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草露 文(あや)
2023年9月14日 17:25
死を忌む人に 以下の歌は、句は読めない 転べば 立ち上がることも 無い体 人生を やり直したいと 本漁る 「明日死ぬとしたら 今日は何したい?」 何も無いとは 言えないままで 安楽死は こんな感じかと 天井を見つめる 午前四時半 秋風に 吹かれ無になる 体かな 楽しさとは 一体、何なのでせうかと 問うて秋風吹く我が径 飲んでやっと 落ち
2023年8月19日 19:09
僕は僕を壊してしまった。 ポジティブ言葉と ポジティブ思考は 宗教だったのかもしれない。 そんな場所に居た僕は 一旦離れて、自問自答をする。 自分は誰? どんな人? それが良かったか悪かったか 本当の僕が表れた。 虚しき存在 悲しき存在 滅ぶべき存在 僕は滅んでいくんだなあと その時にふと思った。 そして、虚しさが残った。 僕は、たぶん、もう駄目なん
2023年7月13日 01:17
「生きる意味を見失った」 夜中に目が覚めて 一に思った 夜の静寂が 煩く感じる程に この感情を 何かで紛らわしたい 夜中という時間が 僕に何かをくれるような 気がしたのだけど 憂鬱しか貰えなかった 眠ったほうがマシだと 分かってはいるけれど 何かをずっと待っている それは希望か? それとも幸せか? もしかしたら 明け方近くの 白んだ空かもしれない
2023年6月30日 16:08
何も書けなくなってからが 本当の詩人だと、誰かが言っていた 僕は今、詩を書けていますか 何も題材が無く 閃きも無く 日常に思うところも無く ただ衾を被って 生きている僕は 詩人ですか 書けば書くほど ただ恥に恥を塗り重ねて 書いたものを反芻しては 慚愧が襲いかかる 生きてるかどうかさへ 怪しいこの身を引き摺りながら 何かを探して 何も見つからない 書き