実のところ、多くの勇ましい射手たちも同じようにしていた。

ロビンはその場で王の馬をさっと捕らえて言った。「修道院長さま、お願いですから少し待っていただけませんか」

「我々はこの森の緑の木の下の自由民です。我々は、緑の木の下でわれらが王の鹿の近くで暮らしています」

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