FileMaker の「現在の検索を保存...」について
Claris FileMaker で検索モードに切り替えて検索実行した後、その検索条件を保存することができる。
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この機能はヘルプには次のような記載がある。
検索条件の保存
最近行った検索は、[最近使った検索] の一覧で確認することができます。複雑な検索条件を定期的に使用する場合は、後で使用できるように名前を付けて保存することができます。
また、同じくヘルプの「保存済み検索条件の管理」に次のような記載がある。
保存済み検索条件、または最後に使用した検索条件を利用できるかどうかは、そのユーザが使用しているアカウントとレイアウトのベースとなっているテーブル (検索条件で参照される関連テーブルなど) に応じて決まります。
この現在の検索を保存する機能は「アカウント名」などに紐づいているので、アカウント毎に保存されると考えて良い。
FileMaker Cloud の場合は、Claris ID でサインインすることになり今までのアカウントとは異るため、ずっと貯めてきた「保存された検索条件」は見えなくなるので注意が必要だ。
FileMaker Cloud に移行する際は、保存された検索条件は諦めるかよく使う検索条件はスクリプトで構築するのが吉だと思う。
以上備忘録でした。
メモ
検索条件で利用しているフィールドがそのレイアウトにある場合は、保存された検索が一覧に出てくるよ。